世界で最初の国立公園ってどんな所?
四国の半分の大きさのイエローストーン国立公園は、ワイオミング州、アイダホ州、モンタナ州の3州に跨っています。
公園内に滞在して3日間みっちり見て回りました。
地球の息吹が感じ取れるかな?
Day 12014/09/12
計画通り、日が昇り始める頃にイエローストーン国立公園へ到着しました。
この辺り一帯のエリアは、キャニオン・カントリー(Canyon Country)と言ってイエローストーンのグランドキャニオンと呼ばれています。
滝がある分グランドキャニオンよりも美しいかも~。
これは温泉の湯煙じゃないんですよ。
94メートルの高さから流れ落ちるロウアー滝(Lower Yellowstone River Falls)の水煙なんです。
ここはアーチスト・ポイント(Artist Point)。
遠目から観たロウアー滝は迫力満点です!
そして岩肌が黄色いのが分かるかな?
イエローストーン国立公園の名前の由来はここから来てるんです。
アンクル・トムズ・トレイル(Uncle Tom's Trail)に挑戦!
と言っても、40分程のトレッキングですが・・・。
谷底へ一気に降りてみる事にします。
328段の急勾配の階段をゆっくりと下りて行きますが、これが結構スリル満点!
きゃー、怖い!足がすくむー!
でも、虹が綺麗で「きゃー、怖い!でも綺麗♪」を繰り返しながら下へ下へ。
イエローの岩肌とレインボーがマッチして綺麗です。
階段の途中には何箇所かベンチが設置されていたので、ひと息ついて写真を撮って、まだまだ下へ降りて行きます。
あと少しかな・・・?
途中でロウアー滝も見えて来ます。
近くで見た時も迫力ありましたが、遠目からも凄い迫力です。
人がちっちゃ!
たっ、滝つぼ~。
豊富な水量とエメラルドグリーンの水が美し過ぎます。
マイナスイオンをたっぷり吸ったら、下りてきた階段をせっせと登って行きますよ~。
帰り道。
バッファローが道路を封鎖していました。
親子かな?ベイビーバッファローが可愛いですね。
お父さんバッファローは毛が生え変わっている最中ですね。
こんな風景はアメリカって感じですね。
Day 22014/09/13
2日目も絶好のお天気。
今日は、石灰石のテラスで有名なマンモスカントリー(Mommoth country)へLet's Go!!
そうです、このマンモス・ホットスプリング(Mammoth Hot Springs)を見たかったのです。
どことなくトルコのパムッカレ(Pamukkale in Turkey)に似ていると思うのは私だけかしら~?
このマンモス・ホットスプリングスの中でも活動が活発なミネルバ・テラス(Minerva Terrace)は地下で解けた石灰が地上に噴出し、何層ものテラスを作り出しているそうです。
デコレーションケーキみたいですね~って大袈裟でした。
石灰石のホワイトが眩しい~。
昨日のキャニオン・カントリーは寒かったけれど、
下からは温泉の熱、上からは太陽の熱でHOTな所。
全てを歩いて見て回った頃には汗びっしょり。
続いてやって来た所はガイザー・カントリー(Geyser Country)のノリス・ガイザー(Norrise Geyser)。
このゲートをくぐったらそこは別世界。
広々とした平原に色鮮やかな温泉があちらこちらに吹き出ています。
ブルー、グリーン、ゴールドのコントラストが綺麗な温泉地帯。
もうこんな温泉見たら飛び込みたくなっちゃいますね~。
ただし、温度は100度から126度だそうで、自己責任だったら大丈夫か!って無理無理。
眺めるだけにしておきましょう。
ここはイエローストーンで一番最初に活動が始まったエリアで、最も温泉活動が激しい所でもあるのですが、ミルキーブルーの軟らかい色の温泉からは想像出来ませんよね。
あ‘-、足だけでもいいから浸かってみたいーっ。
日本人だもん!
温泉恋しいー!
Day 32014/09/14
最終日3日目です。
明日はいよいよ1日かけてユタ州まで帰ります。
今日の朝日もびゅーてぃふる。
9月と言えども、イエローストーンの朝は冷え込みます。
これから観光して回るレイクカントリーへ続く道路。
早起きして出発したのはこの為。
バッファローの群れを見たかったのです!
