ラスベガスを拠点に、レンタカーでデス・バレー国立公園、バレー・オブ・ファイアー州立公園を巡る旅。
荒漠とした大地に、地球も宇宙の中の惑星のひとつなんだな~と改めて思ってみたり...
変化に富む地形に大自然の驚異を感じた旅でした。
Day 12013/12/14
古代エジプトがモチーフになっているピラミッド型のホテル、ルクソールに宿泊しました。
外観やホテル内部は世界観がありますが、部屋は普通のホテルといった感じでした。ただ建物がピラミッド型なので、窓際の壁面が斜めになっていました。
ストリップ大通りを散策。
各ホテルそれぞれにテーマがあるので、ホテルを渡り歩くだけでも楽しい!
12月だったので街中やホテル内にクリスマスの装飾がされていて、普段と違う姿が見れたとちょっと得した気分になりました。
ラスベガスに来たものの、実はギャンブルには全く興味がない...そんな私でもきらびやかなホテルや無料のショーを見て回って、非日常的なラスベガスの世界を満喫できました。
Day 22013/12/15
ライオライトというゴーストタウンの近くにあるゴールドウェル・オープンエアー・ミュージアム
何もない荒地に突如現れる屋外ギャラリーです。
写真は『ゴーストの最後の晩餐』
わかりますか?ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」と同じ格好をしています。
ちょっと不気味ですがインパクトはかなりありました!
ラスベガスから車でデス・バレーに行くことがあれば、ここにも立ち寄ってみるとおもしろいと思います。
デス・バレー国立公園
この標識を通り過ぎてからもしばらく今まで走っていたような道が続くので「あれ?ほんとにここ公園内なの?」と思いましたが、デス・バレーはなんと長野県とほぼ同じ面積を持つアメリカ国内最大の国立公園なのだそうです。カリフォルニア州とネバダ州をまたいでいます。
アメリカで最も暑く、最も乾燥していて、最も標高が低い『死の谷』とは一体どんなところなのか、期待が高まります。
モスキート・フラット・サンドデューン
最初に立ち寄ったポイント。その名の通り砂丘が広がっています。なぜモスキートなのかは謎。
砂漠と聞いて真っ先に思い浮かべるイメージ通りの風景が広がっていました。
ビジターセンターに気温計がありました。
夏には50℃を超えるほどの過酷な砂漠地帯だそうですが、私が訪れたこの時は71℉=21.7℃
暑過ぎずちょうどいい気候でした。
行くなら冬がオススメ。
バッドウォーター・ベイシン
ここが北米で最も低い場所。海抜下86メートル。
後方の岩山の上の方にSEA LEVELと書かれた表示があって、こんなに乾いた地なのに太古の昔には海の中だったのか~となんとも不思議な気持ちになりました。
この真っ白な道は全て塩です。
悪魔のゴルフコース
岩に見えるのは全て岩塩で、近くで見ると珊瑚のようなゴツゴツ感。
ここでゴルフをできるのは悪魔だけだろうとこの名が付いたそうですが、こんなところでゴルフしたらボールがなくなっちゃう、というよりも岩塩の上を歩くだけでも一苦労でした。
アーティストパレット
その名の通り、自然につくり出されたカラフルな岩肌。砂岩に含まれる成分によっていろんな色に見えるのだそうです。
Day 32013/12/16
バレー・オブ・ファイアー州立公園
この日はラスベガスから車で1時間程のところにあるネバダ州の州立公園へ。この公園はこれまでに多くのハリウッド映画の撮影にも使われてきたそうです。
1億5千万年前、恐竜の時代につくり出された自然の姿とはいかなるものか、ワクワクします!
バレー・オブ・ファイアー(火の谷)という名前の由来はこの赤い砂岩。朝日や夕日に照らされるとさらに、この岩肌がまるで燃えさかる炎のように赤くなるそう。
実際に自分の目で見るととにかく感動します。デス・バレーの様々な地形もおもしろかったですが、私的にはこちらの公園の鮮やかな赤い岩がつくり出す景色の方がインパクトが強かったです。
園内にはいくつかトレイルコースがあるので、車を停めて1時間程歩いてみました。
まさに自然が織りなす造形美!
辺り一帯すごく静かで全く人もいなくて、違う世界に迷い込んだような気分になりました。
車でドライブしながら各ポイントを回るだけでも十分価値はありますが、トレイルの散策、本当にオススメです!(ただ夏は本当に暑いみたいなので気を付けてください。水分補給も忘れずに!)
このエリア一帯の先住民族アナサジ族が残したとされるぺトログリフ(壁画)
きれいに残っています。何を意味してるんだろう...
地球の歴史とともに人類の歴史も刻まれていました。
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