1989年12月ルーマニア革命崩壊、独裁者ニコラエ・チャウシェスクは特別軍事法廷で死刑判決、即日銃殺刑。高校生のころ、テレビで銃殺刑の様子と射殺されたチャウシェスクの姿を見ました。
https://www.youtube.com/watch?v=XsRQP7TifME
その後ルーマニアはEU加盟を実現し、リーズナブルで能力の高い人材を先進EU諸国に輸出しています。
あの場所に行きたい・・
ということで世界遺産ではなく、自分遺産。
ブカレストを歩き、思い出に浸りました。
写真
http://www.flickr.com/photos/marcy210/sets/72157624806897597/
Day 12010/07/14
増築中のブカレストの空港。
2007年EU加盟の影響はインフラが見えやすい。
写真は2010年なので、すでにピカピカになっているでしょう。
空港の到着ゲート。非常に不便。案内も不親切。
空港から市内行きは鉄道を選んだら、空港からシャトルバス(ワゴン)で最寄り駅まで。
ハンガリー人の教授と、「失敗した」と二人で笑う。
インフラ未整備。
電車は新車が来ました。
近郊列車内部。
ブカレストノルド駅
駅で夜行の切符を買う時、
1人の駅員は「tomorrow!!」と取り合ってくれませんでしたが、別の売り場では普通に当日の切符が買えました。
まだまだ接客が遅れてます。
駅構内は、フードコートがあり、沢山の市民が過ごしていました。
ブカレストノルド駅前。治安はあまりよくないです。気をつけて移動。
駅前のすたれた公園。朝から靴も履いていない、化粧もしていない薄汚い若い娼婦を5人ほど見ました。
一人が僕のところに交渉に来ました。
€80をNOKIA携帯で示した彼女は最終的に€20を提示。
もちろん買わないし、寄付するにも、周りに地元の人もおり、他の娼婦もおり外人の僕が安易になにかしてしまうこともできない。
過去のチャウシェスク政策、人口増加政策の負の遺産、「チャウシェスクの落とし子」の問題はこれからも続く。
外からの駅の眺め
ここは非常に治安が悪い。
夜は危険。
メトロ構内
時刻表はなく、先の列車が出発した時間を刻みますので、どの位まえに列車が出たかが分かります。東欧のメトロには多い方式。西欧もそうなのかな?
独裁者チャスシェスクの遺産、国民の館
ベランダでの演説は有名。
建設物としてはペンタゴンについで世界二位。
チャウシェスクが演説に使用した宮殿のベランダとそこから眺める通りはパリのシャンゼリゼ通りをパクッたもの。
目の前の広場で反政府との銃撃戦が行われた。
「チャウシェスク最後の演説」と反政府デモを日本のテレビで見ることになる。
彼はこの場で最後の演説をした。市民の抗議により演説は中断、彼の動揺をテレビは映し出す。
ショッピングモール
モルドバ行きの夜行に乗ります
Day 22010/07/15
モルドバとの国境
旧ソ連は線路の幅が広いため、台車ごと交換してしまいます。
その間我々乗客は車内で3時間ほど待機。
Day 42010/07/17
国立劇場と1989年革命のモニュメント
反政府勢力が始めに押さえたテレビ局。
テレビ局前にある革命モニュメント
Travel Tracking
Comment