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Shino Ichimiyaさんのログブック(旅行記)「日の没する地の王国 - Morocco」

日の没する地の王国 - Morocco

2003-03-15 - 2003-04-0539 Episodes
Shino Ichimiya
Travel Collector
Shino Ichimiya
  • 30s / female

初海外一人旅に選んだのはモロッコ。大学で建築を学んでいたわたしは、授業で見た、フェズにある複雑に入り組んだ迷宮都市の写真に魅せられたのでした。モロッコでは本当に多くの人と挨拶をし、話をし、行動を共にしました。明るくて、笑顔に溢れていて、言葉が通じなくても一生懸命に想いを伝えようとする姿に嬉しさを覚えました。でも女性とはほとんど話す機会がなかったなぁ。

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Day 12003/03/15

Sheraton Fes-Boulemane, Morocco

Sheraton(フェズ・ブルマーヌ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

目覚めるとそこはアフリカ大陸モロッコ。

アムステルダム経由カサブランカ行き。トランジット5時間を含む19時間のフライト。

…だったはずが、到着したのはいきなり最終目的地の予定だったフェズ。
悪天候のためカサブランカではなくフェズにいきなりついてしまったのでした。

写真は航空会社が手配してくれたシェラトンホテルの部屋より。

ホテルマンから「良かったら家に遊びに来ない?ワイフはクスクスをつくるし歓迎するよ」と言われ、
こんなホテルの人でもそんなこと言うんだーと驚き、アザーンの音で目覚めるモロッコの始まり。

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Day 22003/03/16

Bab Mansour Meknes-Tafilalet, Morocco

Bab Mansour(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

フェズからメクネスに日帰り旅行。

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Meknès Meknes-Tafilalet, Morocco

メクネス(Meknès)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

ぷらぷらと町をお散歩。
惹かれるまま路地を入って行きます。

古都メクネスは1996年世界遺産に登録されました。

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Mausoleum of Moulay Ismail Meknes-Tafilalet, Morocco

ムーレイ・イスマイル廟(Mausoleum of Moulay Ismail)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 02

17~18世紀頃に都に定められたメクネス。
王の死後建設された「ムーレイ・イスマイル廟」

イスラム建築の最高傑作のひとつと言われています。

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Day 32003/03/17

Fes el Bali Medina / فاس البالي Fes-Boulemane, Morocco

フェズ・エル・バリ(Fes el Bali Medina / فاس البالي)(フェズ・ブルマーヌ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 06

タンネリ工場。革をなめして染色する場所のことです。

強烈な臭いがしてくるのでそこがタンネリ工場だとすぐに気がつきます。
なかなか想像以上の臭いです…

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Fes el Bali Medina / فاس البالي Fes-Boulemane, Morocco

フェズ・エル・バリ(Fes el Bali Medina / فاس البالي)(フェズ・ブルマーヌ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 05

フェズはモロッコ最古の王都。この地を都としたのは789年のこと。この複雑に入り組んだ路地と、複雑に絡まった住居群が出来上がったのは、外的からの防御のためだったと一般的には言われています。

市住宅の他にはモスク、マドラサ(学校)、フォンドク(博物館)、ハンマム(銭湯)
などの都市施設、スーク(市場)と底に溢れる人と動物。
様々なものがひしめいているフェズの迷宮都市は、歩いているだけでとても楽しめます。

フェズのメディナは1981年世界遺産に登録。

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Day 42003/03/18

Fes el Bali Medina / فاس البالي Fes-Boulemane, Morocco

フェズ・エル・バリ(Fes el Bali Medina / فاس البالي)(フェズ・ブルマーヌ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 07

フェズが一望できる丘へ毎日のように通いました。

男性同士が手を繋いで語らっているのを良く見かけます。

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Day 52003/03/19

Fes el Bali Medina / فاس البالي Fes-Boulemane, Morocco

フェズ・エル・バリ(Fes el Bali Medina / فاس البالي)(フェズ・ブルマーヌ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 08

仲良さそうに喋ってるなぁ、と思ったら「いや、今日初めて会ったんだよ」と。
わたしも仲良くしてもらいました。

何度か会いましたが、彼らは決してメディナの中には入ってきませんでした。

「外国の女性と歩いていたら悪いことしてると思われるでしょう?」

…メディナの外なら大丈夫なの…?

