リド島はヴェネツィアの南の端にある人気リゾートアイランド。
唯一?車も走っている細長〜〜〜い島です。(長さ12km!)
あの《ヴェネツィア映画祭》が開催される場所として有名だけど、映画祭の期間以外はの〜んびりした雰囲気を楽しめて最高。アドリア海側にビーチがありますよん。
「ヴェネツィアは狭いので船に乗る必要はない」というようなコメントをネット上で見かけますが、絶対に乗る必要あり!
リド島をはじめとした、可愛くて個性的な周りの島々へは陸路で行けないし、ヴェネツィア本島内でも、陸路で進むと、マジでマジで迷います。
(人生で一度も道に迷ったことがない人でも、絶対に迷うと思う)
まっすぐな道、広い道、道を訪ねられる交番、メインストリート、タクシー、そんなものが陸上に全くないのがヴェネツィア。まさに迷路。
迷い道を楽み、歩くのに疲れたらひょいっとヴァポレットに乗って、優雅に進みましょう(・_☆)
到着した初日のログブックはこれ〜
https://www.compathy.net/tripnotes/2329
Day 12014/07/08
少し早起きしてホテルを出発。
貸しボートやさんの前のお花です。
今度来たら自分でボートを借りてみたいなあ・・・と気がはやい妄想。
映画「ツーリスト」のアンジェリーナ・ジョリーみたいに♡
女子だけで乗ってるところを見かけなかったので、水上タクシーかゴンドラがお手軽なのかも〜。
自在に走り回れなくてもかまわないって人は、断然、ヴァポレット!賢く利用していきましょう♪
サンタ・ルチア駅から1分、泊まった宿から3分の、ferrovia(フェロヴィア)というヴァポレット乗り場。
ここからリド島へは外回りで45分、1番で25分くらい♪
ヴァポレットはactv社が運営している水上バス。乗り放題のチケットも数種類あって、1日のものも良いですが、2泊するなら3日間乗り放題券がお得でおすすめです。
路線図はこちら(acvt社のサイトより)http://www.actv.it/muoversiavenezia/orarioserviziodinavigazione
マップで見ると、右下に細長い島がありますね。「LIDO」と書いてあるやつ。
これが、目指すリド島だよ♡
さあ、ヴァポレットに乗って〜♡
カラフルでかわいいおうちが並んでいる運河を抜けていきます。ほんとにかわいいー!
ヴァポレットへ乗るときは1回7€を払うか、乗り放題チケットを機械にピッとやってから乗り込みます。
船頭さんがたまにチケットをチェックしに来ますので、無賃乗船はダメ×
ferrovia(フェロヴィア)からは5.1か5.2だと、外回りでリド島へ行けますよ。
1番に乗ったほうが近いけど、行きはあえて外回りに乗って、運河×外洋のミニ船旅を楽しむのがオススメ♡
外洋へ出ました!スピードも上がる〜〜
青い空〜!!
海の中に、ボートのための道しるべが点々と続いています。
風がめちゃめちゃ気持ちいい〜!
