Day 12019/11/15
かつての旧市街の入り口、フロリアンスカ門。
Day 22019/11/16
さて、今回のメイン、アウシュヴィッツ強制収容所の見学に来ました。
唯一の公式日本人ガイド、中谷さんという方がいらっしゃるのですが、旅行2ヶ月前にメールで直接ガイド依頼をさせていただき、今回は真剣に学ぶ気満々で挑みました。ここの施設自体、年々来訪者が増えているそうなので、予約は必須かと思われます。
ここは収容所の入り口。『働けば自由になる』と書かれていますが、Bの文字が逆さまになっていて、これは労働者の小さな抵抗だっとか。実際、自由になれた人は極々わずか。労働者はわかっていたのでしょうね。
被収容者の持ち物などの展示もあります。
カバンや、食器、靴なども展示されていました。
中でも衝撃的なものは、髪の毛。いろいろなものに加工するためにみんな髪の毛をかられたそう。ここは流石に写真撮影NGということでした。
アウシュヴィッツ強制収容所から2kmほどのところにもう一つの収容所、ビリケナウ収容所というところがあります。アウシュヴィッツからはシャトルバスで向かいました。
ここは、アウシュヴィッツよりもさらに多くの人を収容しており、アンネもここに収容されていたそうです。
長く続く鉄道引き込み線。
多くの建物はナチスが証拠隠滅のために壊してしまったそうで、今はだだっ広い野原になっています。
今回のツアー参加で今まで知らなかったホロコーストの真実、ドイツのその後の対応、これからの国際問題に対する考え方、大衆心理の恐ろしさなどいろいろなことを考えさせられ、学ばせていただきました。悲しむより考えて欲しいという、中谷さんの言葉通り、ここに来ると、誰しも学ぶことがあるかと思います。ぜひ、機会があれば訪れて欲しい、お勧めの場所でした。
さて、中央駅に戻ってきました。
ちなみに今回アウシュヴィッツツアーは現地集合だったのですが、中央駅隣にあるバスターミナルからバスで向かいました。チケットは普通にカウンターで購入できたのですが、バスというよりバンのような小型バスでした。有名な観光地に行くのに小さなバス(しかも個人所有っぽい)ですごく不安ですが、帰りも降りたあたりに無事バスが来てくれて帰ることができました。おそらく何社かバス会社があるのかと思いますが、大丈夫なので自分を信じて向かってください。
ここに来る前に何かの番組(おそらく世界ふれあい街歩き)で、クラクフを見てきたのですが、そこで市場を紹介していたので立ち寄ってみました。
午後にはすでに閉店しているお店もチラホラですが、地元野菜などを見るのは楽しい。
生肉愛好会。カルパッチョ。
ウォッカバーで二次会。
ここもいろんな種類のウォッカが低価格で飲めます。
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