サラエボからバスに乗って、モスタルに行きました。何と言ってもモスタルの目玉は、世界遺産「スタリモスト」。本当に美しく堂々としています。もちろん、周辺には素敵なモスクやイスラーム建築がたくさんあります。そんな、モスタルを紹介します。
Day 12015/10/31
モスタルの旧市街にあたるエリアです。ヨーロッパというよりは、本当に中東の町を訪れたような錯覚になります。お土産屋さんが多いエリアです。
旧市街エリアから写した「スタリモスト」です。あまり上手に撮れていませんが。モスタルにいた時は本当に天気が良かったですね。まあ、どこにいても目立つ橋です。
「ユーゴに来たなあ」と思わせるのは、この旧ユーゴスラヴィアの国旗。旧加盟国では、どこでも売っています。それだけ、この旗に愛着があるのでしょう。
スタリモストから撮りました。とにかくモスクが目立ちますね。それと、ネドレヴァ川がとても美しいです。サラエボと比べても、ゆっくりと時が流れていくのが実感できます。
さて、このスタリモストですが思ったよりも急斜面なのです。一応、段差がついているので普通に歩けますが、お年寄りの方は注意したほうがいいでしょう。
スタリモストの横には、このような文章が書かれた碑石がおいてありました。ボスニア紛争では、クロアチア人とボスニア人がモスタルで戦ったのです。多くの死傷者が出ました。前に写真で見たときは、キリール文字もあったと思うのですが。
下からストリモストを撮ってみました。もう秋だというのに、元気に飛び込もをやる人がちらほら。川は浅いので、相当の上級者でないと難しいのでしょう。
門にはボスニア人の旗が掲げられていました。これは昔のボスニア・ヘルツェゴビナの旗です。結構、きれいな旗ですね。「これはボスニア人の橋だぞ」とアピールしている感じです。
17世紀に建てられたトルコ人の家に入りました。調度品が本当に豪華でオリエンタル! こんな応接室もアリかなと思いました。11月からは休業期に入るので、本当にラッキーでしたね。
それにしても、このトルコ人の家。風通しが悪くて暑いのです。冬はいいですけど、夏は辛いかも。まず、間違いなく、日本では無理でしょう。
「赤」が本当に鮮やかです。そういえば、トルコの国旗も「赤」ですよね。トルコ人は「赤」が大好きなのでしょうか。そんなことを考えながら、写真を撮っていました。
立派なモスクガラジョス・ベコヴァ・ジャミーヤという舌を噛みそうな名前のモスクです。16世紀に建てられた立派なモスク。シンプルながら、好感のもてるデザインです。
モスクの尖塔から写真を撮りました。尖塔まで上るのに結構、勇気がいるのです。通路は狭いわ、暗いわで。おまけに、私は高所恐怖症。スリリングでした。
反対側です。モスタルも山に囲まれた町であることが分かります。風がスースー吹いて気持ちよかったですね。モスクの尖塔もいいですね。
モスクの中は意外にシンプル。そして、何だか居心地がいいのです。もちろん、時間になったら人々はここで礼拝をします。
モスタルはアザーンの声が頻繁に聞こえてきます。クロアチアのドブロブニクからバスでわずか3時間。クロアチアから来られた方は、そのオリエンタルな雰囲気に驚くでしょう。
Travel Tracking
Comment