このログでは、一見東南アジアの国の他の首都と何の変りもないジャカルタを、私がバックパッカーでローカル目線の街歩きをした記録から、ちょっと違った楽しみ方を提案しています。実質2日間の滞在だったので、バリなど他のエリアに観光に行く途中にちょっと寄ったときや、ビジネストリップで少し時間ができてどうせなら楽しんで帰りたいなぁという方にぜひ参考にしてください。実は気づかない魅力がいっぱいの街です!
Day 12015/04/29
夜遅くにスカルノハッタ国際空港からJakarta中心部へバスで到着。さあこれから宿探し。女子一人で、初めての街に遅い時間に着いてふらふらするのはおススメしませんが…^^, むしろバスで隣だったおじちゃんが心配して目的地の近くまで送ってくれました。良い国であることを確信。
Day 22015/04/30
ムスリム人口が9割弱を占めるインドネシアでは、礼拝できる場所が設けられていることが当たり前。MONASの地下にも男女別に礼拝場所があり、小学生から大人までお祈りをしに来ては去っていく。見ていていいよ、と写真を撮らせてくれてとてもオープンで、彼らにとってお祈りは日常に溶け込んだ生活のごく一部なのだなぁと感じた。
到着したときに見えた独立記念塔(MONAS)の上は展望台になっていて、SchoolTripのインドネシアっ子で大行列。エレベータ―は小さいのが一基しかない。そりゃあ列がちっとも進まないわけだ笑 2時間かかってやっと登頂。このジャカルタの都会な風景が発展の進むインドネシアの今を表している。
ショッピングモールPlaza Indonesiaで遅めの昼食。きれいで高級志向なモール!フードコートにはインドネシア料理はもちろん、ジャカルタでもあまり多くない洋食系のレストランも揃っていて選べるので便利。基本のインドネシア料理は、お米+メインのワンプレート。インドネシアのお米はタイ米よりジャポニカ米に近く日本人になじみある。なすと鶏肉がココナツ風味の味付けで仕上げてあり美味しかった!名前は…分かりません笑
インドネシア料理を食べるとよくえびせんみたいなクラッカーがついてくるイメージをお持ちの方は多いはず。インドネシアでは食事のときKurupkというスナックのようなものを一緒に食べます。ご飯のおとも的な存在!
デザートもいただきました。右側はチェンドルといってココナツミルクティーといった感じのドリンクに、PandanLeaveの緑色のゼリーが入っているもの。左側はそのタピオカとコーヒーゼリー版といったかんじ。私は大好きですが好みが分かれるお味かと思います。
あれっこんなところに鯉のぼりが…?!と思ったら、在インドネシア日本国大使館でした。子どもの日の前ということで、設置してあるんですね。外国で改めて日本の文化を味わう。
ここからOjek(オジェッ)と呼ばれるバイクタクシーで移動。ジャカルタの街角でバイクが溜まっている場所を見かけたらそれがOkjek乗り場。目的地を伝えて値段交渉。
バイクでの移動。渋滞が日常茶飯事のジャカルタでは近距離の移動はタクシーより小回の利くバイクが便利。ちゃんとヘルメットを渡してくれる。インドやタイのトゥクトゥクに比べれば安全運転。でもなかなかスリリングで楽しかった!インドネシアならでは、ぼったくられても一度はやっておくべしかも?!
Istiqlalモスクに到着。世界最大のモスクなだけあり、その大きさにびっくり。Istiqlalとはアラビア語で「独立」を意味する。夕暮れどき、礼拝時間が近づいて人々が集まってきている。
モスクの内部に潜入!でなく、普通に入れてもらえます^^宗教が異なる人でも、見学したいTouristのためにガイドをしてくれるのです。親切な案内人さんが英語でモスクの成り立ちを説明して下さって、貸し出されたガウンを羽織りツアーへ出発!
お祈り場所であるメインホール。厳粛な雰囲気かと思いきや、皆くつろいでいる様子。公共の休憩場、社交場のような役目も果たしているのかもしれない。
外庭からメインホールのある建物を望む。照明が灯りちょっとロマンチックな雰囲気。後で気づいたのだけれど、後ろに見える2本の塔は、向かい合わせに立つカトリックの大聖堂。時々、モスクのアザーンと大聖堂の鐘の音が重なることがあるそう。異なる宗教が互いに介入することなく共存している空間。
ショッピングセンターのフードコート。Plaza Indonesiaに比べれば庶民的雰囲気。日本食(うどん)を発見したので思わず一枚。思ったより本格的そう!現地の友人はうどんでなくかき揚げのみをオーダー、つまみ代わりにドリンクとぱくぱく。今までスナックだと思ってたらしい。
友人たちとシェアしての夕飯。手前の空芯菜炒めは東南アジアではおなじみで味付けは国により違ってもどこにいってもはずれがない。
Day 32015/05/01
通りで売られている、野菜なのかフルーツなのかが気になる!東南アジアではよく通りでフルーツが売られていたりするけど、インドネシアではこの二種類をよく見かけた。
小さいじゃがいもみたいに見えたのは竜眼(Longan)でした!名前は聞いたことがあるものの生のフルーツを見るのは初めて。恐る恐る食べたら、甘くてグミのような独特の触感が何とも言えないおいしさ。病みつきになり滞在中ずっと食べてました^^
忙しい通りに面したSateの露店。昨日から通るたびに煙をモクモク上げて営業してるのを見て気になっていた。きれいなレストランというわけじゃないけれど、まず間違いないにおいがする。ちょっと汚い焼き鳥屋さんが実は激うま名店、ってことありますよね。
Sateはインドネシア風焼き鳥というか、焼き鳥風インドネシア料理というか。ご存知の方も多いはず。ここの羊肉のSateは絶品。ピーナッツソースか醤油ベースのソースでいただきます。
このファタヒラ広場は、オランダ植民地時代にバタビアと呼ばれたコタ地区の中心地。このエリアはジャカルタビルの立ち並ぶ中心地とはちょっと違った雰囲気。当時の建物が今も残っている。メーデーの祝日なのでお出かけに来た人でいっぱい。
ファタヒラ広場にある、1805年に建てられたコロニアル様式の小粋なカフェ・レストラン。パートナーとおしゃれな食事を楽しみたい旅にはもってこい。欧米人も多く、冷房がよく利いた店内は暑さにやられたとき一休みするにもおすすめ。
歴史を感じさせる年季の入ったポスター、写真の数々。ライブスペースでは時々ショーも行われる。細部まで内装がステキなのですが、1階のお手洗いは要チェック!写真は撮れませんでしたが…訪れた際は見るのを忘れずに☆
休日の広場にはたくさんのパフォーマーがいる。火を飲み込む芸をする人、銅像を真似て全身金色に塗っている人…この日のお気に入りはこの人は3体の人形を同時に動かしながら演奏するというハイレベルパフォーマー。
東インド会社の交易で栄えた歴史の面影を感じさせる港。夕暮れを背景にどこか哀愁漂った雰囲気だった。都会な首都というジャカルタの、違った表情を見たいなら訪れてみるといいかも。
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