韓国の歴史や伝統を感じさせてくれる場所を中心にソウル市内を巡る。
初めは宗廟、ついで民俗村、やがて徳寿宮、
南大門という風に現代へと帰っていく。
首都圏の高層建築物群の中にも堂々と存在している歴史遺物を見て
伝統が大事にされているという事を確かに感じました。
Day 12015/04/15
初めに訪れるのはユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されている宗廟。先進的な都市の中に突如現れる歴史遺産に驚いてしまいます。
当時の人々も足をつけたであろう石畳の上を直接歩きます。門前の広場は実に広大で、真ん中に立てば周囲の高層ビルすら小さく遠く見えるほど。
馴染み深いようでどこか趣の違うデザインの瓦屋根。保存状態は全体的に良好ですが歴史的建造物の雰囲気は十分に感じることができました。
ライトアップされた清渓川に沿ってソウル中心部を往く。すれ違う人々、同じ方向へ歩いていく人々の談笑が現地の生の空気を感じさせてくれました。歴史を学ぶことができる写真展も。
Day 22015/04/16
二日目にやってきたのは韓国民俗村。
朝鮮時代後期の生活を再現した一見のどかな場所ですが、博物館やレストランだけでなくアトラクションまで充実していたのには驚きです。
実際に人が住んでいる訳ではありませんが、敷地内の植物は丁寧に手入れされていました。水の流れる場所もあり、空気もおいしい。
Day 32015/04/17
韓国五大王宮のひとつ、徳寿宮は東洋式建築と西洋式建築とが織り成す景観の美しい遺跡。石垣と自然に囲まれた道はいつまでも散歩していたくなってしまう。
海苔や健康食品、服にアクセサリーと何でもそろう韓国の伝統市場。色々なお店を次々見てまわるべきか、一軒一軒じっくり見ていくべきか……どうしても迷います。
南大門の正式名称は崇礼門。
お土産をぶら下げながら満足げに見上げます。街の様子が目まぐるしく変わっても、ここは次来る時までそのままの姿でいてほしいと思います。
Day 42015/04/18
出発の日、ソウル駅周辺。
今が21世紀である事を実感します。
これからも私達が大切な伝統を忘れることのないよう願いつつ。それではまた。
Travel Tracking
Comment