アメリカプチ縦断最終章。アメリカではグランドキャニオンの次に人気な自然スポット「ヨセミテ国立公園」に行ってきた。広大な敷地はその90%が手つかずのまま残され、都会から離れた静かな空間は、たくさんの観光客の心を癒していました。
3週間に及ぶ私達のアメリカレンタカーの旅も、ついにここでラスト。車があるって自由が広がる。特にこの広大なアメリカでは、自分達の好きなように動き、食べ、寝るというキャンプ生活がものすごく合っていた。バックパッカーには敷居の高いアメリカだけど、来てみてすごく良かったです。
Day 12014/07/03
ラスベガスの大都会を抜け出し、次に向かうは世界遺産「ヨセミテ国立公園」。
車を走らせる事6時間、念願のヨセミテに入ったーーーー!!と、思いきや、さすがはヨセミテ。その広さハンパなく、ゲートをくぐって走れど走れど目的のWawonaキャンプ場にはたどり着かない。ふてくされぎみに外を見るとすっかり夕焼になったヨセミテの風景が。こんな綺麗な稜線久しぶりだぁ。
気持ちもほっこりした所で再び車を走らせること3時間、キャンプ場に着いた時にはもうすっかり夜でした。そそくさ設営して夕飯を済ませ就寝。散策は明日からだな。
Day 22014/07/04
朝からキャンプ場のお引っ越し。なんせ1泊しか予約できなかったので。。
ヨセミテの宿泊施設はとても人気で、特に夏場は何ヶ月も前から予約が必要。キャンプ場もしかり。なので狙い目はFirst-come First-servedのキャンプサイト。
早起きして目星をつけていたBridalveil Creek campgroundへと向かい、チェックアウトしそうな人をみつけては声をかけるという熾烈な争い。粘る事1時間、運良くチェックアウトする人発見!!次の予約として名前を残し、彼らが出る時間まで近場の観光をする事にした。ひとまず寝床確保に安心~~
ヨセミテの有名スポット、グレーシャーポインからの景色。
ドームがぱっくりと割れたような形をしてる「ハーフドーム」は標高2700m。どこまでも続く自然を見下ろす事ができるここからの景色は、見る価値ありです。
ヨセミテの中でも一際目を引く一枚岩「エルキャピタン」。
ロッククライマーの聖地らしく、きっとあの岩にへばりつくクライマー達がたくさんいるんだ!!と意気込んで双眼鏡で必死に探したけど見えなかった。ルートが違うのかな。
Day 32014/07/05
テントに差し込む気持ち良い朝日で目を覚まし、今日はVernal fall & Nevada fallのトレッキング。
観光客にも人気のトレイルらしく、子供連れの家族もたくさんいる。
そそくさ登っていくと1時間もたたずに一つ目の滝Vernal fallに到着。夏だし水量が少ないかと心配してたけど迫力は十分。上から見ると見事な虹が2つかかっていました。なんか良いこと起こりそう~。
Vernal fallを越えると観光客は一気に減り快適なトレイル。Nevada fallまでの道のりはわりと急登だし体力のない人にはちょっときついかも。
登り途中でNevada Fallを見れるし、頂上までいかなくてもいいんじゃ…って想いを内に秘めながらとりあえず登ってみた。
でもやっぱり頂上は素晴らしい。開けた空間では皆が思い思いに水浴びしたり気持ちよさそうに過ごしていた。あたし達も持参のランチを済ませ、冷たい上流水に足をつけてクールダウン。
頂上からだと滝は見下ろす感じだけど、景色はいいし、頑張って登ってみてもいいかもしれない。
トレッキングの後と言えばやっぱりビール。
ヨセミテビレッジにはスーパーやレストラン、お土産屋さんなどなんでもある。食材も豊富だけど割高なので、キャンプ中の食材は全て郊外で買い出しをして行きました。
でもビールは別。ヨセミテでしか買えない地ビールを飲んで、至福の時です。
Day 42014/07/06
ヨセミテ最終日は何もしない日。
朝起きて、ご飯食べて、散歩して、水浴びして。
薪を拾って焚き火をし、揺れる火を囲んで2人でこの旅を振り返った。旅に出てもう1年が経とうとしてる。今まであったたくさんの出来事を、2人で一緒に共有できた幸せは、きっとこの先ずっと私達に生き続ける。ヨセミテで過ごした静かな時間は、気持ちをとっても優しくしてくれました。
さ、明日はサンフランシスコで車と別れ、旅の最終地、カナダに向かいます。
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