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玉井 大輔/生粋の旅人さんのログブック(旅行記)「India/インド」

India/インド

2009-08-26 - 2009-09-1010 Episodes
  • India
Places visited
India

100年経っても変わらない場所、それが、インドという国であるような気がします。おそらく、世界中の人たちにとって、ビートルズの音楽が変わらないように、インドという国は、100年経っても変わらない場所であり続けていくにちがいありません。

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Day 12009/08/26

ヒマーチャル・プラデーシュ(インド)|「ースピリチュアル
   
 インドのラダック地方の州都であるレーの街でふらりと立ち寄った水晶のお店の店主は、自分のことをスピリチュアルカウンセラーだと名乗っていました。

 脳機能認知科学の世界では、第三者の利益となるように情報をインプットすることを「洗脳」と

ースピリチュアル
   
 インドのラダック地方の州都であるレーの街でふらりと立ち寄った水晶のお店の店主は、自分のことをスピリチュアルカウンセラーだと名乗っていました。

 脳機能認知科学の世界では、第三者の利益となるように情報をインプットすることを「洗脳」といい、それ以外の行為を「教育」といっています。

 おそらく、「洗脳」と「教育」のあいだに位置する存在として、メディアによって発明された便利な言葉が、「スピリチュアル」だというのが、個人的な意見です。

 一概にインチキともいえないし、一概に正義だともいえないところに、二十年前のオウム事件のような悲劇を生み出してしまう温床が潜んでいたりもします。

 写真に写っているスピリチュアルカウンセラーのおじさんが、どちらのスタンスなのかは、結局のところわかりませんでしたが、会話をしていて気持ちよく感じたのは確かです。

 結論としては、お酒と一緒で、適量であれば、一時の快楽を得るために「スピリチュアル」を嗜むことは、必ずしも、悪いことではないような気がします。

 旅人のなかには、インドが自分のことを呼んでいるという表現をする人々も多いように、インドという国は、論理だけでは測りきれないような神々しい世界観が、最も馴染みやすい国であるともいえるのかもしれません。

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Day 22009/08/27

ヒマーチャル・プラデーシュ(インド)|「ーワークシェアリング
 
 来月下旬に開催予定の第一回の「旅と健康の寺子屋教室」に先駆けて、インドの風景を紹介していきます。

下の写真は、ラダック地方の州都であるレーのバザールで撮影した八百屋のおじさんです。

わたしたちの国では、八百屋という言葉自体が、も

ーワークシェアリング
 
 来月下旬に開催予定の第一回の「旅と健康の寺子屋教室」に先駆けて、インドの風景を紹介していきます。

下の写真は、ラダック地方の州都であるレーのバザールで撮影した八百屋のおじさんです。

わたしたちの国では、八百屋という言葉自体が、もはや死語となってしまいました。

カースト制度の敷かれているインドという国には、ある意味、究極的なワークシェアリングが機能しているという側面もあります。

それがたとえ非効率であっても、近所のおじさんやおばさんたちに漂ってくる懐かしさを感じさせてくれるような美しい原風景をつくりだしていたりもするのです。

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Day 32009/08/28

ヒマーチャル・プラデーシュ(インド)|「ー国境線 

 写真は、インドのラダック地方の郊外にあるゴンパ(チベット僧院)で撮影したものです。

 インドで撮影したと言っても、あまり、ピンとこないかもしれませんが、ヒマラヤ山脈の麓に位置するこのあたりは、主にチベット族の人々が居住しているインドの領土とい

ー国境線 

 写真は、インドのラダック地方の郊外にあるゴンパ(チベット僧院)で撮影したものです。

 インドで撮影したと言っても、あまり、ピンとこないかもしれませんが、ヒマラヤ山脈の麓に位置するこのあたりは、主にチベット族の人々が居住しているインドの領土ということになります。

 ネパールやインドなどのヒマラヤ山脈にまたがる国境線は、平野部の広がる中東やアフリカのように、欧米諸国によって、直線的に引かれているわけではありません。

 ところが、実際に国境を陸路で超えてみると、いかに国境というものが、外部によって直線的に引かれている便宜的なものだということが、よくわかります。

 国境付近で外部から侵入していくる異国に翻弄されながらも、チベット仏教を信仰しながらマニ車を回し続けてきた老婆の敬虔な姿勢を眺めていると、自然とリスペクトが湧いてくるものです。