サン・マルコ広場のヴァポレットステーションでは降りる人がいっぱいいるはずなので、そのタイミングで潮風を楽しむために良い席をとりましょう★
リド島が見えてきたっ。
ハトが、ひとつの道しるべの上に1匹ずつ乗っていました。
ヴェネツィアでは、ハトたちまでが優雅に暮らしているように見えるから不思議〜。
LIDO(リド)島のヴァポレット・ステーションへ到着したところ。
さすがに40分以上乗っていると、仕事の用事でスマホの画面を見ていた友だちはすこし気分が悪そうでした。
隣に乗っていた女子が、乗船したときから酔うんじゃないかと心配していたけど、その人もやっぱり酔っていました。
せっかくヴァポレットに乗ったら、景色や空を見て楽しむようにすると、酔いにくいですよ(・_☆)
あと、お腹がいっぱいすぎるときと、めちゃめちゃお腹が空いているときは酔う。
ヴァポレット・ステーションの中に、リド島の島内図がありました。
ビーチが広がるのは、ヴァポレット・ステーションの反対側。
この地図を見るとわかるように、東西には長い島なのですが、反対側へ抜けたいときは10~15分歩けばすぐ着きます。
ヴェネツィア本島と違って、この島には車が走っているので、バスもありますよ♪
横にある、リド島の観光案内所。
写っているのはわたしの女子旅相棒ちかちゃんです♡
一応帰りのヴァポレットの時刻を調べておきましょう。
といっても、15分おきくらいに来るのでそんなに待たないと思います。
ヴァポレットのほとんどの乗り場には、時刻表と路線図が明示してあります★
なので、行きたい場所の近くのステーション名さえ分かっていればOK。
さあ、リド島を横断するよっ♪
ヴァポレットステーションの前のまんまるなロータリーを渡って、サンタ・マリア・エリザベッタ大通りをまっすぐ。
この、「まっすぐ進むかんじ」は、ヴェネツィア本島だとほぼありえないので何だか新鮮〜
すでに、浮き輪を小脇にかかえたおじさんグループや、水着姿の女子達がビーチを目指してウキウキと歩いています。
ステーション前でレンタル自転車もできるよ!
カフェやピザ屋さん、可愛いホテルやバー、ジェラテリアなどなど、、
サンタ・マリア・エリザベッタ大通りにはたくさんの飲食できるお店が並んでます。
おじいちゃんおばあちゃんも昼間からのんびりくつろいでいる。そんなかんじが素敵っ♡
看板やディスプレイがいちいちかわいくて、ついつい足がとまっちゃう!
リド島の雰囲気はポップで、自然も多くヴェネツィア本島のものとだいぶ違います。
まち歩きを楽しむのも、女子旅には欠かせないよねー
さあ、いよいよビーチへ到着〜!!
テンションあがってきます♡
リド島には、ホテルによるプライベートビーチも多いですが、一般客が無料で入れるビーチもいくつもありますよん。
正面に見えるのが、アドリア海。
リド島は、映画《ベニスに死す》の舞台にもなった島なんです。洗練リゾート!ってかんじ。
波も穏やかで、サーファーよりもまったりしている人が多かった。
みんな真っ赤に日焼けしていました。
ビーチは広々していて開放的です♡
レストランや更衣室、ビーチベッド等の設備はばっちりで、身軽で行ける。女子にも嬉しい。
ビーチのすぐそばにも素敵なホテルがたくさんあるので、ここに拠点を置いてヴェネツィア滞在するのもアリかも!
はだしになって砂浜を楽しむ♪
貝殻が落ちています。
帰りは、ヴァポレットの内回りに乗ります。1番。
良い声で歌をうたいながら、旅行者を乗せて行き来するゴンドリエーレ(ゴンドラ漕ぎの人)。
とっても絵になります!
カメラ女子(になりたい)わたしには、こんな光景たまりません。
こういうのは、運河に出る(=水上の乗り物に乗る)と眺められます。
※陸路だと、このグランド・カナル運河沿いを歩いていく道ってほとんど皆無だよ。
小道を進んでみたら、つき当たりがグランド・カナルだった〜ってことはあります。
ヴェネツィアを半分にわけるように、ど真ん中をS字形を描いているのが、「カナル・グランデ」。
あのリアルト橋も、この運河の途中でかかっている橋なので、下を通れるんです♡
カナル・グランデよりずっとずっと、狭〜い狭い運河が街中に張り巡らされてるんだけど、
(だから市内は橋だらけw)
こういうところへはヴァポレット運行がないので入って行けません。
狭〜い運河を通るには、ゴンドラに乗る(もしくは貸しボートを借りるか)。
ヴァポレットに乗りながら目を付けておいた場所を探しに、歩いて橋を渡っていくのが楽しいんですよ〜〜〜♡
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