都会での生活から離れ、癒しを求め世界遺産の島、屋久島へ。
まず島を歩いていてびっくりしたのは、子供たちが「こんにちは!」と挨拶をしてくれること。都会ではこんなこと絶対にない。きっと屋久島では普通のことなのでしょうが、驚きました。屋久島の大自然ももちろん素晴らしかったのですが、それ以上に島の人たちの優しさに触れることができ、思い出深い一人旅となりました。
屋久島の森の中は、どこまでも緑が深くて、空気も水も美味しくて、心身ともに癒されます。屋久島では縄文杉を始めとしたトレッキングが有名かもしれませんが、夏にはカヤックやダイビング、沢登りなどのエコツアーも楽しめる、大自然を思いっきり楽しめる島です。女性の一人旅でも、島の方々は優しく迎え入れてくれます。
日常を忘れ、大自然を肌で感じる旅に出てみませんか?
【かかった主な費用】
航空券 :16,060円
宿代 :一泊2800円×3泊
ツアー代金 :縄文杉(14,000円)
白谷雲水峡(11,000円)
その他交通費:鹿児島空港から鹿児島港往復バス代(2,500円)
高速船往復(16,100円)
宮之浦から安房までローカルバス片道(790円)
縄文杉通行料往復(1,740円)
Day 12015/05/27
いつか行きたいと思っていた世界遺産、屋久島。成田空港から鹿児島空港まではJetstarを利用。(往復16,060円)jetstarはセールもよくやっているのでタイミングがあえば安く抑えることもできます。
ジェットスターHP→http://www.jetstar.com/jp/ja/home
鹿児島港からは高速船(通称トッピー)を利用しました。往復16100円。
もっとコストを抑えたい人は、フェリー利用をお勧めします。
トッピー予約HP→https://www.tykousoku.jp
フェリー屋久島2HP→http://ferryyakusima2.com/timetable.html
夜行フェリーはいびすかすHP→http://www.yakushimaferry.com
高速船は、屋久島で一番人口が多い街、宮之浦港に到着します。そこから目指すのは、屋久島で二番目に人口が多い街安房。安房までは路線バスで行きます。(宮之浦〜安房まで790円)
初日は移動だけで終わったので、明日の縄文杉トレッキングに備えて早めの食事。
宿(ゆかいな仲間たち:ドミトリー1泊2800円)の前にある、「かもがわ」は、地元の人にも大人気のご飯やさん!
人気の刺身定食(1,600円)はボリューム満点です!屋久島名物のトビウオをお刺身でぜひ♡大自然もいいけど、グルメも旅の楽しみの一つ!
素泊まり宿「ゆかいな仲間たち」→http://www1.ocn.ne.jp/~t.m106/
Day 22015/05/28
朝4時半にお迎えが来て、縄文杉までのトレッキングがスタートしました。
こちらのトロッコはまだまだ現役。
今回縄文杉コースでお世話になったのは「旅楽」さん。(縄文杉コース:14,000円)ツアー料金の他に、登山者は往復シャトルバス代金として1,740円必要です(3月〜11月の間)屋久島の環境負荷の緩和のためだそうです。
旅楽HP→http://tabira.biz
トロッコが通る線路沿いを歩いて縄文杉を目指します。何だか映画のスタンドバイミーみたい!
屋久島の高山は、1550万年前にできた花崗岩がその後隆起して形成されたそうです。また、屋久島は「1ヶ月の35日は雨」と呼ばれているように、降水量の多い島でもあります。
途中には手すりもない橋もありました!高所恐怖症の方には少し辛い道ですが、経験豊富なガイドさんがフォローして下さるのでご安心を!
