フランクフルトからベルリンに向かう。当時、東西ドイツ分断〜ベルリンの壁崩壊くらいの物語がすごく好きだった。どんなドラマより人間臭くて。
Day 12004/09/07
フランクフルトからICEに乗ってベルリンを目指す。が、出発まで2時間近くあるので、駅の周りをぷらぷらする。
駅構内のホットドックバー。このソーセイジのうまさの破壊力たるや。パリっとした歯ごたえ、十分に聞いた塩、香草の香り、肉の旨味。
ドイツ人は毎日こんなうまいもん食ってるのか!
ICEはビジネスパーソンで賑わう。
ベルリン到着。こちらはzoo駅前のカイザー・ヴィルヘルム記念教会。
Sバーンを乗り継いで、シュトルコアー通りのホステルに到着。旧東ベルリンだったココらへんは、どうも閑散としている。均一な道路、均一な建物、愛想のない店員。本の十数年前までは、全く違う思想に支配されていた土地。
Day 22004/09/08
ベルリンの東の玄関、リヒテンベルグ駅で明日のポーランドいき夜行列車を手配。
旧東ベルリンは、どこもかしこも大規模な工事中。リヒテンベルグ駅の建物自体は完成してまもなくてきれいだったんだけど、やはりどこか閑散としている。
世界遺産、博物館の島をぷらぷら。
壁そのものは、結構薄くて高い。
ところで、よく間違われるのだけれど、ベルリンの壁は西ドイツと東ドイツを分けていたわけではなく、東ベルリン(旧ソ連統治)の中に離れ小島のようにあった西ベルリン(米英仏統治)を囲っていたのです。
まったり鑑賞。もうちょっと予習していけばよかった。
広場は午後のひとときを過ごす御仁で賑わう。
とても荘厳な造り。
ブランデンブルグモンにいた粋なおじさん。パイプの演奏が素敵でした。
菩提樹の並木が続く。のどかな風景の脇には、各国大使館が立ち並ぶ。ベルリンの興廃を目にしてきた場所なのだとか。
戦勝記念塔ジーゲスゾイレからのベルリンの眺め。階段が300段ほどあるとても高い塔なので、登るときは要注意。
ちなみに足元の森には、野生のうさぎが生息している。
アレクサンダー広場近くのバーで、スモークサーモンをば。けっこう油っこかったぜ。。。
Day 32004/09/09
壁の悲劇を異口同音に伝えた数多くの展示は、ボリューム内容共に◎。
ユダヤ人博物館。ここはとてもイデオロギッシュな内容だった。
リヒテンベルグ駅から、夜行列車に乗ってポーランドの首都・ワルシャワを目指す。
出発前に友人から「ポーランドはお世辞にも治安がいいとはいえない。十分に気をつけることだ。よいか、安全と快適は金で買える」という話を聞いていた。ポーランドとはいかなる国なのか。
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