Day 12013/09/10
Day 22013/09/11
モダンアート美術館前の彫刻作品。その1
Day 32013/09/12
シュコツィアン洞窟群に行く途中のバスで上海から来たという青年に会った。彼はとてもフレンドリーで僕らはすぐに仲良くなった。僕はこの洞窟の中にある鍾乳石目当てで来たのだが、残念ながら撮影は禁じられていた。だから入口の写真しかない。
実はこれ以外にポストイナ鍾乳洞があり、彼は最初にそちらへ行ったみたいだ。写真は撮れたらしい。鍾乳石の美しさではポストイナのほうが勝るらしいが、シュコツィアンは深さ200m以上の地下川がある。薄明りの中で轟々と流れる水の音は不気味だった。
彼と夕飯を食べ、店を出るとちょうどいい撮影場所を見つけた。ライトアップされた教会と三本橋。リュブリャナのアイコンだ。
Day 42013/09/13
首都から電車で一時間半でイリルスカビストリツァに到着する。僕は駅前で買ったピザを頬張りながら電車に乗った。遠足と思わしき地元の子供たちが元気に騒いでいる。観光客らしい人間は誰もいない。終点に近づくにつれ人数も少なくなっていく。
バルカン半島に散らばるモニュメントを探し求める旅で一番最初に見ることになったのが、これだ。事前に調べてもどの争いのモニュメントかは不明だった。しかし第二次世界大戦中というのは確かだ。あたりは開けていて白樺の木々の間からこの立方体の無機質なコンクリートの色を見たときは感動した。高さは5,6mほどだろうか。
こうした造形というかデザインは日本にも西ヨーロッパにもなかなか見当たらない。旅が本当の意味で始まった気がした。
グラフィック美術館への道。
こちらが正面入り口。新装オープンなのかセレモニーが行われており、地元のテレビ局が取材に来ていた。
館内、印象的だったもの。
扇風機が四方にあり中央に積み上げられた紙の束が時折風に煽られてカサカサと地面に落ちていくという作品。新聞の切り抜きだとか辞書の言葉を抜き出したようなものが印刷されていて、僕も含めて来た人は、何気なく2、3枚手に取って持ち帰った。
エントランスにあった作品。銃弾であちらこちらに穴がある。英語のキャプションもなく車体に打ち込まれた文字(VSTATA)をスロベニア語として翻訳したら、起きるとか乗るとか、意味が出てきた。
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