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Daiki Suzukiさんのログブック(旅行記)「ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン」

ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン

2012-03-06 - 2012-03-1322 Episodes
Daiki Suzuki
Travel Collector
Daiki Suzuki
  • 20s / male
  • Germany
Places visited
Germany

一人旅は思った以上に不安や孤独を感じる。
 しかし、そこで経験できる心の底から湧き出てくる様々な感情がひしめく世界は非日常的であり、大勢での旅行では決して味わうことのできない貴重な発見をすることができる。
 その時間が他の人よりもゆっくりと流れていることを感じることだろう。
 また一人だからこそ、普段ではできない不思議な行動力が生まれる。そこで友人を見つけたり、貴重な出会いがあったりする。それも一人旅ならではだ。
 本旅行記は、ハードボイルドな大人の楽しみに特化した旅の楽しみ方を提案します。
 今回は、ドイツの『第三の都』ミュンヘン。ビールとサッカーはもちろん欠かせない。しかし、それだけでは物足りなく感じることだろう。
 ミュンヘン市民はおおらかである。その空気を最大限に味わうためにもゆっくりと時間を使って名所を一つ一つの趣を味わってみよう。

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Day 12012/03/06

Theatinerkeller Bavaria, Germany

Theatinerkeller(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

アムステルダム経由でミュンヘンに到着すると生憎、どんよりした天気。傘を差そうかと思ったとき、突如雲が無くなり、太陽が顔を出した。
 午後の日差しから浮かび上がる重厚なテアティーナ教会の影は見るものをその大きさを、さらに増幅させて知覚させる。厳格なゲルマン人を象徴する存在感を彷彿とさせる芸術である。

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Marienplatz Bavaria, Germany

マリエン広場(Marienplatz)(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

またも雲行きが怪しくなる。しかし、これが風情があってよい。
 人は少なく、一面灰色の世界にオレンジ色の店の照明がコントラストを生み出す。
 照明が石畳の道に反射している姿も素敵だ。

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Marienplatz Bavaria, Germany

マリエン広場(Marienplatz)(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 02

雨のメルヘン街はいかがだろうか?
 映画界の巨匠ウッディ―・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』を人ならわかるだろう。向こうはパリだが、こちらはミュンヘン。ラテンじゃなく、ゲルマン建築は繊細ではないが豪快な美しさを演出する。

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Day 22012/03/07

Lothstraße Bavaria, Germany

ロート通り(Lothstraße)(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 02

宿泊先の郊外の住宅街。
 札幌にある北海道大学構内の風景に似ている。
 実はミュンヘンと札幌は姉妹都市。
 こういうところに来るとよくわかる。

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Lothstraße Bavaria, Germany

ロート通り(Lothstraße)(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

市内へ行くためにトラムを用いる。
 ミュンヘンの治安がいいのかトラムも綺麗である。
 ただスピードがやたら速いので注意。

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Neues Rathaus Germany

Neues Rathaus(ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

さて、ミュンヘンの目玉といえば新市庁。時計台が回るのが有名。大きく迫ってくる感じがする。
 時計台が回る時間になると段々と人が集まってくる。そこに集まるバックパッカーや旅行客も多い。友達作りには最適の場である。他の旅行者と旅の情報を共有したり、食事に出かけたりしよう。
 ちなみに私はここで友達を作り、一緒に食事に出かけました。いえ、ナンパではありませんよ。

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Neues Rathaus Germany

Neues Rathaus(ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 02

時計が回るには時間が早く、また雨も降っていたので、閑散としている。
 しかし、この風景を独り占めしたような感覚に陥る。
 これぞ贅沢なひととき。

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バイエルン(ドイツ)|「そして、動き出す。
 様々な人形が出たり、消えたりして、一つの物語を演出します。これはミュンヘンの名前の由来となっている修道士の小僧の話です。ミュンヘンにビール産業が栄えたのも聖職者の殿堂によるもの。そのためミュンヘンはとてもカトリックの文化が色濃い。
 街という規模で無償で

