聖なる川”ガンガー”。 ヒトだけでなく、死んだ家畜も当たり前に川を流れていた。 生と死について こんなにも直球な場所は初めてだった。
門を抜けたところ。見事なまでの左右対称な風景に心奪われます。インドの埃っぽさすらその神秘さを演出するもやに見えますね。
さすがヒンドゥー教の大学。構内に立派な寺院があります。デリーのラクシュミー・ナラヤン寺院もそうですが、ヒンドゥー教の建物はパステルカラーを中心にしたものが多く、可愛さダントツです。
メトロに乗ってデリー最大のモスク、ジャマー・マスジッドに移動します。メトロでChawri Bazarに移動し、歩きます。このバザールの辺りから、インドの民達との濃厚な接触が始まります。この時正直に感じていた気持ちは「怖い」でした。
正直、この夕焼けを見るまでは初日にして「早く帰りたい」という思いでいっぱいでした。でもこのピンク色の夕焼けと呑気な像(象)を見ていたら、「世界は広いなぁ・・・せっかく来てるんだし、どっぷり楽しむか!」という気持ちに変えてくれました。
アグラから電車で13時間。寝台列車を予約しており、疲れも溜まっていたの爆睡。 あっという間のの13時間を経て、ヴァラナシジャンクション駅に到着。アグラで再びインドのキツい洗礼を浴びていた自分は暗い気持ちでこの街を訪れました。「ここもガンジス河のある有名な街だし、きっとまたしつこく絡まれるんだろうなぁ・・・。」正直な気持ちでしたが、それでもその先に出会えるであろう「未知」が自分の足を動かしていました。
このガートの最北部にあるのがマニカルニカー・ガート。ヒンドゥー教徒の火葬を行っているガートで、一日中煙が上がっているそうです。写真撮影は禁止と言われたのでこれ以上詳しい写真はないのですが、近くには死期を待つ老人たちが住むホスピスがあり、そこの管理人にが言うにはヒンドゥー教徒にとってこのガートで火葬され、遺灰をガンガーに流してもらうのは最高の幸せだそうです。
しかしここはインド。モスクには靴を脱いで入るのが基本なのですが、入り口には「靴預かってやるよ」とニヤニヤしながら話しかけてくるおじさんが。 インドだし、靴盗まれるかもだしなぁ・・・とヒヨった自分はしっかりお金を払って靴を預けました。(とは言え「このおっちゃんが盗む可能性もあるよな・・・という疑念を拭いきれませんでした。笑)