トルコのイスタンブールを最初に訪れたのが確か20年程前、その後も訪れ今回が4度目となりますが、初めてトルコを訪れた時の戸惑いながら歩いた迷路のようなバザール、歴史ある美しいブルーモスクや、ピンクのアヤソフィア、今も昔も変わりなく当時のままで時が止まったかの様な、昔の想い出が蘇った弾丸一日観光でした。
1日目2015/05/12
約2週間のイランの旅も終わり、トルコのイスタンブールへ、イランを飛び立った後、やっと飛行機の中で強制されたスカーフから解放され、正直ほっとしました。
イスタンブールで数日滞在予定でしたが、フロリダに戻ってからの予定もあり、フライトの乗り換え調整の為一日だけ滞在する事に。
ホテルにチェックインした後、もう20年以上前に訪れ世界一の市場と言われる何でも有りの『グランド・バザール』へ。
中に入るとまるで巨大な迷路のようですが、メインの通りが幾つかあるので、それを覚えておけば大丈夫です。
此処には衣料品、貴金属、絨毯、スカーフやパシュミナ、 陶器類ランプとそぞろ歩いて、見るだけでも楽しい場所です。
とっても色が綺麗なトルコのランプ、持ち帰りもできないので同じ柄の小さなキャンドル・グラスを買いました。
こちらのジャケットとても気に入ったのですが、この店は布地屋さんでデイスプレーに飾ってるだけで、売らないと言われてしまいました。
売らないとなると益々欲しくなりますが、絵画的な模様がとても素敵でした。
バザールの中には、チャイハネの、テイーハウスも有ります。
注文を受けると、上に取っ手がある持ち物でお茶を配達しています。
注文を受けると、上に取っ手がある持ち物でお茶を配達しています。
手を洗う水道も有りましたが、お水は飲めるかどうか分かりません。
メインの通りの真ん中に、ど~んと店を構える宝石屋さん。
この店は素敵な柄のベッドカバーや、テーブル・クロスが一杯、
ここで私が好きそうな品を発見。
又々テーブルクロスですが、トルコの製品はイランに比べると斬新なデザインが多い様に感じました。
バザールの外に出ると、チャイハネがありましたが矢張りここでも
イランに比べ、洗練された雰囲気のお店が多いです。
同じイスラム国家でありながら、イスタンブールは都会で開かれた街であることが、イランを旅して歴然と分かります。
トルコはヨーロッパとアジア大陸にまたがる中心地でもあるので、世界中から観光客が訪れ賑わっています。
買い物をするには値段が書いてないので交渉次第、元中華圏の台湾に住んでいたのでかなり訓練されたけど、時間の無駄になるので適当な値段で妥協してます。
主な場所は一通り回ったので、バザールを後にしユネスコの世界遺産に登録されている『青のモスク』や『アヤソフィア』がある見所満載の旧市街へと向かいました。
例によって旦那様と私見る内容が違うので、最初に決めた大通りのミーテイング・ポイントのスターバックスで、落ち会う事にして別行動です。
この周辺のショップは、ヨーロッパに来たかと見紛うばかりのオシャレなお店が並んでいて、覗いて見るだけでも楽しいです。
グランドバザールを出た後通りのお店で場所を聞きながら旧市街へと歩いて行きました。
何しろ地図を持ってなくイフォーメーションも見つからなかったので、標識を見ながらでの散策です。
バザールから15分も歩くと、大きなドームが目に入ってきたので、それを目印に歩くと広場に出ました。
イスタンブールの数ある観光名所の一つでビザンチン建築の最高傑作と言われる『アヤソフィア博物館』広場の正面から見ると、ピンクに輝く建物の美しさがよく分かります。
広場を歩いて正面から見ると、その美しさがよく分かります。
最初の建築は、360年に当時の教会として建てられ、その後火災で焼失、再建等を繰り返しモスクに改収されたりして、今は内部を見学できる博物館なってます。
アヤソフィアの広場周辺には、カフェやレストランもありトルコ料理でお馴染みの、お肉料理を焼いた良い匂いが漂ってきます。
