ヴァチカン市国から始まり、ヴェネツィア広場を中心に
ローマを巡ります。
早足となってしまったのが残念ですが、仮に二倍の日数を観光に充てていたとしても『また来たい』という思いは変わらなかったと思います。
Day 12011/05/16
世界一小さな国、ヴァチカン市国内部にあるサンピエトロ大聖堂。
神聖かつ荘厳なたたずまいに目に見えない何かの威光のようなものさえ感じました。
大聖堂内に差し込む光。
敬虔な信者達と礼儀正しい観光客達により聖堂内は厳かな雰囲気に包まれています。列に並んでいる時の浮つきは静まり、心に落ち着きが満ちてきます。
レオナルド=ダ=ヴィンチもライバル視したという巨匠ミケランジェロの作品をはじめ、様々な彫刻作品が集います。教会であり遺跡であり、美術館でもある――急ごしらえの観光名所では決してかもし出せない空気があるようです。
ヴァチカン美術館にて。
写実的でありながら写真とは異なる温かみを湛えた絵画。門外漢ながらも、足を止めて想像を膨らませます。
Day 22011/05/17
修復作業が行われているフォロ・ロマーノ。かつてローマの人々の集会場だったと言います。今更ですが、映画や小説の中のローマがかつて本当に存在していたという事を思い知らされました。
Day 32011/05/18
カピトリーニ美術館の壁面に彫られた肖像。
どことなくひょうきんながらも緻密なデザインです。
ローマの建国者であるというロムルスの伝説が残ります。
ローマ観光の要衝となるヴェネツィア広場。
ヴェネツィアをモチーフにした舞台背景を持つ某漫画原作アニメーション好きの私が心を奪われるのにそう時間はかかりませんでした。一度ここを離れれば次訪れるのはいつになるのか……そう考えると残念な気持ちになります。せめて目を瞑れば思い浮かぶように街の姿をしっかり刻んでおこうと思います。
Travel Tracking
Comment