ヨーロッパを自由気ままぶらぶらしていた時、ふっと「このままじゃ私、日本に帰ったら"干物女"になってしまうのではないか・・・」という不安に襲われました。笑
せっかく美食の多いエリアにいるんだから、ちょっと足を伸ばすついでに手料理で女磨きだ!
と思い立ち、旅先で知り合った人に聞くとスペイン・バスク地方のサン・セバスチャンが美食で有名で、少し前まで女人禁制の美食クラブ"ソシエダ"なるものがあるとのこと。
「これだ!」と思い立ち、マドリードが飛行機でひょいと1時間、バスク地方と美食の街サン・セバスチャンを思いっきり堪能してきました♡
絶対に外せない"ソシエダ"については、未だに女人禁制という人もいたりと情報が錯綜していたので、こちらのソシエダ体験ツアーを事前に予約して向かいました。
■今回利用したツアー
http://www.veltra.com/jp/europe/spain/northern_spain/a/17041/?sid=1077
私は1泊して明朝のバスでマドリードに戻りましたが、飛行機を往復で使えればマドリードからも日帰りで行けちゃいます♫ 街並や自然を楽しむだけでも十分楽しめちゃうのでオススメです♡
Day 12013/04/19
スペインの国内線を使い、マドリードから最も近いバスク地方の玄関口・ビルバオに到着!
まずは有名なグッゲンハイム美術館を目指し、旧市街に差し掛かります。このように色とりどりの建物がたくさんで目が奪われちゃいます。
対岸に渡りグッゲンハイム博物館を目指します。
道中で教えてもらったのですが、このバスクと呼ばれる地域はスペイン北西部からフランス南西部にまたがっているそうです。
歴史的にも、ヨーロッパのどの言語の影響も受けていない言葉を話し、独特と文化を築いてきたそうです。
こうなってくると、このような変わった文化の中で育ち、周囲から認められる美食文化に胸が高まります♡ 向かっているのは美術館なのに、頭の中は食べ物のことばかり・・・
こういう感じのツアーを予約すれば安心してソシエダを体験できちゃいます♫
http://www.veltra.com/jp/europe/spain/northern_spain/a/17041/?sid=1077
グッゲンハイム美術館に到着!
どーん!これ、何と全て"花"でできてます。
美術館に到着すると、お花でできた大きな大きな犬が出迎えてくれます♡ ジェフ・クーンズという方が作ったもので名前はパピーちゃんというそうです。
花は季節によって変わるんですって!素敵♡
グッゲンハイム美術館の外観です。
本当に変わった建物で入る前からドキドキが止まりません♡
美術館の周りにもたくさんの一風変わった?オブジェがありました。入館料は13€でした。
グッゲンハイム美術館の外観その2。
本当にたくさんのオブジェが美術館の周りにあるので、中に入る予算&時間がない人も十分に楽しめるかと思います。
内部は現代アートの展示が大半で、スペインのアーティストの作品が多かったように思います。遊んで楽しめるような内容の作品が多く、ついついはしゃぎ過ぎて内部で写真を撮るのを忘れてしまいました♡
美術館を出ると少し日が暮れていました。
そして裏手の運河の方に向かうと、これは・・・!
そうです!六本木ヒルズで見た事のある蜘蛛のオブジェが!
同じオブジェでも、飾られる場所が違うとこんなに印象が違うものなんですね♡
日本に帰る日を思い出し、そのために美食研究に来たことを忘れていました。笑
ここからバスでついに美食の街 サン・セバスチャンに向かいます!
"Pesa"というバスに揺られること約1時間。遂に美食の街、サン・セバスチャンに到着です。バスの料金は10€でした。
到着した頃には予約していたツアーの集合まであまり時間がなかったので、直接指定の場所へ向かいます。
この辺りは焦っていたこともありあまり写真がないのですが、こちらのソシエダ ガストロノミカでバスク料理を倣いました。こちらは前菜的に作ったピンチョス!
それ以外にも色々料理を作ったのですが、写真がこれしかなく恐縮です・・・
こちらのツアーで言って来たのですが、バスク料理について熱弁する先生男子がとってもキュートでした♡
http://www.veltra.com/jp/europe/spain/northern_spain/a/17041/?sid=1077
サン・セバスチャンにはこのような美食クラブ(ソシエダ・ガストロノミカと呼ばれているそうです)が数多く存在するそうです。
本来このソシエダ・ガストロノミカは料理好きの男子が料理自慢をするためのキッチン施設だそうで、基本的には会員か、その招待がある人しか料理はおろか、中にすら入れないそうです。
こういったツアーの対象となるのは一部のソシエダ・ガストロノミカだけだそうなので、事前に予約されることをオススメします。
・・・参加してみた結果、何となく料理はテクニック以上に愛情とこだわりが大事なんだな、ということが分かりました♫笑
女磨きになったんでしょうか・・・
料理教室が終わると外はもうすっかり夜。サン・セバスチャンの街を堪能します。
ここ、コンチャ湾はサン・セバスチャンの誇る人気リゾートで、夜はこんな風に家々がライトアップされて何とも言えない素敵な景色になります♡
今回の旅のことを振り返りながら、海岸線を散歩します。砂浜が冷たくて気持ちよかった記憶があります^^
少し歩くと、見えて来るのはモンテ・イゲルドの丘。ここは昼間に昇るとコンチャ湾と湾に浮かぶ可愛い小島・サンタクララ島が一望できるそう♡
私は翌朝寝坊してしまい、昼間のサン・セバスチャンを楽しむことはできなかったのですが、絶対に美しいに決まっていますね・・・
散歩しているとお腹がすいたので、本場のバスク料理を楽しみに旧市街へ。
数あるバルの中で私が選んだのはここ、『ベルガーラ』!なんでもピンチョス自体がバスク料理だそうで、ここがその元祖ということで決めました。
店内ではこんな感じでピンチョスが綺麗に並んでおり、好きなものを選んで食べることができます。軽そうに見えますがしっかりしたものが多く、2、3個食べるとお腹いっぱいになりました。
お店の雰囲気も静かでついつい長居してしまいました♡
おかげで翌朝目覚めるとビルバオ行きのバスまで時間がなく、焦ってこの素敵な街を飛び出しました・・・次はもっとゆっくり来たいなぁ・・・
Travel Tracking
Comment