フランス側バスクからスペイン側に入り、ここでは美食三昧。
楽しみにしていた、世界ベストレストラン50の中でも常に上位にランクされる、
アサドール・エチェバリを訪ねます。
Day 12011/12/04
朝一番で滞在地のサンセバスチャンを出て、まずはどうしても訪れたかった、ガステルガチェを目指しています。
遊歩道の入り口の看板。とうとうやって来ました!
まず見えてくるのが、この何とも美しい岩ゴツゴツの島。
海の美しさに映えています。
そして、これがお目当てのガステルガチェ。ものすごい環境に立っています。
こんな美しい風景ってそうそうないような気がします。
景観ではモンサンミッシェルに負けていません。
誰もいない絶景を独り占め。
本当はカテドラル(教会)まで行きたかったのですが、お昼をエチェバリで予約していたので早々に引き返します。
ちょっと心残り。
少し引いた写真も置いておきます。
教会へ続くこの道、歩いてみたかったな。
ガステルガチェのお隣のビーチです。
エチェバリのあるアシュペの入り口の町、デュランゴです。
昔の京浜東北線のようなスカイブルーの電車が走っていました。
ここからアシュペに向かう道がなかなか見つからなくて苦労しました。
とか何とか言いつつ、アシュペ/Axpeに到着。こちらも絶景の村ですな~。
青い空と石灰岩の岩山、緑の絨毯が美しくコントラストします。
とうとう来ました。アサドール・エチェバリ/Asador etxebarri
全ての料理を薪で焼いて提供してくる事で有名なレストラン。
日本から修行に来ているシェフもいます。
割合と早く着いてしまい、予約の時間まで村を散歩して待つことに。
だったらガステルガチェでカテドラルまで行けば良かったのですが、、後の祭りですね。。
しかし、素晴らしい環境です。周辺をハイキングしている人がたくさんいます。
どうやら、ハイキングをするためだけに、
ここまで来る人々がたくさんいる模様。
さぁ、お食事の時間です。
ワクワクします。
コース仕立てのメニュー・デギュスタション。
全部で10皿ほどの多皿構成ですが、そのほんの一部をお見せします。
これは確か、山羊か羊のバターを薪で軽く炙りって煙の香りを移ししたもの。
いやもう、美味しいのなんの。その繊細ぶりに脱帽です。
これは白トリュフと卵だったかな。もちろん絶妙な炙りが施されていて、スモーキーフレーバーを与えつつも
トリュフの香りを邪魔せず、むしろ最大限に引き立てている超絶の一品。
これはバカラオ(白身魚)。
この皿も、もちろん薪で絶妙な火入れを施してあります。
そして、こちらが名物のチュレタ。
T-Bornステーキです。
表面はガッツリ香ばしく、中はレア。
また、素材の牛肉が美味いんだな。この辺はさすがヨーロッパです。
エチェバリの料理は素材をいじくり回さず
シンプルに焼き(超絶ですが)で仕上げてくるので
当然、日本人にはとても美味しく感じます。
エチェバリでの食事のあとは駆け足でビルバオの町も巡って、
再びサンセバスチャンに帰ってきました。
これは夜のコンチャビーチのプロムナード
多くの人々がこのプロムナードをお散歩しています。
最高の景観ですね。
サンセバスチャン在住のお友達に案内していただき、サンセバスチャンのバル巡りに繰り出しました。
1~2品ピンチョスを注文しお酒を1杯。
お店を変えて、またちょっと食べてお酒を一杯
そんな調子で次々にお店をハシゴします。
これは何だったかな~??
豚足とかそういった素材だったような記憶が。
多分これは帆立だよね。
スペインバルのつまみは本当に美味しいです。
ここは生ハム、ハモンイベリコが美味しいので有名なバル。
もちろん食べます。
ちなみに
ハモンはスペイン語、
プロシュートはイタリア語、
ジャンボンはフランス語で、
いずれも生ハムを意味します。
待望のハモンの盛り合わせ!!
