韓国のハワイと称される済州島。実はリゾートだけではない、奥深い自然探訪ができるのです・・!女子三人で回ってみました。
Day 12012/05/25
朝一番、北村トルハルバン公園に行ってみました!トルハルバンというのは済州のシンボルで「石のおじいさん」と言い、地元の人々にとっても愛されています。この公園は、済州島に点在するトルハルバンを集めて野外展示してあるところです。寄り添う姿が可愛い♪
これも同じく北村トルハルバン公園で撮った、石のおじいさん。こうやって見ると、すべて顔つきが違うのがわかりますね~。この公園内には、こうしたいろいろな顔のトルハルバンが、48基まとめて展示してあり、地元の子供たちの体験学習スポットとしても人気があるようです。
翰林公園内にある双竜洞窟。この済州島には様々な形をした洞窟があります。今回の旅は、まるで洞窟巡りというくらい、済州島のあちこちの洞窟を回りましたが、一つとして同じような洞窟はないのでは?と思うほど。地形の複雑さ、奥深さを実感します。
で、この双竜洞窟は、天然記念物に指定されており、熔岩洞窟と石灰洞窟が混ざった、世界的にも非常に珍しい複合洞窟です。この壁面の模様も、まるで人が描いたマーブル模様のようですが、実際には石灰水のしみこみが作り出したもの。月並みな言い方ですが、自然の力は計り知れません。
午後は城邑民俗村(ソヌプミンソクマウル)へ。ここにも北村トルハルバン公園にあったのと同じような、石のおじいさんがいますね。これだけ見ていると何だか愛着がわいてきます。建物や彫像などの有形文化遺産だけでなく、民謡や郷土料理、民間工芸など無形文化遺産もそのまま残してある昔ながらの村です。
やっぱりかわいいー!この2基並んだ石のおじいさん。あちこちにいるので、村の繁栄を見守ってくれているようです。村のあちらこちらで済州島の伝統を見ることができるので、昔の韓国にタイムスリップしたような気分で散策できるのが楽しいです。
Day 22012/05/26
(城山日出峰)
ユネスコ自然世界遺産、城山日出峰。海抜182mと高くない山ですが、ここは実は10万年前に海底火山の噴火によってできたのです。噴火口の周りには、王冠を連想させる99個の突出した岩が取り巻いていて、荘厳な空気すら漂います。
こちらは山房山。黄色い花が岩山に映えて可愛らしかったので、記念に1枚。火山活動の影響を強く受けて、島中に複雑で多様な地形がみられる済州島ですが、この山房山には風化穴や洞窟が多数あり、海に向かって続く海式洞窟には、その地形を利用した寺院があったりもします。
火山・山房山の絶壁にある洞窟の中に建てられた寺院、山房窟寺です。中にはこのように仏像が安置されています。ここからは海岸線が見渡せるんですよ!このような場所に来ると、自然と宗教ってつながっているのかなあ、なんてことを考えます。
山房窟寺の名の通り、本当に洞窟がお寺になっています!この写真だとよくわかるんじゃないかなと思います。石段を登ったところに仏像がありますね。海式洞窟で、絶壁に建てられているこのお寺、ここから海を臨む眺めはまさに絶景!
最後に行った観光スポットは萬丈窟です。この二日でどれだけの洞窟を回ったでしょうか・・・ここは、世界で一番長い溶岩洞窟なんです。長さは全体でなんと13㎞。そのうち公開されているのは1㎞程度ということで、済州島の地形がいかに入り組んでいて面白いかがよくわかります。
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