そして、動き出す。
 様々な人形が出たり、消えたりして、一つの物語を演出します。これはミュンヘンの名前の由来となっている修道士の小僧の話です。ミュンヘンにビール産業が栄えたのも聖職者の殿堂によるもの。そのためミュンヘンはとてもカトリックの文化が色濃い。
 街という規模で無償で毎日上演される。これは日本にいては味わえない、まさに西欧文化との差異を感じる瞬間である。

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Neues Rathaus Germany

Neues Rathaus(ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 03

上演後、人込みは数分でなくなる。そのため、人が集まった写真をうっかり取り損ねた。
 しかし、効率や実用性を重視するドイツ人の性格をここで垣間見る。
 ちなみにこれは現地で知り合った旅人(スペイン人とロシア人と日本人がいた)に撮ってもらった写真である。いかに大きな建築であるかわかる。

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Marienplatz Bavaria, Germany

マリエン広場(Marienplatz)(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 03

新市庁から食事へ。新市庁近くに有名なお店がいくつかある。
 さて、一人旅ということだが、明らかに前に人がいる。さて、私は食事は誰かと食べたい人間である。一人で『孤独のグルメ』をすることも多いが、やはりみんなで食べた方がおいしい。これだけは譲れない。現地で友人を見つけるというのも、また素敵な一人旅ではなかろうか。
 さて、食事だがドイツ料理と言えばは豚肉とポテト。ドイツと言えど地域によってはワインが名産の地域もある。しかし、ここはミュンヘン。ビールの街。ビールに合う料理が並ぶ。ビールなしにその旨さはどこまでかたれるのだろうかと思う。ナイフで厚く切り分けた肉をフォークで刺して口に運ぶ。そして五回くらい噛んだらビールで流し込む。これがミュンヘンの食事を楽しむコツだ。ちなみに普通のジョッキは1リットル。何もかもが豪快だ。
 食事についてはだいたい、同じ料理を食していたので、以後は省略する。

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Neues Rathaus Germany

Neues Rathaus(ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 04

再び新市庁。昼と夜とでは違う姿を見せる。漆黒の闇夜に浮かび上がる橙色に照らされた建築は、より大きくそびえたつ。
 光のコントラストはまさに12時のシンデレラに焦りを感じさせない空間となっている。

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Day 32012/03/08

Residenz München Bavaria, Germany

レジデンツ博物館(Residenz München)(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

今日はレジデンツを訪問。
 ルートヴィッヒ二世の芸術至上主義政策による悲劇やワーグナーの逸話が有名である。
 ミュンヘンはナポレオン戦争を免れた。降伏という手段を用いたので賛否両論あるが、何にせよ。この美しい宮殿が残されたことは後世の我々には有難いことだ。

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Residenz München Bavaria, Germany

レジデンツ博物館(Residenz München)(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 02

バイエルンの象徴であるライオン。
 門番をしている。
 日本の神社の狛犬のようだ。
 このライオンの持つ盾に触れると幸せになれるとかなれないとか。
 刹那を好む芸術家は、あまり触れない方がよろしいかもしれない。
 さてレジデンツの宮殿内(宮殿の宮殿というのはおかしいが)も紹介したいが、撮影禁止なので、それはいってみてのお楽しみ。装飾などに注視するとその豪華さがわかるだろう。

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Day 42012/03/09

Schloss Nymphenburg Bavaria, Germany

Schloss Nymphenburg(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

さて、今日はニンフェンブルク城へ。
 さすが、ドイツのお城、規模や面積がすごい。
 とりわけ庭園が魅力的である。

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バイエルン(ドイツ)|「アヒルさんが普通に歩いている。
 人を気にする気配などない。
 遠くの方に見える風景も見物だ。幼き日の『醜いあひるの子』のなどの絵本で見ていた絵の現風景がそこにある。」ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

アヒルさんが普通に歩いている。
 人を気にする気配などない。
 遠くの方に見える風景も見物だ。幼き日の『醜いあひるの子』のなどの絵本で見ていた絵の現風景がそこにある。

