イングランドの伝統的な姿を今に伝えるコッツウォルズの村々。
地元産の黄色いレンガで造られる家ははちみつ色に輝き、イングランドでもっとも美しい地域であるとも言われています。
イギリス旅行の最後は、ここコッツウォルズの村々です。
交通の便が悪いため、ロンドンからのばすツアーを利用しました。
Day 12014/05/24
コッツウォルズ地域は、地元産業のかつて羊毛で栄えました。
鉄道路線がイギリス国内を網羅し始めた頃、地元の人たちは羊が列車の音を恐れるからと線路村から離れて敷くよう要求していました。
交通の便が悪いコッツウォルズ地域は一時寂れていましたが、そのためイングランドの古い町並みが残り、今ではそれが地元を潤す観光資源となっています。
そんなコッツウォルズ、まずはバーフォードです。
バーフォードは坂の町。
イングランドの丘がどこまでも続くのが見えます。
ここはハイストリート。
石造りの家並みだけじゃなくて、こんな建物も。
古い家並みがそのまま残っているようです。
次はバイブリー。
イギリスの詩人・画家ウィリアム・モリスが「英国で最も美しい村」と賞賛した村だそうです。
いかにもイギリスの田舎という風景。
アガサ・クリスティーの小説に出てくる、セント・メアリー・ミードを連想してしまいました。
これぞはちみつ色のれんがの壁。
花の季節の5月、一番いい時期に来たねと言われました。
バイブリーを離れてやって来たのはバートンーオンーザーウォーター。
川が町の中心を流れていて、とても綺麗で魅力的な町です。
川沿いに歩くと、それだけでもう満足できるほどの見事な風景です。
水のある風景はいいですね。
ちょっと疲れたので一休みすることにしましょう。
みんな考えることは同じようです。
何だか大きくてきれいな建物に出くわしました。
どうやら、ホテルのようですが。
コッツヴォルツの旅、最後はブロードウェイ。
羊毛産業が盛んだった昔は、一大宿場町として栄えたそうです。
ここを昔は旅人が行き来したんだなあ、などと感傷にふけったり。
クラシックな車が止まっていました。
古い家並みに似合っています。
バスに乗って村のはずれ。
コッツウォルズに別れを告げます。
イギリスにも、さよならです。
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