世界には、見れなくなる絶景があります。
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シリアの町、アレッポ。世界遺産に登録された町です。
しかし、その町がいま、シリア騒乱(「内戦」というのは、シリアを理解していない一部の人が言っているプロパガンダです)によって破壊されています。
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シリアの人たちは、シリアという国が本当に好きです。
アレッポは、キリスト教徒とイスラム教とが共存し、オシャレなカフェが立ち並ぶ、本当に素敵な町で、僕も大好きでした。
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僕が初めて訪れたのは、大学生のとき。2005年の夏です。
イラク戦争から間もない時期でありましたが、驚くほどの治安の良さが印象的で、すぐに町の人に囲まれて質問攻めを受けるような、
そんな国民性にすっかりと虜になりました。
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そして、2008年から2010年、青年海外協力隊としてシリアで活動。
北部のアレッポから、さらに東に1時間の距離にあるマンベジという町に住んで、母子保健の活動をしていました。
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「いつかシリアに行ってみたい」という友人がたくさんいます。
そして、その「いつか」が叶ったときにも訪れることのできない場所。
その1つに、パルミラが入るなんて、考えられませんでした。
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僕は何度も伝えていますが、シリアほど治安がいい国はありませんでした(データで言えば、日本の10倍治安が良いです)。
「子育てするならシリア」と思っていました。
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シリアに関心がありましたら、他のログブックや僕の作ったムービーを是非見てもらえたら嬉しく思います。
いつか、また、美しく、あったかいシリアに戻れることを、心から願っています。
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<シリアのログブック>
シリア図鑑 〜旅人たちも協力隊も惚れた国。愛と優しさに包まれた日々〜
https://www.compathy.net/tripnotes/18278
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シリア図鑑 ダマスカス編 〜旅人たちも協力隊も惚れた国。意外にオシャレな都会の景色〜
https://www.compathy.net/tripnotes/18653
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今だから見て欲しい。破壊される前に訪れたシリアの世界遺産パルミラ
https://www.compathy.net/tripnotes/19319
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<シリアのムービー>
http://www.youtube.com/watch?v=P5NrCxzFBLQ
Day 12008/04/30
古代都市アレッポの夕焼け。
夕暮れ時は帰宅ラッシュだ。
Day 42008/05/03
泊まったホテルの近くで。
アサド大統領の写真は、国のあちこちで見られる。
秘密警察がいるので、公然の批判はできないことを差し引いても、国民からの支持があった。
信号機はカウントダウン付き。
街中で見かけた紋様。
Day 1362008/09/12
夜でも危険なく出歩ける。
Day 3182009/03/13
アレッポ城。
想像している以上に大きい。
階段を登って入口へ。
アレッポ城の入口近辺では、店が賑わう。
内部は非常に美しい。
城の中が、ひとつの町になっている。
春は菜の花が咲き乱れる。
Day 3372009/04/01
遠足で来ている子ども達。
シリアの子どもは、とっても人懐っこく、礼儀正しい。
アレッポ城内部。
城の中は、国内からの観光客でも賑わう。
現地で買った(オーダーメイド)の服で楽しんでいました。
友人は、たまたま出くわした小学生に囲まれて質問攻め。
英語を話せる子どもも少なくありません。
(現地語はアラビア語です)
世界遺産の町アレッポを見下ろせるアレッポ城。
家族連れやカップルも多くいます。
アレッポ城の近くにある市場。
Day 4742009/08/16
アレッポを一望できます。
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