島を流れる安房川。ここもジブリ映画「もののけ姫」で、アシタカとサンが出会うシーンのモデルになっているそうです。
どこまでも続く苔の世界。大自然を前に心が綺麗に洗われていくようです。緑の絶景にただただ感動するばかり。
最初の難関はこのトロッコ道。約3時間程続きます。縄文杉までは長い道のりですが、ガイドさんのおかげで屋久島の歴史や大自然のお話等を聞きながら歩くので、あっという間に時間が過ぎていきました。
森の住人が飛び出してきました。屋久島に生息する、ヤクシカです。最近では、人間の数よりもヤクシカの数が多くなってきており、畑を荒らしたりという被害も出てきているため、食用に焼き肉ならぬ「ヤクニク」として食べられているそうです。
やっとここでトロッコ道が終了です。トイレ休憩もお忘れなく。
荒川登山口から、この分岐点までは徒歩約3時間かかりました。ここからは平坦な道が終わり、階段や山道が多くなっていきます。
屋久島には樹齢1000年を越えた屋久杉がたくさんそびえています。1000年未満のものは小杉と呼ぶそう!小杉でも凄い樹齢!
こちらは屋久島でも有名なスポット、ウィルソン株。この写真を待ち受け画面にしておくと、恋愛運が上がるそうで、パワースポットとしても人気になりました。ある場所から見上げると可愛いハートの形に♡
夫婦杉(めおとすぎ)と呼ばれる屋久杉です。3m程離れた2本の巨木の枝が10m程の高さでつながっています。夫婦が手をたずさえたような姿に見えることからこの名がつきました。
午後からは雨が降り始めました。雨が降ってこその景観が楽しめる屋久島。森の中も植物たちが生き生きして嬉しそうでした。
はり巡らされた木の根っこに、生きる力強さを感じました。
やっとお目にかかれました、縄文杉。樹齢7000年とも言われていますが、2170年説が有力のようです。どちらにしても1000年以上生きているというだけで凄いですね!
Day 32015/05/29
3日目はジブリ映画の「もののけ姫」のシシ神様が住む森のモデルにもなった、白谷雲水峡へ。こちらは縄文杉のルートよりも気楽に歩けるトレッキングコースです。
こちらのベンツのようなマークは、1歳の杉の葉です。すくすく育って縄文杉みたいに大きくなってね♡
白谷雲水峡のツアーは「山岳太郎」さんに御願いしました。ツアー料金は11,000円でした。ツアーには保険料や、途中休憩でのお味噌汁やコーヒー等も含まれています。緑の絶景を前に飲むコーヒーは、最高に美味しかったです。
ヤクシカたちは警戒心なく、人間の前に現れます。屋久島にいる野生の哺乳類は、ヤクザル、ヤクシカ、イタチ、コウモリ、モグラ、ネズミぐらいしかいないそうです。
前が降った翌日は、苔に水滴が着いており神秘的な写真が撮れます。屋久島の植物には恵みの雨ですね!ぜひ、マクロモードで撮影を。
こちらがジブリの「もののけ姫」のシシ神様が住む森のモデルになった、「苔むす森」。苔がこんなにも綺麗な絶景だったとは!
昔は「もののけ姫の森」と呼ばれていたようですが、どうやら大人の事情で名前が変更になったそうです…。
やっと、太鼓岩に到着しました!こちらからは屋久島の山々が見渡せます。少し雲が出てはいましたが、ここからの眺めはまたもや絶景です!
屋久島で晴れることは珍しいのでラッキーでした!ジャンプしたり寝そべってみたり。勇気のある方は挑戦してみて下さい…!
こちらも、いかにも屋久島な風景。ずーっと奥まで緑と苔の世界が続いており神秘的です。森の中はどこを見渡しても緑が深くて、川の流れる音、鳥のさえずり、葉のざわめき音、それぞれがまたおいで、と言ってくれているようでした。
屋久島でも人気のお寿司屋さん、「いその香り」新鮮な魚を使った地魚の握りは一番人気!特に首折れ鯖のお寿司は絶品です。屋久島に来たらご当地グルメもお忘れなく!
Day 42015/05/30
最終日は朝から雨がパラパラ。宿の近くにあった「ぷかり堂」さんで、お土産探しとブレスレット作りを体験してきました。選ぶ天然石で値段が変わってきます。縄文杉のパーツもあるので、縄文杉のパワーをいただきましょう!
ぷかり堂HP→http://www.pukarido.com
この日は、安房港にてトビウオ祭りが開催されていました。島で採れた野菜等も販売されており、「パパイヤ美味しいから持って帰りなさい!」と手渡されました。帰ってから美味しくいただきました♡
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