前々から興味のあった、中国のシリコンバレー・深セン(深圳)。
深セン出身の友人ができたこと、香港から電車で数十分の距離ということを知ったこともあり、すぐに香港行きのチケットを手配して週末を利用して訪問しました。
この旅行記では香港から深センまでの陸路での移動方法を紹介できればと思います。
また深センのログブックも作成予定なので、是非見てくださいね!
Day 12017/04/15
旅の入り口はこちら、香港国際空港。23時到着予定のフライトが遅れ、到着した頃には夜中の2時になっていました。
香港国際空港は香港の中心部から離れているため、市街に移動するためには移動手段を確保する必要があります。
日中であればMTRがあるのですが、夜中は24時間運行の空港バスかタクシーしか選択肢がなく、香港の物価の高さを聞いていた自分は、迷わずバスを選択しました。(他にもAirport Terminalという高速バスが出ているようですが、こちらも日中のみでした。)
空港バスの停留所は空港から直結しており、このような案内が出ています。
香港国際空港は聞きしに勝る立派な空港でしたが、時間も時間だったためほとんどのお店や施設がしまっていました。。。
行き先別に停留所が分かれていますので、自分の行き先の停留所にてバスを待ちます。
自分の宿は尖沙咀にあったためそこへ向かうバスを列に並んで待ちます。
この時香港はすっかり日本の夏程度の熱気を帯びており、東南アジア独特の熱気に胸が高まります。
香港国際空港から市内までは約60分で到着します。宿にチェックインした後(深夜着の方は、必ず24時間チェックイン可の宿を選びましょう!)、翌日はそのまま深センに向かう予定だったため、そのまま寝るのも勿体なく、付近をうろつきました。
せっかくなので香港グルメを堪能しようとしたものの、既に時刻は3:30を回っており、ほとんどのお店がしまっています。
そんな中で見つけたのがこちらのお店、地元の食堂という佇まいと魅力的な匂いに惹かれ、店内へ入ります。
せっかくなので・・・ということで、自分は2品の料理をオーダーしました。
が、めちゃくちゃ高い・・・!
正直日本の物価感と比較すると1.5倍〜2倍はする感覚です。
こちらはフライドチキンとインスタントラーメンを調味料であえて食べるだけのものなのですが、なんと800HKD(香港ドル)。約1,200円のお食事です。
味は・・・まぁ普通でした。香港料理には辛いイメージがなかったのですが、お皿の右下にかかっている調味料がかなり辛かったです。
2品目に注文したのがこちら、Compathyで他の人の旅行記を見ていてどうしても食べたかったワンタンメンです。
こちらは600HKDで、1,000円程度のお食事になりました。
ただこっちはめちゃくちゃ美味しかったです。コシがありプツプツと切れる細麺とエビの味がしっかりと味わえるプリプリのワンタン、そして塩味のスープ!もう一杯頼みたい気持ちをグッと抑え、店を後にしました。
翌朝は早々に宿をチェックアウトし、深センに向かいます。
香港から深センは電車で50分程度で、「福田」か「羅湖」という2つの口岸(イミグレーション)からアクセスできます。
また2つの口岸(イミグレーション)とも同じ地下鉄の終点になるので、迷うこともないでしょう。自分は友人から「羅湖」の方が空いているという話を聞いたので、そちらに向かうチケットを購入しました。
自分は最寄りの尖沙咀駅から羅湖までのチケットを購入。日本の地下鉄と同じくらいの値段感で、料金は片道300円程度だったと記憶しています。
こちらが香港の地下鉄(MTR)の片道チケットになります。懐かしのテレフォンカードを彷彿とさせるルックスと質感。
他にも日本でいうSuicaやPasmoのようなカードもあるようでしたが、香港観光は予定になかったのでこちらを購入。
香港MTRの車内です。
まぁ、普通ですね。
九龍塘駅で、羅湖駅に向かう東鐵線(East Rail Line)に乗り換え。
ちなみに東鐵線(East Rail Line)の深セン方面は「羅湖」と「落馬洲」という2つの終点がありますが、落馬洲も福田口岸という別のイミグレーションにつながっているので、どちらからでも深センに入ることができます。
またどちらのイミグレーションも深セン側のMTRと直結しているので、非常に便利です。
自分も羅湖から入境しようと考えていましたが、落馬洲行きの電車が先に来たので、急遽落馬洲(福田口岸)から入ることにし、電車に乗り込みました。
九龍塘站からの景色。
奥には山が見えます。
香港というと大都会のイメージが強いですが、車窓からの景色を見ていると、非常に自然も豊富な美しい国だということが分かりました。
東鐵線(East Rail Line)車内です。
自転車を持った人(チャリダー)がたくさんいました。
電車と自転車を使い分けて市内を移動する人が多くいるようです。
落馬洲駅に付くと、すぐに「福田口岸」のサインを見つけることができます。
あとはサインの示す方向に向かえば、すぐに中国・深センへと入ることができます。この日も多くの方々が深センに入るべく口岸へ向かってあるていました。
陸路で国境を越えるのって何歳になってもワクワクしますよね。
こちらがイミグレーションです。
地下鉄からイミグレーションを通過するのは何だか不思議な気分になります。
香港の方で良く深センに行く方向けに機械審査で入境出来る仕組みもあるようでした。
旅行者の方はこちら。空港の出国審査と同様、審査と出国の登録を済ませる必要があります。
この日は空いていましたが、帰りはめちゃめちゃ混んでいたので、時間には余裕を持って移動されることをおすすめ致します。
出国審査を済ませると、中国と香港の間に流れる川の上を歩いて深セン側に向かいます。
途中、中国との国境を示すサインが地面に書かれており、ちょっとテンションが上がります。
割とたくさん歩きます。
一応出国したことになっているので、途中にちょこちょこと免税店もありました。
そしてこちらが中国側の入国審査場になります。
アライバルカードに記入して、入国審査を受ければ無事に中国に入国です!アライバルカードは取り忘れないようにしましょう。
入国審査を終えると、深センのMTRの「福田口岸」駅につながっています。こちらが駅の外観で、見た目的には香港とはそう変わりませんが、人の雰囲気が少し変わったかな?という印象を受けました。
自分はこの後友人と会うべく中国の秋葉原、華強北駅に向かいます。
MTRでチケットを購入し、地下鉄に乗り込みます。
多くの人が並んでいる理由でもあるのですが、深センのMTRでは注意しなければいけないことがあります。
この券売機では高額紙幣が使えないので、必ず小銭を用意しておきましょう。多くの方がそれでつっかえており、券売機の前がもみくちゃになっていました。
自分はそんなこともつゆ知らず、全く用意をしていなかったので戸惑っていたところ、自分の後ろに並んでいた心優しいアニキ風の方が両替をしてくれ、無事にチケットを購入することができました。
華強北駅に向け、地下鉄に乗り込みます。
いよいよこの旅の目的地、深センです!
続きは別のログブックでご紹介できればと思います。
Travel Tracking
Comment