比較的降水量が多いフェズ。3月は結構冷えます。

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Day 62003/03/20

Fes el Bali Medina / فاس البالي Fes-Boulemane, Morocco

フェズ・エル・バリ(Fes el Bali Medina / فاس البالي)(フェズ・ブルマーヌ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 09

お呼ばれしたお家のお母さんと妹さん。

アルコールだって隠れて飲んじゃうモロカンですが、厳格な方ももちろんいらっしゃいます。

嫁でもない、髪も隠さない外国の女を家に招き入れるのを嫌がったのたまたまこの家に訪れて来たおじいちゃん。握手を求めてきたけれど露骨に嫌そうな顔で目も合わせてくれません。

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Fes el Bali Medina / فاس البالي Fes-Boulemane, Morocco

フェズ・エル・バリ(Fes el Bali Medina / فاس البالي)(フェズ・ブルマーヌ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 10

ランチタイム。
というわけで別室(倉庫みたいなところ)に一人追いやられ。
「ごめんね、しばらくここに居て。」

床に座り。
寂しくいただきます。

…なんだろうな、この感覚。
ひんやりと冷たい気持ちになる。

でもこれランチ、ほんとに美味しくて!
4件程お家にランチをごちそうになりにいきましたが、別格でした。

…というのもこれは私がマネーを出したからなのですが。

そのわたしが何故こんな殺風景なところに一人でいなくちゃいけないの??
だんだんと怒りの方が上に来て、思わず何も告げず家を飛び出してきてしまいました。

哀しみよりも怒りの感情の方がましだ、何故なら怒りは行動するエネルギーになるからだ、と誰かが言っていたのを思い出す。

誰が悪いというわけではないのだけれど、今は自分のために、怒っておこう。

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Day 72003/03/21

Bab Boujloud باب بوجلود Fes-Boulemane, Morocco

Bab Boujloud باب بوجلود(フェズ・ブルマーヌ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

フェズでは色んな人と会話をしました。
それこそ自称ガイドで、日本には兄さんが住んでるんだ、みたいな人から、ガイドじゃないと言い張る子どもから、大学生や、おじさんたち。

正直めんどくさいと思うこともいっぱいあったけれど、モロッコの旅の中で記憶に強く残っているのはやっぱりフェズ。

覚えた言葉は「シュクラン」と「インシュアッラー」。

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Day 92003/03/23

Merzouga Meknes-Tafilalet, Morocco

メルズーガ(Merzouga)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

フェズからメルズーがへと向かいます。
リッサニという小さな町のバスの終点から乗り合いバンで道無き道を走り、メルズーガのホテルへ向かいます。

メルズーガは、サハラ砂漠の端っこです。

先の見えない乾いた大地から、

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Merzouga Meknes-Tafilalet, Morocco

メルズーガ(Merzouga)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 02

少し湿気の帯びた砂へ。

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Day 102003/03/24

Merzouga Meknes-Tafilalet, Morocco

メルズーガ(Merzouga)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 07

同じホテルの皆で、バンで先住民族ベルベル人の住む地域へ。
民族舞踊を踊ってくれました。

これでわずかな収入を得ているのでしょうか。

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Day 112003/03/25

Rissani Meknes-Tafilalet, Morocco

リサニ(Rissani)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

お買い物はリッサニまで車を飛ばします。

この日は皆でバンにつめつめに乗り込んで(屋根の上にも)出発。

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Rissani Meknes-Tafilalet, Morocco

リサニ(Rissani)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 02

こんな感じで材料だけを調達して、調理専門のレストランへ持ち込むのです。

モロカンタイム。
焦ってはなりません。
たっっっっっぷり待って、ランチはケバブです。

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Day 122003/03/26

Merzouga Meknes-Tafilalet, Morocco

メルズーガ(Merzouga)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 03

のんびりだらり。

ホテルと言っても、壁に囲まれているのは食堂と、それから数部屋の客室があるだけで、あとの客室はテントです。

泊まっている人たちも何をするわけでなくだらだらしています。

一人で砂漠を歩いてみました。臆病なのでホテルが見えるところまで。

一歩足を踏み込むと、さらさらと崩れて行く綺麗な黄金の砂。
なかなか前に進まない。
日差しは強いけれど、空気がすんと乾いているので心地よい。

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Day 132003/03/27

Merzouga Meknes-Tafilalet, Morocco

メルズーガ(Merzouga)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 04

強風だなんだとじらしにじらされた砂漠ツアー。

この子の背中に乗って行きます。

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Merzouga Meknes-Tafilalet, Morocco

メルズーガ(Merzouga)(メクネス=タフィラルト, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 05

ここで一泊。
ガイドのアリさんが夕飯の用意をしてくれます。クスクスでした。

同じくお一人様参加のドイツ人男性と二人で同じテントで就寝。どきどき。

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Tinghir Souss-Massa-Draa, Morocco

Tinghir(スース=マサ=ドラア, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

カスバ街道を西へ西へ西へ。

モロッコ人一人とフランス人二人と車をシェアして行く事になりました。

川沿いに緑の樹木。

乾いた黄土色の大地とはっきりと分かれていて面白いです。

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Day 142003/03/28

Gorges De Todra Souss-Massa-Draa, Morocco

トドラ渓谷(Gorges De Todra)(スース=マサ=ドラア, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

トドラ渓谷。
切り立った渓谷の中にいると、夜になるのがとても早い。

そして漆黒の闇が訪れます。

何も見えなくて、何も聴こえなくて。

どっちが前で後ろなのか分からなくなって慌てふためく。

と、すれ違ったモロカンに声をかけられます。
「アシタはアシタのカゼがフくー」

…??

