イースター島に行く前に立ち寄った、太平洋に面する南米大陸の細長い国チリ、大自然のイメージがありますが、首都のサンティアゴは元宗主国のスペインの面影を残すお洒落なカフェやショップがたくさんありブルバードの町並みがとても素敵です。
1日目2015/01/09
南米出発前にフロリダの空港でiPhon騒動がありましたが、フロリダからコロンビアのボコダへ3時間半、ボコダで乗り換え約6時間無事目的地のチリのサンテイアゴに早朝到着しました。
空港でトラベルエージェンシーの出迎えを受け、サンテイアゴの新市内のホテルへと向かいました。
ホテルはパークアヴェニューにある、パークプラザに似たブテックホテルで、玄関ではこんなひょうきんな男性が迎えてくれました。
ホテルのロビーも自分の家のリビングのようで、とってもアットホームな感じがします。
機内は座席がフラットになってとっても快適でしたが、睡眠時間が足りずホテルで2時間ほど休んだ後行動開始、サンテイアゴの市内を散策しました。
新市内のホテル周辺は、広いブルーバードで一見日本の表参道の様なオシャレな並木道が続きます。
旦那様がジム用のウエアーを、持って来るのを忘れたと言うので、ショッピングセンターへ~
玄関には、こんな巨大なサンダルが展示してありました。
そして次に向かったのは、南米一高いビルに中にあるショッピングモールへ
南米でもチリは経済発展著しく、庶民のショッピングの購買力をみれば一目瞭然です。
このショッピングセンターで、先ずは腹ごしらえのランチです。
座った席がイタリアンかと思ったら、お隣どうしで何とチャイニーズのレストランでした。
メニューが全てスペイン語なのでゲス(想像)で、旦那様が選んだチキンのレタス包み、でも凄いボリュームで4人前は有りそう。
それに丼の様な容器に入ったサラダは、これだけでメインになりそう~
モールのレストラン街を歩くと、矢張りありましたね、『SUHSI』の文字。
チリでもとても人気があるようで、市内を歩いていて幾つかレストランを目にしました。
チリは約10年以上前に、南米一周クルーズ6週間の旅で初めて訪れ、今回が2度目となりますが、豊富な鉱物の資源などで今後も益々発展しそうな勢いが感じられます。
明日は歴史的な建造物が立ち並ぶ、旧市街への観光をする予定です。
2日目2015/01/10
今南米チリでは南半球でもあるので夏真っ盛り、毎日暑い日が続いていますが、空気が乾いているのでさらっとした感じで、余り汗はかきません。
それにサマータイム時期なので、夜9時頃まで明るく丸々夜遊べます。
今日は英語を話すガイドの案内で、サンテイアゴの地下鉄に乗って歴史的な建造物が残る旧市街へと向かいました。
この日は土曜日でしたが、地下鉄の車内はこんな感じで比較的ゆったりとしていました。
白亜のモネダ宮殿はチリの造幣局として建てられましたが、現在は大統領府として使われています。
多分定かではないのですが、10年前にここを訪れた思い出があります。
この広場の前に衛兵ではないですが、騎馬に乗った方がいたので記念の撮影、馬さんとってもフレンドリーでした。
広場の前にあった昔の旧市街の街並み、今私達は此処にいるんだよ~
旧市内には歴史的な建造物が残されていますが、こちらの建物は郵便局、中に入ってみましたが天井が高く当時のスペインの権力が示された建物です。
スペイン統治時代の代表的な建物がこちらの『メトロポリタン大聖堂』ですが、残念ながら今は改装中で外観は鉄骨で覆われています。
中に入ると高い天井画がとっても美しく絢爛豪華。
未だクリスマス時期のキリスト誕生のデコレーションが内にありました。
ガイドがお勧めの、ペイストリーのお店でスナックを頂くことに~
厨房の男性二人が「ちょっとカメラ貸して?」と、自分撮りして渡してくれました。
賑やかな人通りの市場方面に向かうと、ポリスが警察犬を連れて巡回していました。
一見治安が良さそうでしたが、やはり犯罪の発生はあるのでしょうね。
この後中央市場へ~私はどこの国に行っても庶民の生活が分かる市場が大好きです。
こちらは野菜や果物が沢山あって、買い物客で活気があります。
パイナップルはブラジルからだそうですが、それ以外の果物やベリー、ナッツ類、は全てチリ産だそうです。
お肉や生鮮魚介類のコーナーも有り~
ヨーロッパではあまり見られない、イカやタコもあり日本人にとっては馴染みの食べ物なので、つい嬉しくなってしましました。
こちらはお魚で、何種類もの大型魚が並べられていますが、お魚丸ごと買う機会がないので、値段的に高いのか安いのか判断できません。
穀物類も色んな種類があって見ているだけで、その国の食生活や文化が分かり私にとって、マーケットは欠かせない観光巡りの場所です。
この後ランチに行きましたが、夜時間も遅いので今夜はこの辺にします。
又コメント頂いている皆さん、時間が無くて返信遅れてますが、ご免なさいね~
後で必ず書きますので、ご了承くださいね。
3日目2015/01/11
サンチャゴの旧市街を案内してくれたガイドさんから、お勧めレストラン・エリアを紹介されたので、夜再び地下鉄に乗ってホテルから4つ目の駅に出かけてみました。
この界隈には、道端に帽子やアクセサリー類を並べて売るベンダーがいたり音楽を奏でるミュージシャンもいました。
ちょっと「危ないかも」と思ったのが、信号が赤で止まった時にジョグリングのパファーマンスをする子の方、かなり熟練された芸でお見事でした。
信号が青になる前にパフォーマンスを止めて、停車している車にチップを求めます。
よく見ると反対側の道路でも、同じようなジョグリングをしていましたが、警察の取り締まりにあったらどうするんだろう?