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Schloss Nymphenburg Bavaria, Germany

Schloss Nymphenburg(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 02

なんと言ってもこの池と城のパースが美しい。
 ここは一日ぼーっとしてもらいたい。
 城を脱走したやんちゃな王子の気分になれる。

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Day 52012/03/10

Allianz Arena(Bayern Münih) Bavaria, Germany

アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena(Bayern Münih))(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

この日はバイエルンの試合があった。
 Sバーン(速いという意の”シェネル”の頭文字Sを取ってこの名前。つまり急行電車)を使って、郊外のアリアンツアリーナへ。
 しかし、当日券は売り切れ。なんとかダフ屋に売ってもらいチケットを入手。その際、日本人ということでなぜか「香川」と呼ばれる。

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Allianz Arena(Bayern Münih) Bavaria, Germany

アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena(Bayern Münih))(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 02

これぞ本場のサッカー。熱狂が違う。子供はこの日を楽しみにしていて、そして親父たちは子にユニフォームを買い与える。
 ミュンヘン最大の娯楽の場、バイエルンの試合である。ローマ帝国のコロッセオを平和的に継承したこの空間は日本では味わえない。
 しかし、ドイツは保守的な国なので日本人は後ろから差別用語などを耳にすることもあるだろう。しかし、黙っていれば問題はない。
 この場でさらに経験するのは、ドイツ人も空気を読むということだろう。ウェーブはなかなか収まらない(空気を読んで)。敵の失敗への煽りは盛大に。誰かの話に必ず合わせるサポーターたち。ドイツ語が分かる人にはサッカーを知らずとも面白い空間だ。

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Day 62012/03/11

Viktualienmarkt Germany

Viktualienmarkt(ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

さて雪が降ったミュンヘン。
 早朝、Guten Tag!ではなく、Gluss Got!という声が聞こえてくる。
 寒いが、外に出ている人は多い。
 さすがドイツだ。どうやら寒さにも強いようだ。

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Day 72012/03/12

Theatinerkeller Bavaria, Germany

Theatinerkeller(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 02

セント・パトリックデーに遭遇。
 アイルランド出身の聖書訳で有名なパトリックを祝う日。
 だから緑色の服を着て、ギネスビールを飲む。

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Theatinerkeller Bavaria, Germany

Theatinerkeller(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん) - 03

ドイツ人は中世ゲルマン民族の衣装やバイキングの格好をしている。
 なんか秋葉原のような光景だけど、こちらは昔本当に着ていたものである。
 時代の重みを感じます。

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Day 82012/03/13

Karlsplatz (Stachus) Bavaria, Germany

カールス広場(Karlsplatz (Stachus))(バイエルン, ドイツ)|ハードボイルドな男の孤独旅~詩人ゲーテのように~INミュンヘン(Daiki Suzukiさん)

最終日、日本へ向けて帰途へ。
 もう驚くことはないと思ったら、まだそれは早い。
 ミュンヘンのタクシーは左に見えるクリーム色に塗られているが、それがベンツとBMWといった高級車。しかもSクラスや7シリーズといったグレード。
 まだこんなものじゃない。アウトバーンに乗ると、時速260キロ程で走行し始める。
 運転手に「日本人はやはり寡黙なんだな」と言われたが、そうではない。スピードが速すぎて、声が出なかったのだ。
 しかし、スピードは速くとも、のどかな風景は鑑賞できる。オレンジ色の屋根に白い壁も、もうこれでさよならと思うと少し寂しくなる。
 この故郷を想うような、とめどなく溢れる、細やかな愛着こそ、その空気をゆっくり肌で感じたものに与えられる大人の楽しみである。
 質素な生活の中に、要所要所で瞬きしたら消えてしまいそうなひとときの美しさが失われていくような錯覚に陥る。そんな街を横目に、過ぎてゆく街並みを心の風景に焼き付けながら、私は静かな眠りに就くのであった。

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