美味しいんだけど、
この時すでに、一日の疲れと酔いでヘロヘロ状態で
あまり食べられなかったのが残念でした(笑)
ハモンはイベリコ豚のハモンイベリコが有名で、
プロシュートはパルマのパルマ産生ハムが、
ジャンボンはバイヨンヌのジャンボン・バイヨンヌが良く知られています。
食べ比べると、どれも全く味が違うんですよ。
Day 22011/12/05
翌日はフランス側バスクに舞い戻り、大好きなサン・ジャン・ド・リュズ/Saint-Jean-de-Luzの街にやってきました。
写真はレゾール/Les Halles(ル・オール)公設市場です。
サンジャンドリュズ/Saint-Jean-de-Luzのプラージュ(ビーチ)です。
ちょっと曇っているのが残念ですが、広々とした風景が素敵です。
これはビーチ沿いに立つ高級ホテルのグランドホテル。
サンジャンドリュズを後にして最後の目的地ボルドーに来ました。
カンコンス広場に蚤の市が立っています。
後ろに見えるのが、私の大好きなオベリスクです。
骨董品色々、持って帰れれば良いのですが。。
たくさん買えれば、船便に乗せて送る事はできるでしょうけど、案外欲しい物は少ない(笑)
オベリスクの下のモニュメントや噴水もすごく豪快で素敵です。
7月30日広場にはクリスマスマーケットが立っていました。
どこもクリスマスムードですね。
コメディ広場に立つボルドーのオペラハウスです。
中々荘厳な建物ですね~。
この人、銅像のような大道芸人、写真を撮ったら金寄こせと言います(笑)
まぁそれが商売ですからね。
ボルドーの街中にある
大きなショッピングセンター、グランドンム/Grands Hommesに来ました。
写真はモンドールチーズ。
日本ではえらい値段で売られていますが、こちらではほどほどの金額。
色々物色しながら今夜レジデンスで食べるチーズをチョイスします。
ガトーも買い込んで~♪
今日のホテルはこんな感じ。
キッチンが付いているレジデンスホテルに宿泊ですが
倉庫風の建物で(元倉庫かもね)どこに入口があるのかわかりませんでした(笑)
Day 32011/12/06
滞在最終日。飛行機の搭乗まで時間があるので周辺をドライブ。
ボルドーからジロンド川右岸を北上しています。
なんとなく来てみたかったオレロン島、遠景に見えるのはオレロン島と本土をつなぐ橋です。
オレロン島は牡蠣の大産地として有名です。
カキの養殖場を見たかったのですが、思ったよりずっと島は広く、ボルドーに戻る時間を考えて養殖場は諦める事に。
写真はオレロン島の要塞「シャトー・ドレロン」
ヨーロッパの道路はロータリーがたくさんあります。
これはロータリーの中心に置いてあるオブジェで様々な物があります。
ここは牡蠣の産地なので、少年がラグビーボールのように抱えているのは牡蠣です(笑)
ジロンド川の最も河口のロワイヤンの町に来ています。
地図を見ていただければわかるように、
ジロンド川はあまりに川幅が広いので、対岸まで渡る橋は架かっていません。
対岸に行くにはここから船に乗ります。
ロワイヤン周辺のレストランで昼食を。なんだかガラガラで大丈夫かな??
海沿いなので大好物のムール貝をチョイス。
・・だがイマイチ美味しくない
荒ぶるジロンド川。水の色もずいぶん茶色いですね。
朝方は天気が悪かったのですが次第に青空が戻ってきました。
空が青いと、爽快なボルドーの風景が戻ってきます。
葡萄畑とムーラン(風車)
眺めの良いジロンド川の港。川幅がとても広いので、ほとんど大西洋です。
どこだか忘れましたが、大分ボルドーに戻ってきました。
ボルドー・メリニャック空港。レンタカーを返却します。
有名なワインボトルのオブジェ。これで、ボルドーともお別れです。パリ乗り継ぎで日本に帰ります。
パリ・シャルルドゴール空港はどなたかの絵の展示が行われていました。とてもパリらしいイラストです。
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