中国は成都から、康定を経由して、甘孜(ガンゼ)、色达(セルタ)、そして喇荣五明佛学院(ラルンガルゴンパ)に行ってきました。この辺りはまだ観光客は多くはなく、特に外国人はあまり見かけないエリア。だけど、急速に観光地化が進みこれからどんどん増えていくと思われる場所。行くなら今のうち!
9日間の若干強行スケジュールだったけと、大満足の旅でした。
今回の旅の目的の1つは、チベット仏教の僧侶(ラマ)ばかりが住むラルンガルゴンパに行ってみたい!というのと、ここで行われている鳥葬がどんなものか
見に行くとこと。
学生時代に日本の中世の葬制・墓制の移り変わりを調べていたのだけど、その時に鳥葬を行うチベット地域の生死観に興味を持ったのがきっかけ。日本でも遺棄葬、風葬が行われていて、鳥葬と近いものがある。
チベット自治区を旅行するのには手間がかかるので諦めていたけど、東チベットなら行ける!
これはもう行くっきゃないでしょー!
Day 22015/08/09
東チベットへはバスで移動。最初に目指すのは、甘孜。
甘孜行きは康定で一泊することになる。
当日購入はかなり困難だった。現地の旅行代理店や宿に代理で取得してもらっておいた方が良いかも。
239元
Day 32015/08/10
Day 42015/08/11
Day 52015/08/12
色达の宿の子供達。親が中国語話せなくて、通訳してくれた。
とても人懐こく、私を中国人と思ったみたい。
色达で朝ごはんを食べ、いよいよこの度の目的地、喇荣五明佛学院(ラルンガルゴンパ)へ向かう。
ラルンガルへは色达の街中で寄り合バスを使うんだけど、人が定員になり次第出発。早朝すぎて1時間くらい待たされた。運転手のおにーさんも頑張って客引きしていたけど。
Day 62015/08/13
ラルンガルゴンバに到着。
朱色の家々がすり鉢状の地形に、底にあるポタラを取り囲むように密集。これはすごい!!私の語彙不足もすごい。
ちょっと昔なら考えられないけど、中国人(漢族)観光客も多かった。
この写真は多分チベタンの観光客。彼らの場合は観光というか、巡礼みたいなものかも。
外でラマ達にカメラを向けるとすごく嫌がり拒絶するのに、この中ではみんな自由に撮られ放題。
観光客(というか中国人)は受け入れがたいが、観光地化のためには受け入れるしかない、そんな相反する気持ちの落とし所なんだろうか。
僧侶だけではなく、信者のチベタンも巡礼でたくさん来ていた。
こういう路地を見ると入りたくなる。
ラルンガルを丘の上から見下ろす。すごい!の一言に尽きる。圧巻。
頂上で出会った尼僧の少女。
私のサングラスとカメラを装着してご機嫌♪
たぶんラルンガルゴンバの尼僧ではなく、巡礼でやってきたのだと思われる。聞いてみればよかった。
尼僧3人くらいがじゃれあってた。かわいい。
さっきの尼僧少女と違って、撮影禁止の尼僧。(なのできっと、ラルンガルゴンバの尼僧)
でも猫は撮っていいとのことなのでパチリ。
セルタに戻ってきて、チベット料理のお店で晩御飯。
チベットの料理は味付けがとてもシンプル。
翌朝、早朝からミニバスで成都に戻る。
早朝、セルタをミニバス的なので出発し、炉霍で休憩。康定経由で成都に戻る。
ここに来るまで一緒に乗り合わせた若いチベタンは、学校の教師だという。チベット語を教えているそうな。ここでは書けない、たくさんの話を聞くことができた。
彼とはここでお別れ。
しかしこの移動、すごく波乱万丈で大変だった。
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