個人的に非常に好きな街リスボン。どれだけ長くいても飽きないところです。とりあえず主要な観光地を訪れ、あとは個人的な趣味でスタジアムを訪れたりw
市内では基本的に公共交通機関は使わずに徒歩で。地下鉄やトラム、ケーブルカーなんかも乗っていますが、物価は西ヨーロッパの中では控えめなので1日7~8000円ほどの予算で十分楽しむことができました。
Day 12008/12/06
クリスマス仕様の路面電車の運転士のサンタさんが手を振ってくれました。サービス精神が旺盛ですw
泥棒市という名前の蚤の市。品物は盗品ではないのでご安心を。とにかくいろいろなものが売られています。人も多いのでスリには気をつけるべきですね。
観光客も多いバイロ・アルト地区は夜も人通りが多いです。リスボンは他のヨーロッパの首都に比べると治安も良い方だと思います。
Day 22008/12/07
いろいろな馬車が見られる国立馬車博物館。欧米人の観光客も多い人気の博物館です。
リスボンでは普通の民家でさえもアズレージョなどで旅行者を魅了するものが多いです。この日は博物館、美術館ばかりで写真はあまり撮っていませんが、美しい物はたくさん見ました。
コルメシオ広場はテージョ川のそばにあり、ここから丘の上にあるサン・ジョルジェ城が見えたり、街の中心に続く大通りに行くことができます。私も滞在中何回もここを通りました。
夜もまだ多くの人達で賑わう広場。クリスマス前のイルミネーションも加わり、とても華やかです。
Day 42008/12/09
テージョ川に浮かぶベレンの塔もリスボン有数の観光スポットの一つです。大航海時代につくられたこの塔は今もその美しい姿を見せてくれています。
1960年にエンリケ航海王子の没後500周年を記念してつくられた発見のモニュメント。小国ポルトガルが大航海時代を牽引する存在だったというのはにわかには信じがたいことですが、技術や当時の状況など下地は整っていたんですよね。
リスボン屈指の観光スポットであるジェロニモス修道院。アルコバサやバターリャなどの修道院も大きいですが、ここも負けず劣らず大きいです。
ジェロニモス修道院の内部も見どころが多く、マヌエル様式を知るのに最適な場所でもあります。天気が良いとステンドグラスも日の光のおかげでより美しい彩りを見せてくれます。
ジェロニモス修道院の西端が入り口になっている海洋博物館はポルトガルの大航海時代を中心とする歴史を学ぶことができる良質な博物館です。個人的にとても興味があるところなので、リスボンの中でもかなり好きなところの一つです。
ベレン地区にある エスタディオ・ド・レステロはCFベレネンセスのホームスタジアムです。リスボンといえばスポルティングやベンフィカが有名ですが、観光地に近いこのスタジアムが一番アクセスは良いのではないかと思います。
リスボンの街を走る黄色と白のボディの路面電車はリスボンの街の象徴でもあると思います。市民の足としてなくてはならないものだと思います。
坂の途中にあるリスボンの大聖堂は首都の大聖堂としては小さい気もします。しかし正面のバラ窓など、その美しさにおいては流石大聖堂だと思います。
「くちばしの家」はくちばしのように壁が装飾されているから。かなり珍しいと思います。
アズレージョに描かれたリスボンの街。リスボンには青がよく似合うと思います。
リスボンの街は絵になる風景が多いのですが、文字通り絵に描かれてもその魅力が損なわれることはありません。写真とは違ったものとして記憶に残る風景です。
リスボンは坂が多いので歩くのはちょっと疲れますが、それ以上に素晴らしい街並みを眺めることができるので、街歩きがとても楽しい街です。
大きなサン・ヴィセンテ・デ・フォーラ修道院は外観も立派ですが、内部もまた素晴らしいです。全部紹介しているときりがないのでぜひ訪れていただきたいところの一つです。
サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ修道院の中の様子をちょっとだけ。壁も天井も美しく装飾されていますが、この他にもアズレージョや回廊、礼拝堂など本当になにもかもが素晴らしいとしか言い様がないほどです。
パンテオンとも呼ばれるサンタ・エングラシア教会には数多くのポルトガルの偉人達が祀られています。大航海時代の人物から国民的詩人カモンイス、ファドの女王アマリア・ロドリゲスなどなど。ここも絶対に訪れるべきところの一つです。
リスボンの街を見下ろす丘の上にあるサン・ジョルジェ城。街を一望できるこの城塞跡はローマ時代に作られた要塞が基となっています。
サン・ジョルジェ城からの街の眺望はやはり素晴らしいです。西日が街をピンクに染めた様子はとても印象的です。
夕日を見るなら高いところからに限りますね。ポルトガルはイギリス同様日本との時差は9時間(サマータイムの時期以外)なのですが、とっくに日が暮れているイギリスとは違い冬でも夕暮れの時間が遅いので一日を有効に使うことができます。
Day 52008/12/10
リスボン万博の会場になったエリアは歴史あるリスボンの観光エリアとは一味違うスポットとなっています。ショッピングも楽しめます。
リスボンにはこういう新しい一面もあるのですが、なかなか観光客は訪れることは少ないと思います。でもリスボンの地下鉄は複雑すぎず、便利なのでいろいろなところに行きやすいと思います。
スポルティングのホームスタジアムであるエスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ。イメージカラーの緑が眩しいです。
ベンフィカのホームスタジアムのエスタディオ・ダ・ルスも観光エリアからは外れますが、アクセスはそんなに悪くないです。こちらのスタジアムもチームカラーの赤に染められています。
リスボンは海や丘もあり、また緑も多い街です。隣国スペインほど喫煙者も多くないですし、毎日どれだけ歩いても苦になりませんでした。
坂の多いリスボンではケーブルカーが走っています。距離的には短いですが、地元の人達もよく利用しています。私も一度だけ乗ってみました。
天正遣欧少年使節の日本人も滞在したと言われるイエズス会教会のサン・ロケ教会。外観は質素ですが、中は壮麗です。
サン・ロケ教会の内部は美しく見応えがあります。天井画も必見です。
日本人にはけっこう有名だと思うカステラ・ド・パウロ。残念ながらリスボンのお店は2014年に閉店してしまったようです。今度はいつか京都にあるお店に行ってみたいです。
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