貯めてきたマイルを使って旅をしよう。そう決めて行き先を探してみるとフライトが取れるところはそう多くもなく・・・。休みの都合と空席の都合がばっちりと合ったのがハノイ。
ベトナムには一度くらいは行ってみようと思ってはいたものの、何があるかも知らずに目的地に設定。フライトだけでも楽しめればいいやと割り切って旅をしてきました。
Day 12014/07/04
今回は今まで貯めてきたマイルを特典航空券にかえてベトナムのハノイへ。欲張ってビジネスクラスにしてみました。
搭乗するとキャビンアテンダントさんから一言、「本日ビジネスクラスにご搭乗されるのはお客様お二人だけです。どちらでもお好きなお席にどうぞ。」
搭乗ゲートに人が少ないなとは思っていたのだけれど、まさかここまでとは。
完全貸し切り状態で、何にも待たされることのない快適な旅でした。
想像通りの蒸し暑さと、想像以上に混沌としたノイバイ空港に到着。まずはタクシーでホテルへ。
怪しいタクシーの客引きには引っかからないようにというガイドブックの教えがありましたが、怪しくない客引きなんか1人もいませんて。
うさん臭さではその日見た客引きの中でも5本の指に入りそうなおじさんとバッチリ目が合ってしまい価格交渉。18ドルの提示に15ドルで応戦。あきらめるかなと思ったら、あっさりOK。そんなものなんですね。
交渉は米ドルですが、支払いはベトナムドンです。15ドルは30万ドンで1500円。日本円も混ぜて考えると、思っていた以上にこの桁数の大きな計算には混乱させられます。
そんなやり取りを経て、無事にホテルに到着。
ハノイ市内の賑やかなところからは少し離れた湖のほとり。なかなか良いロケーションです。
それでもクラクションの音がひっきりなしに聞こえてきます。交通ルールはギリギリあるようですが、モラルは微妙。車とバイクであふれんばかりの道路。そして信号もないのに横断する地元民。よくあれでみんなぶつからずに走るものだよ。
まだ明るい時間だったので、近所を散歩。
歩いてゆける距離のところにショッピングモールがあったので、そこを目指しました。
スーパーなどをウロウロしたあと、カフェで休憩。そしてフォーをいただく。スターバックスのようなカフェなのになぜだかフォーがラインナップに。そしてこれがまたなかなかおいしいという。不思議の国ベトナム。
この旅行を通して何度かフォーを食べましたが、ここのフォーがいちばん美味しかったです。
夜はホテルのラウンジですませてしまいました。
本来はお酒を飲みながらちょっとおつまみをという程度のものなのでしょうが、我々には十分な食事になりました。
部屋からの夜景。隣のインターコンチネンタルホテルと遠くに見える市街地の明かりが奇麗でした。
Day 22014/07/05
ホテルに戻ってプールへ。
空いてましたね。さほど天気がよくなかったからでしょうか。
ビールを飲みながらくつろぎました。
Day 32014/07/06
今日は世界遺産のハロン湾のクルーズへ。バスに揺られて3時間半、やっと港に着きました。
途中の無駄に長い、休憩と称する土産物屋への立ち寄りが鬱陶しかったですね。現地の観光経済を回すためのものと自分に言い聞かせて我慢。
船上でランチを頂くことになっていたのですが、このようにテーブルはセッティング済み。20人くらいは乗れる船でしたが、乗客は同じバスでやってきた8人のみ。これもちょっとした貸し切り気分。
食事をしながら湾内を巡るのですが、料理が出てくるタイミングと見所となるポイントの通過のタイミングがうまくずれることもなく、テーブルと甲板を行ったり来たり。
船に戻ってクルーズの続きを。これは闘鶏岩だそうです。あとで調べて名前を知りました。
クルーズ船はみな、ここを目指してやってきます。そのためこの近所は大混雑。順番待ちをして岩に近づき、短い時間で写真撮影。
途中で鍾乳洞を目指していちど下船しました。
この港も先ほどの岩と同様に大混雑。2隻分しか空いていないスペースに3隻で同時に突っ込んでくるようなまねをするので、船体をぶつけ合いながら桟橋へ。
そこから50段もあるという階段を登ってゆきます。
Day 42014/07/07
最終日。午後のフライトだったので、ゆっくりとチェックアウトして空港へ。
空港ラウンジは想像していたよりも奇麗でした。ただし、シャワーだけは清潔感がイマイチでしたね。使うつもりもありませんでしたが、トイレの奥にあったので見えてしまいました。
食事も十分にできて、待ち時間も苦にはならず。
帰りのフライトも人影はまばら。やはり、席はご自由にということで、あちこち移動しながら過ごしました。
飛行機なんて満席状態で乗ることが多いと思いますが、ゆったりと過ごしてみたい方にはハノイ便はオススメですね。
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