ああ!インシュアッラーってこと??

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Day 152003/03/29

Ait Ben Haddou Souss-Massa-Draa, Morocco

アイト・ベン・ハッドゥ(Ait Ben Haddou)(スース=マサ=ドラア, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 02

アイトベンハッドゥ。
ハリウッド映画の舞台にもなった集落で、1987年世界遺産に登録。

現在は分かりませんが、当時は未だ住民が何人か住んでいて、ミントティーをごちそうになりました(もちろんチップが必要です)。

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Ait Ben Haddou Souss-Massa-Draa, Morocco

アイト・ベン・ハッドゥ(Ait Ben Haddou)(スース=マサ=ドラア, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

あの雪をかぶったアトラス山脈を超えてマラケシュへ。

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Ouarzazate Souss-Massa-Draa, Morocco

ワルザザート(Ouarzazate)(スース=マサ=ドラア, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

岩肌にくっつけて洗濯物を乾かす。
なんてワイルド!

だんだん緑の量が増えてきます。

アトラス山脈を越える途中で昼食をとったレストランのラムのタジンが未だに忘れられない…。
もう一度食べたい…。

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Day 162003/03/30

Essaouira Marrakesh-Tensift-El Haouz, Morocco

エッサウィラ(Essaouira)(マラケシュ=タンシフト=アルハウズ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 04

マラケシュに一泊して、大西洋沿いの町、エッサウィラへ。

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Essaouira Marrakesh-Tensift-El Haouz, Morocco

エッサウィラ(Essaouira)(マラケシュ=タンシフト=アルハウズ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 03

潮の香りに誘われて港へ。
漁師さんたちが働く姿をぼんやり眺めます。

魚を食べなくなって半月。もちろんここでは魚をいっぱいいただきました。
「しの、ほんとに君は魚が好きなんだね。」と言われてしまうくらい食べまくってました。

海沿いに出ている魚屋さんで生魚を買い、側にある調理屋さんで焼いてもらいます。
道端で売ってるおっちゃんから蟹を買って、レストランに持ち込んで調理してもらいます。
とにかく幸せ!

魚は関係ないですが、ここではカタツムリを大鍋で煮込んで真っ黒になったものも、20匹くらい胃に収めました(全然平気でしたが多分今は無理でしょう。グロすぎて…)

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Essaouira Marrakesh-Tensift-El Haouz, Morocco

エッサウィラ(Essaouira)(マラケシュ=タンシフト=アルハウズ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん) - 02

エッサウィラから少し南へ下った小さな町のビーチでだらり。

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Day 222003/04/05

Mosquée Hassan II Grand Casablanca, Morocco

ハッサン2世モスク(Mosquée Hassan II)(カサブランカ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

皆と分かれて一人カサブランカへ。

海沿いに建てられたハッサン二世大モスク。高さ200mの巨大ミナレット。新しいモスクですが、装飾は本当に美しく、圧倒的なスケール感と繊細な職人の腕によって施されたその装飾に魅了されます。

カサブランカはつまらない、と言う人も多いと思うけれど、最終地としてはとても居心地良くいられました。

ちょっと外れのホテルで過ごしていたら「こんなところで外国人見た事無いよ」と話しかけてくれたり、道角で待ち合わせしていたら商店のおじさんが椅子を出してくれたり。

路上マーケットでは押し売り皆無です。

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Essaouira Marrakesh-Tensift-El Haouz, Morocco

エッサウィラ(Essaouira)(マラケシュ=タンシフト=アルハウズ, モロッコ)|日の没する地の王国 - Morocco(Shino Ichimiyaさん)

西の海に夕陽が沈んでいきます。

日本は朝を迎えます。

世界はずっと近くなったけれど、
当時はまだネットでの繋がりなど無くて。

優しくしてくれたたくさんの人たちにもう会う事はないんだなぁと思うと

わたしにとっては、未だ反対側の、遠い国。

でも、またいつか、皆と撮った写真を片手に訪ねてみようか。

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