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Sougakuさんのログブック(旅行記)「スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ」

スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ

2013-09-25 - 2013-09-269 Episodes
Sougaku
Travel Collector
Sougaku
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クロアチアの首都ザグレブからバスで9時間、ボスニアヘルツェゴビナの首都サラエボに着く。事前のネットの情報ではこのモニュメントは山中にあるようだ。サラエボの観光を終え、2日目に僕はそこへ到達できた。

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Day 12013/09/25

サラエボ Sarajevo Canton, Bosnia and Herzegovina

サラエボ(サラエヴォ, ボスニア・ヘルツェゴビナ)|スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ(Sougakuさん) - 02

夕暮れ時のサラエボ。ターキッシュコーヒーを片手に水タバコをふかす人も。ここのお土産はおもしろい。紛争がたくさんあったので、山には撃ち終わった弾が山ほどある。それを拾ってきて彫刻を施しボールペンとして売っている。お土産としての人気があるようで、どの店にも置いてあった。

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サラエボ Sarajevo Canton, Bosnia and Herzegovina

サラエボ(サラエヴォ, ボスニア・ヘルツェゴビナ)|スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ(Sougakuさん)

オリンピック跡地。高架下のマーケットでは野菜や肉が売っている。僕はそこでビーフジャーキーの塊を買って、旅の間は薄く切りながら、現地の強いお酒ラキアを飲むのだった。ラキアはポピュラーな50から60度くらいの蒸留酒で、原材料のほとんどはプラムだ。色は透明で、ショットグラスにいれて一気に流し込む。

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Day 22013/09/26

foca Republika Srpska, Bosnia and Herzegovina

foca(Republika Srpska, ボスニア・ヘルツェゴビナ)|スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ(Sougakuさん)

このボスニアヘルツェゴビナという国は実はボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国(セルビア人共和国)という2つの国で形成される連邦国家だ。

目的地はスルプスカ側なのでわざわざ連邦のサラエボから少し離れたセルビア側のバスターミナルへ行き、そこから最寄と思われるフォチャへ向かった。

フォチャには破壊された建物がいくつも残っていた。いつの紛争かはわからない。

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Tjentište Republika Srpska, Bosnia and Herzegovina

Tjentište(Republika Srpska, ボスニア・ヘルツェゴビナ)|スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ(Sougakuさん) - 05

フォチャからティヤンティシュテ行きのバスに乗るためバス停を探すも、見つからない。田舎町で英語を話せる人はいなかったが身振り手振りで必死になって訴えたら、運良くバスステーションまで案内してくれた。3時間後そこから小さいバンに乗る。山道を2時間ほど行き、日が暮れ始めたころようやく僕はティヤンティシュテに着くことができた。降りたのは僕だけでバンの中の現地の人がみんなで手を振ってくれたのを覚えている。

美しく複雑な2本の翼。反対側には戦死者の名前が刻まれた円形の段差がある。近寄るとその翼を成すのはデフォルメされた人間たちだ。希望の祈りは屍によって創られていた。

Tjentište Republika Srpska, Bosnia and Herzegovina

Tjentište(Republika Srpska, ボスニア・ヘルツェゴビナ)|スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ(Sougakuさん) - 03

近づけば、無数の顔があるのがわかる。表情は、ない。

Tjentište Republika Srpska, Bosnia and Herzegovina

Tjentište(Republika Srpska, ボスニア・ヘルツェゴビナ)|スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ(Sougakuさん) - 04

少し離れれば、岩山がよく見える。ここは谷のような地形で、翼というより渓谷をモチーフにしたかもしれない。

Tjentište Republika Srpska, Bosnia and Herzegovina

Tjentište(Republika Srpska, ボスニア・ヘルツェゴビナ)|スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ(Sougakuさん)

モニュメント近くの廃墟ホテル

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Tjentište Republika Srpska, Bosnia and Herzegovina

Tjentište(Republika Srpska, ボスニア・ヘルツェゴビナ)|スポメニック[Spomenik]をぶっつけ本番で巡る旅 その4 ティヤンティシュテ(Sougakuさん) - 02

近くのキャンプ場に併設された別荘。しかしここも廃墟。廃れに廃れている。

実は帰りのバスでひとつエピソードがある。バス停はここから少し離れた古ぼけたレストラン前にある。時間があったので軽食を取った。時間通りに店を出てバスを待つが20分待っても来ない。もしかして逃した…!?不安になる僕の背後でレストランは閉店の準備をせっせとしている。気づけば僕は彼らを手伝っていた。パニックだったのだ。絶望に暮れていると店の人が「サラエボに帰りたいのか?」と話してきた。僕がそうだと言うと、「フォチャまでは無料で送ってやろう。もしサラエボに行きたいのなら80ユーロだ」と言われた。それは高すぎる。

最悪フォチャで野宿を念頭に入れながら車に乗せてもらった。気のいい彼の名前はウラディミールと言った。車のルームミラーには十字架が揺れていて、頭の中では80ユーロと無償の愛が交互にこだました。世間話の中で僕がこの旅の目的について話すと彼は「俺のおじいちゃんや親戚はムスリムに殺されたんだ」とポツリとつぶやいた。バルカン半島の人々で喪失を感じていない人なんていない。

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