アヤソフィアの向かいに建つのは、スルタン•アフメット•モスクで通称『ブルーモスク』と呼ばれ、オスマントルコ帝国時代の1616年に完成した世界遺産の建築物として必見です。
中庭は誰でも入れるので、行ってみました。
モスクには信者の方の入口と、ビジター用の入口があって、ビジター用は建物の後ろにありました。
でもモスクの中に入るには、スカーフを被らなければなりません。
イランでは毎日スカーフを被っていたけど、トルコに来た途端もう被らなくて良いかもと、この日は持ってきませんでした。
でもとりあえずビジター用の入口に行って見ると、レンタル用のスカーフがあったので、無事モスクの中に入れました。
モスクの中に入ると、20年前に見た『ブルーモスク』の光景が蘇って来ました。
ブルーモスクと言われるのは、壁や天井、柱を覆う模様がほんのり青を帯びているからと言われていますが、実際にはご覧の様な色調です。
中央の丸い部分は細かい模様が施され、全体的に優しい色合いです。
間も無く旦那様と待ち合わせをした時間なので、スターバックスの方へ歩いて行くと、フロリダの家の近くでも見るターキッシュ・レストランが、沢山並んでいます。
イスタンブールでの見所、『トプカプ宮殿』と『地下宮殿』も再度見たかったのですが、何しろ時間もなかったので、諦めました。
予定の場所で旦那様と会って「どうしてたの?」と聞くと彼方此方歩いた後は、テイーハウスでのんびりしてただけだって~
タクシーを拾って、空港に近いホテルに戻ろうとした所、ドラムやドラの鐘の音が聞こえてきます。
近寄って見ると、民族衣装を身につけた人達が行進している所です。
トルコを訪れたこの時期、間も無く選挙が始まるので、そのデモンストレーションかなと思っていたけど、どこかの少数民族の方々でした。
観光客の方も思わぬ民族衣装の出現に、カメラを向けていました。
こうしてトルコのイスタンブールでの、弾丸一日の旅が終わりました。
2日目2015/05/13
イタリア、イラン、そして一日だけ滞在したトルコと、約一ヶ月の長い旅に終止符を打って、イスタンブルール~フランクフルト~オーランドへと乗り継ぎしてフロリダの
家に戻ります。
ところが~
ターキッシュ•エアーラインチェックインすると、「イスタンブールからフランクフルトの発券はできるが、フランクフルトからオーランド間はキャンセルされています」
との事~???
まさか、そんな???
旦那様のコンピュターには、コンファームしている内容が有るのに、ターキッシュ•エアーラインのコンピューターにはキャンセルになっている~
最初の予定を変更して、数日帰国を早めたけどそれが変更されてなかったのです。
スーパーバイザーのカウンターに移動したけど、「こちらに来てチェックしてみて下さい」と言われ、旦那様カウンターの中に入っちゃったわ~
とにかくラチが明かないので、フランクフルト迄飛んで、ユナイテッドのサービスカウンターで、チェックする事に~
もしキャンセルされていたらフランクフルトに泊まる事になるかも知れない?
或いは何かのミスと判り、乗れるかもしれない?
旅にはハプニングが付き物なので、「どうにかなるだろう?」とポジティブ思考に切り替え、機内のお食事を楽しみました。
ターキッシュエアーラインのビジネスクラスでは、何とイケメンシェフが、機内で自らサービスしてくれるのです。
イケメンシェフの登場にもうシステムエラーの事はどうでもよくなりました。
行きも帰りもターキッシュ・エアー利用しましたが、お食事とても美味しいのです。
前菜の写真は無いですが、朝食に選んだポーチドエッグです。
結局到着したフランクフルトの乗り継ぎカウンターに駆けつけ、事情を話すと、直ぐにコンピューターでチェック、「ああこれね~」と、
いとも簡単にフランクフルトから、オーランド迄の搭乗券発行してくれましたわ。
一体ターキッシュ・エアーラインのコンピューターシステム、どうなっているのでしょう?
とにかく無事予定通り家路に着くことが出来ました。
旅のルート
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