中国・四川といえばスパイシーな四川料理で有名。
でも動物好きにとっては、パンダ。
何よりパンダ。
そう、ここにはパンダの人工繁殖の研究所があるんです。
パンダ見放題、さわり放題(とはいきませんが)を夢見て、はるばる中国・四川は成都に行ってきました。
Day 12013/04/28
成都は寺院の多い町。ここでの観光は、何はさておきまずは寺院めぐりから。
ここ昭覚寺は成都の北門外、青龍村に位置しています。
四川西方の「第一禅林」と呼ばれ、貞観年間に建立されて以来、多くの高僧を輩出しました。
文化大革命集に破壊され、現在の姿は再建後のものです。
ここは寺への途上にお線香売りの屋台が目立ちます。中国では寺院仏閣は観光目的化され、遊園地のようになってしまっているものが多い中、ここでは信仰が生きており人々が参拝のために参っているようです。
入場料も2元と格安であることを考えても、穴場的なスポットといえるでしょう
杜甫草堂は、唐代の大詩人杜甫ゆかりのあずまやです。杜甫はは安史の乱を避ける為に避難したあずまやです。
成都に逃亡してきた後、親友の協力を得て浣花渓の畔に藁葺きの家を建て、そこで4年ほど貧しい生活を送ったといいます。
「草堂」とは、藁葺きの屋根にちなんでつけられたとか。
うっそうとした竹林や梅林、小橋がかかる渓流があり、詩情画意を盛り上げています。
こぢんまりとした建築の特色を生かした、素晴らしい庭園です。
ここは錦里歩行街。有名な武候祠に隣接しています。
全長350m、幅4m足らずの歩行街ですがその歴史は長く、秦、漢、三国時代から全国にその名が知られていました。
現在でも成都で最も賑やかな商店街だといわれています。
昔の建築様式を習い建てられた錦里一帯の建築は区画整備されて、2005年には「中国十大都市の歩行商店街」と評されました。
ここを訪れると、このあたりでの郷土の味を全てを味わう事ができるといわれています。
特に四川料理特有のスパイスの効いた辛い料理は絶品で、グルメ好きならはずせない場所です。
Day 32013/04/30
成都に着たからにはここに来なくちゃ!というスポットが、ここ成都パンダ繁育研究基地。
絶滅危惧種のパンダを救うため、1990年にオ ープンした総合パンダ繁殖研究所。
一流のパンダ研究専門家を有し、繁殖設備を整え、工夫された造園方法で野生パンダの生活環境を再現しています。
見て下さい、この可愛らしさ。
まさに動くぬいぐるみ。
可愛いジャイアントパンダの他にレッサーパンダも抱っこして記念撮影ができます。
気温が摂氏30度を超えるとパンダは元気がなくなります。暑い時期なら、午前中にここに来るのがおすすめ。
なお、抱っこ撮影の料金は、パンダ研究への寄付金としてパンダ保護のために利用されます。
人工繁殖を促進した結果、パンダの数が当初の6頭から42頭に増えました。
現在5頭のパンダが「友好の大使」として成都パンダ繁育研究基地から海外の動物園へ送り出されています。
この愛らしさ。
日本でも、1970年代に上野動物園のランラン・カンカンブームを引き起こしました。中国にとって、何よりの親善大使のパンダ。
思う存分楽しんで下さい。
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