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ヒマーチャル・プラデーシュ(インド)|「ーお布施 
 
 写真は、インドのラダック地方の郊外にあるゴンパ(チベット僧院)で撮影したチベット族のおばあさんです。

 カメラを向けると穏やかな微笑みを浮かべながら、外国人であるわたしに向かって合掌をしてくれました。

 仏教の世界では、財産を奉納するとい

ーお布施 
 
 写真は、インドのラダック地方の郊外にあるゴンパ(チベット僧院)で撮影したチベット族のおばあさんです。

 カメラを向けると穏やかな微笑みを浮かべながら、外国人であるわたしに向かって合掌をしてくれました。

 仏教の世界では、財産を奉納するという意味でのお布施という行為がよく知られているかとは思いますが、必ずしも、金銭である必要はないというのが、お布施の本質なのです。

 「和顔施(わがんせ)」といわれている他人に笑顔を施す行為も立派なお布施として認められていて、それは、笑顔はその人に宿っている財産だという考え方に則っています。

 少なくとも、仏頂面でお布施の金額を要求してくるような輩は、釈迦の開いたオリジナルの仏教の思想からは、遠くかけ離れているという位置づけになるのです。

 わたしが経験した限りでは、標高3000メートルを超えたヒマラヤ山脈の麓で出会ったチベット族の人々からは、そのような堕落を感じたことは、微塵もありません。

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ヒマーチャル・プラデーシュ(インド)|「ー保存 
 
標高3000メートルといえば、富士山の5合目よりも高い地点になりますが、乾燥していて、寒冷な気候なので、カビなどの真核微生物がほとんど発生しません。

 カビが発生しにくいということは、たとえば、紙で作られている仏教の教典なども侵食されせずに保存

ー保存 
 
標高3000メートルといえば、富士山の5合目よりも高い地点になりますが、乾燥していて、寒冷な気候なので、カビなどの真核微生物がほとんど発生しません。

 カビが発生しにくいということは、たとえば、紙で作られている仏教の教典なども侵食されせずに保存されることになります。

 2500年前に釈迦によって開かれたオリジナルの仏教に近い宗派は、ヒマラヤ山脈で発展したチベット仏教のゲルク派だといわれている理由の一つは、そのような気候も影響しているからなのかもしれません。

 写真は、インドのラダック地方の郊外にあるゴンパ(チベット僧院)を訪れたときに、道案内をしてくれたチベット族の少女です。

 突然、カメラを向けられても、視線の方向や、ポーズの取り方がよくわからずにはにかんでしまうようなピュアな仕草も、仏教の教典とともに、美しいまま、しっかりと保存されていました。

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Day 42009/08/29

ヒマーチャル・プラデーシュ(インド)|「ー旬
 
写真は、インドのラダック地方の州都であるレーの街中で、釜戸を使ってパンを焼いているインド人のおじさんです。

 「パン」というのは、フランス語ですので、現地の言葉であるヒンディー語に直すと、ナンとかチャパティーといわれているものになります。

 ナン

ー旬
 
写真は、インドのラダック地方の州都であるレーの街中で、釜戸を使ってパンを焼いているインド人のおじさんです。

 「パン」というのは、フランス語ですので、現地の言葉であるヒンディー語に直すと、ナンとかチャパティーといわれているものになります。

 ナンとチャパティーのちがいは、単純に言ってしまえば、ボリュームのちがいで、どちらも小麦粉を原料として調理された貴重な炭水化物の源ともなる主食です。

 インドの北部の人々は、原則的に小麦粉が原料であるナンやチャパティーを主食とし、南部の人々は米を主食にします。

 日本のササニシキやコシヒカリのように品種改良が進むまでは、寒い地方では稲作が不可能だったので、インドの北部の人々は、寒冷な気候でも育つ小麦を主食の材料にしてきているのです。

 視点をインドの地図から地球儀へと向けてみても、パンやベーグルが生まれたフランスやドイツなどのヨーロッパでは、小麦が食べられ、タイやミャンマーなどの東南アジアでは、米が食べられています。

 このようにして、生命の糧となる食文化を探る時には、産地の気候を考えてみるとわかりやすいものですが、文明の発達によって、温室がつくられるようになってからは、「旬」というものが消えてしまいました。

 標高3000メートルの高地で、釜戸を使ってパンを焼き続けるおじさんの姿は、失われつつある「旬」という概念を、わたしたちのような文明人に、思い出させてもくれます。

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Day 72009/09/01

ヒマーチャル・プラデーシュ(インド)|「ー少数民族 
 
 写真は、ヒマラヤ山脈の麓に位置しているインドのラダック地方で撮影した少数民族の少女の写真です。」India/インド(Daisuke Tamaiさん)

ー少数民族 
 
 写真は、ヒマラヤ山脈の麓に位置しているインドのラダック地方で撮影した少数民族の少女の写真です。

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ヒマーチャル・プラデーシュ(インド)|「ーイメージ 

 インド人というと、おそらく、多くの人々がターバンを頭に巻いてヒゲを蓄えたシーク教徒の人々の姿を思い浮かべるのではないかと思います。

 実のところ、シーク教徒の人々は、12億人の人口を抱えているインドにおける10%くらいの人口に過ぎません。

ーイメージ 

 インド人というと、おそらく、多くの人々がターバンを頭に巻いてヒゲを蓄えたシーク教徒の人々の姿を思い浮かべるのではないかと思います。

 実のところ、シーク教徒の人々は、12億人の人口を抱えているインドにおける10%くらいの人口に過ぎません。

 なぜ、多くの人々にそのようなイメージが根付いてしまっているのかというと、植民地の宗主国だったイギリスの軍隊によって徴用されていたのが、主にシーク教徒だったために、インド人として、表舞台に立つ機会が多かったからです。

 相手の領地を支配するのにあたって、そのエリアに属しているマイノリティーから服従させていく手法は、効率的な常套手段とされています。

 写真は、標高3000メートルという文字通りに高い敷居のために、異国よって文化が毀損されることなく、継承されてきたインドのラダック地方のレーという街で撮影をした少数民族です。

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Day 82009/09/02

Manali Himachal Pradesh, India

Manali(ヒマーチャル・プラデーシュ, インド)|India/インド(Daisuke Tamaiさん)

ー牧歌的な風景 
 
インドのラダック地方の州都であるレーを後にして、二十時間ほど未舗装の道を乗合ワゴンに揺られながら、マナリーという街へと下山していきます。

 写真は、道中でたびたび遭遇することになった羊飼いのおじさんとそのパートナーたちです。

 一車線の山道は、たちまち大渋滞となり、羊たちの大移動が過ぎ去っていくのを狭い車中で、同乗者たちとともに静かに待つしかありません。

 たしかに効率はよくないように思えますが、文字通りに牧歌的な風景というものは、非効率との引換によって保存されていくものだということを肌で実感しました。

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Day 162009/09/10

ヒマーチャル・プラデーシュ(インド)|India/インド(Daisuke Tamaiさん)

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