目的のこの一角には、レストランやオシャレなショップが沢山あり、今若者たちに一番人気の場所だそうです。
レストランの前には石で出来た可愛いアートがあり、つい中に入ってメニューを見たくなります。
ガイドさんお勧めのレストランは、『Aqua Chocolate』と言うピンクの外観で、外のテラス席にするか店内にするか迷ったのですが~
中に入ってチェックしてみたら、中央に噴水がありとっても雰囲気が良かったので、すんなり店内に決めました。
私達は階段の上の2階席に案内されて、下の様子がよくわかります。
ここには英語表記のメニューがあったので助かりましたが、スペイン語が少し分かる旦那様でもちょっと手こずっています。
こちらのサラダは所謂シーフードサラダでイカ、シュリンプ、貝類がサラダの中に埋まっていました。
後の2品はアペタイザーの中から選んだのですが、チキンとシュリンプの串揚げ風で、アボガドとカレー風味の二つのソースが付いて、何方も美味でした。
こちらは食パン風の中に詰め込まれたツナで、プレゼンテイーションがとっても素敵でした。それにツナのお刺身もとっても新鮮で、美味しかったです。
チリのお料理数日過ごして分かったのですが、とってもボリュームがあります。今回サラダとアペタイザーだけで、お腹一杯になり満足したお食事でした。
デイナーの後、周辺を散歩しましたが、元の宗主国スペインの影響かお食事の時間がとっても遅く、夜を楽しんでいる様子です。
でもお店は開いているので、シェスタの習慣は無いようです。
地下鉄に乗って帰る途中で見たドラムを叩く人達、ちょっと甲高い太鼓とは又違った遠くまで響く音でした。
サンチャゴの人達、夜はまだまだ眠らない様子です。
4日目2015/01/12
チリ最大の見所と言えばサンタルシアの丘、今朝早く行こうと計画していましたが、二人とも起きたのが遅くケーブルカー前の入り口に着いたらすごい人の列でした。
それを見て待つのも、待たすのも大嫌いな旦那様「帰る」と言い出しましたが、なんとか宥めて列に並びました。
それでも少しづつ動きがあって結局30分程並んで、チケットを購入できました。
登山電車は途中動物園もありますが、約10分ほどでサンタルシアの丘に到着しました。
丘の上から見たサンチャゴの市内の眺望、四角い高い建物の横に建つビルは先日訪れた南米一大きなモールがある『COSTANERA CENTER』です。
ここでは何方もお決まりの記念撮影、この日はお天気が良かったのですが、遠くまでは見渡せませんでしたね
チリは思ったよりバイカーが多くて、日曜日のこの日はホテルの前の道路も一車線だけ残して、後はバイカー用になってました。
大勢のバイカーグループがこの丘まで登って来ますが、もう少し早い時間だったら私達も参加できたかもしれないわ。
この丘の上にはもう一つ階段があって、この上を登ると~
国民の80%以上がキリスト教徒だけに、この丘の上にも教会が建っています。
この日は日曜日だったので、丁度礼拝が行われていました。
そしてこの丘のサンチャゴのシンボルでもある、セロサン•クリストバルの『聖母マリア』の像がド~ンと建っています。
ブラジルの丘の上のキリスト像も大きいですが、こちらは台座がある分高いように感じます。
あ、そう言えば何処かの国を訪れた時に、台風か何かの影響だったのでしょうか?台座から上の像が倒れているのを見たことがありました。
兎に角ここが一番の頂上で、ローカルのサンチャゴの人達が、ハイキング代わりに家族連れて訪れている場所です。
小一時間ここでサンタクルスの丘で過ごした後、帰り道で出会ったラバさん、一人1000ペソで(二人で約$3)記念撮影、ラバの持ち主が写真を撮ってくれました。
この橋を渡ると地下鉄の方面に行くのですが、この橋の上の欄干で面白い物を発見~
昨年東欧に行った時にも紹介したのですが、覚えているでしょうか?
橋の欄干の上に愛の印として、鍵が括りつけられているのです。
隣ではおじさんが鍵を売っていたので、旦那様が「鍵を買って記念に橋にかけようか?」と提案したけど、何の取り柄も無い普通~の鍵だったのでパスしたけど、やっぱり記念だから括りつけておけば良かったかな~と後で後悔しました。
又何年か後に来て再び会えたら面白かったかも・・・
旅のルート
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