早朝がチャンスだと聞いていたので、見逃すわけにはいきません!
既にバッファローの大群が餌を求めて移動中です。
イエローストーンでは、車より動物達が最優先になります。
私達は彼らの移動が終るまで待ちますが、いいシャッターチャンスにも恵まれました。
WinWin♪
バッファローの親子が川を渡っています。
アフリカで、ムーの大群が川を渡るシーンは何度もテレビで見た事はあるのですが、川を渡るバッファローは始めて見ました。
凄い感動!
そしてこの一帯は見渡す限り平原が続き、イエローストーリバーも幅を広げゆったり蛇行しています。
魚を狙って集まる鳥やバッファロー、ムース、狼そして熊。
ここは動物達の天国なんです。
目的地のレイクカントリー(Lake Country)へ来ました。
琵琶湖の半分の大きさのイエローストーン・レイク(Yellowstone Lake)に架かるフィッシング・ブリッジ(Fishing Bridge)を渡ってみました。
以前はポピュラーな釣り場だったとか・・・。
これから湖畔に位置するウエスト・サム(West Thumb)を見学して回ります。
レイクサイドに位置する温泉地帯で、これまでのイエローストーンとは趣が異なりました。
荒々しい印象が無く開放感一杯の場所でした。
このライトブルーの温泉はブラック・プール(Black Pool)。
こんなに綺麗なブルーなのに何でブラック・プールなの?と夫に尋ねると、 以前は名前の通りブラックカラーだったそう。
熱湯の変化と共にバクテリアの種類も変わっていったんだとか。
すごいじゃん!我が夫!
って実は近くで説明していたガイドさんの受け売りです。
北アメリカ山岳部では一番大きな湖イエローストーンレイクは、噴火した火口に水が溜まり出来た火口湖です。
夏でも水温が上がらないせいか、湖水は澄んでいてとても綺麗です。
泳ぎたい気分に駆られますが、泳ぎには適さないとの事でした。
エメラルド・グリーンに輝くアビス・プール(Abyss Pool)。
ウエスト・タンブでは一番深い温泉プールで深さ16メートル。
それにしてもホント綺麗な色の温泉なんですが、お天気の具合で見える色は濃かった薄かったりするそうです。
私達の時にはお天気も良かったので、素晴らしい色を見せてくれました。
確か貰ったパンフレットの表紙になっていたフィッシング・コーン(Fishing Cone)。
水位ですっぽり隠れている時もあるようですが、噴出孔が見られてラッキー!
穴からは温泉熱湯が湖から沸々と湧き出しています。
おや、みなさん何を待ってるのかな?
間欠泉を見る為に皆さん待機中だったんですね。
ガイザー・カントリー(Geyser Country)に位置するオールド・フェイスフル(Old Faithful Geyser)です。
高さ約40メートルの熱湯の噴出は、大体90分間隔で噴出しているそうです。
これもバッチリ見れて満足!
バスクリーンでもこんな色は出せませんね。
なんてったってナチュラルカラーですもんね。
最後に、やっちまったーです。
この温泉はグランド・プリズマティック・スプリング(Grand Prismatic Spring)と言って絶対に見逃してならないポイントです。
それはそれはエメラルドグリーンとゴールドのコントラストが美しくそして巨大な温泉プールです。
ちゃんとこの目で見て、カメラにも収めて来ました。
でも、えっ、こんなもん??
想像と違うけどまっいいか!とパシャパシャシャッターをきりました。
がっ、このポイントからじゃダメだったんです~。
ここからではこの巨大で美しいプールの全体は見れないんです。
知る人ぞ知る隠された?秘密のポイントがあったのです。
それと撮影に適した時間帯も・・・。
それを後で知ったこの残念さ。
チッ、時既に遅し!です。
本当の姿のグランド・プリズマティック・スプリングを見たい方は是非ググって見て下さい。
余りの美しさにひっくり返るかも・・・ですよ。
私の失敗談でした(≧▽≦;)
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