アクティビティ満載で観光客に人気のインドネシア・バリ島 しかし交通渋滞も深刻で もっと静かに休暇を過ごしたい! そんなわがままな願いを叶えてくれるのが バリ島とロンボク島の間に挟まれたギリ3島 このうちメノ島は一番静かで 「何もしない」贅沢なバカンスを過ごすのにはぴったりの場所だ
Day 12014/11/28
お隣のパーティーアイランドとして有名なトラワンガン島から舟で25,000ルピア(約250円)で移動できる
目と鼻の距離と言わんばかりに すぐお隣の島だけれど 到着した瞬間から島に広がる静寂な雰囲気が伝わってくる
若者のパーティーピープルが多かったトラワンガンから一転 メノ島のツーリストの多くはリタイアした夫婦や家族連れが目立つ
メノの島民は言うには「この島はパーティーがないからあんまり若者には人気がないけど 静かに過ごすにはぴったり」ということだった
波も穏やかで この海の青さを見ているだけで 頭がリフレッシュされる
海の色に合わせるかのようにカラフルな船が水辺に映える
ギリ3島で一番小さいメノ島 歩いても2時間もあれば1周できてしまう大きさ ごちゃごちゃした雰囲気もなく ビーチは本当に静かで ただひたすらさざ波の音が響くだけ
暑い時に熱いものをというわけではないが インドネシアはコーヒーでも有名 近くのロンボク島はその産地としても名高く メニューにはその名の通り「ロンボクコーヒー」 その味わいは深く濃厚で 頭がきりっと冴えてくる
裸足で歩いていると 突然足の裏にごつごつと違和感が… 石か何か踏んづけてしまったかと思って視線を下に落とすと なんと辺り一帯がサンゴビーチ さすがに素足で歩くには足つぼへの刺激が強いので ビーサンを履いてジャリジャリと音を立てながら進んでいく
お隣のギリ3島のパーティーアイランド・トラワンガン島とは打って変わって メノ島の夜はとっても静か パーティーもなし!耳を澄ませば トラワンガン島からビートの鼓動が響いてきているような気もするが 騒がしいほどでもなく 星空を眺めながら 早めに就寝
Day 22014/11/29
日中の暑さは相変わらず 水分補給はこまめにしないと 体にこたえる フルーツジュースは火照った身体を冷やしてくれる
島の北側には リゾートホテルとレストラン だけど観光客でごった返しているわけではなく あくまで穏やかな雰囲気はここも変わらない
Day 32014/11/30
島に車は1台も走っていない スーツケースを持った旅人を助けてくれるのが馬車 車が走っていないとこれほどまで空気が澄み渡り 息をするのも軽やかになる
観光客向けの派手な演出はあまりないメノ島だけれど ところどころに貝やサンゴでアレンジしたデコレーションがビーチ沿いに飾られているのが目につく
島のバンガローのほとんどはこのような鉛筆の先端のようなフォルムをしている ドアを開けてすぐにベッドルームがあり 奥にトイレとシャワー ホステルクラスだと流れる水は全て海水 2日もすれば海水でシャワーを浴びるのにも慣れてくる
道を歩いているとコンコンと木と木が激しくぶつかり合う音とともに男たちの掛け声が聞こえてきた
広場をのぞいてみるとコマの遊びガンシングの最中だ 遊びといってもチーム戦で2つに分かれて 両チームとも一斉に同じ数のプレーヤーがコマを投げる 各チームの残ったプレーヤーが相手チームのコマを攻撃して回転を止めていく 最終的に残った1つのコマで勝利チームを決めるルール 遊びというより格闘に近い 大胆なフォームから投げ出されるコマ回しは迫力満点
娯楽の少ない島では住民にとっての楽しみの1つ この日はロンボク島から遠征に来たチームと地元メノ島のチームが対戦
Day 42014/12/01
ギリ島民の多くはイスラム教徒 朝は島じゅうにアザーンが鳴り響き 熱心な教徒たちがモスクでお祈りをする 小さな島ではとても立派に見える施設
小さな島には何もないといっても過言ではない ごみはロンボク島で処理するため 船で運び込まれる 焼却場はなくても 観光客向けのホテルが点在するのは なんとも不思議な生活インフラの整備
ゴミの焼却場のないメノ島だが 水分の補給はこまめにしないといけない そうすると必然的にペットボトルの消費量がどんどん増えてくる
レストランの中には マイペットボトルへのリフィルサービスをしている 値段もペットボトルを買うより少し安く リサイクルにも役立つので 是非このサービスを利用して メノ島の環境に優しい旅人を目指したい
Day 52014/12/02
何もしないで海をただ眺める休暇にも慣れてきた 起きてご飯を食べ ビーチで読書をしてのんびり過ごす 聞こえてくるのは波と風の音のみという静寂空間
島の東側は波も穏やかでスノーケリングにぴったり 遠浅の海は奥にぽつんと見える黒い2つの斑点は観光客 ビーチから50メートルほど海に入っても まだ膝ほどの水深 この場所なら子供が遊んでも安心だろう
Travel Tracking
Comment