バルセロナといえばサグラダ・ファミリアの建築家アントニオ・ガウディの印象が強い。バルセロナへ来た理由の一つが何といってもサグラダ・ファミリアは外すことはできません。しかしせっかくバルセロナに来たのにガウディの他に、スペインを代表とする現代アーティストの作品を見ないわけにはいきません。ここバルセロナは天才画家ピカソが青春時代を過ごし、現代絵画の巨匠ミロがこの地で生まれ、現代芸術の奇才ダリの作品が所蔵されている場所でもあるのです。
スペインを訪れて教会などの宗教的な地へ赴くことの多い旅に飽きた頃に、現代芸術を巡る旅はどうでしょうか?
Day 12013/08/29
やはり芸術の街バルセロナといえばサグラダ・ファミリアというわけで、夜とお昼に行ってまいりました!お昼は長蛇の列で、人が多くて疲れたけど、内部の美しさは圧巻だった。森をイメージされているらしく、曲線の美しい柱が立ち並んでいた。外からステンドグラスに差し込む光がこれまた美しいのよ!!完成は13年後で、出来上がったらまた来たいなぁ。
夜は21過ぎに行き、中に入れないので外から鑑賞。ライトアップされており、お昼とはまた違った荘厳な雰囲気を持っていた。まぁまぁ夜はそれだけじゃないんだなぁ、と友達が言うのでついていくと、なんと池に映るサグラダ・ファミリアが…!お昼よりも、ライトアップされているのよりもなぜか美しく思えた。ゆらゆら揺れている感じがたまらんのよ!
Day 22013/08/30
写真を撮るのをついつい忘れちゃうほど面白かったところがピカソ美術館です。(写真とは関係ないけどお読みください。)
ここにはピカソの初期の作品から有名な作品まで展示されていた。こっからは率直な感想。彼は最初から奇抜な絵を描いていたわけではなく、しっかり初歩の部分から勉強していて、練習の数が本当に半端ないねん!1枚の絵を完成させるまでに、絵の中の人・物・背景ひとつずつ何枚も試行錯誤していて、1枚1枚バラバラの絵を見て全部が組み合わさった絵を見たときは本当に鳥肌もん!特に彼の作品の「泣く女」は感動した。彼の代表作「ゲルニカ」は残念ながらマドリッドにあって見れなかったけど、十分ピカソの魅力を感じれる美術館でした。
さっきの写真と同じく、スペインといえばBar巡りも必見。ピカソ美術館近くの路地のBarへ。1軒目のサングリアはおいしくなかったけど、2件目のここは美味しくいただきました。ただお酒弱いのであんまり飲めませんでしたが…。
美味しいのはサングリアだけじゃなくて、タパスもここはベスト3に入るくらい美味しかった。特にイカのフリット!
Day 32013/08/31
通称MACBA、バルセロナ現代美術館に行ってきました。このガラス張りのおしゃれな建物の前ではバルセロナの若者たちがスケボーしたり、パブリックスペースになっていた。日本と違って海外はこういったパブリックに開けているからいいいよね!
他の国の現代美術館とは違う雰囲気を持っていた気がした。なんかねー作品一つ一つが生きてるみたいな感じ(笑)。ピカソもそう感じたけど、命のない作品に生命が宿っているようなそんな作品が多いんかなぁ。なんて。
あとEric Baudelaireという人の作品はショックなものだった。
これはAntoni Tapiesという人の作品。すごい怖い印象だったけど、すごく惹きつけられるものがあった。
Day 42013/09/01
前の日にバルセロナ現代美術館で見たAntoni Tapiesの美術館へ。彼はピカソ・ダリ・ミロに次ぐスペイン現代美術の巨匠だそう。
この美術館の建物の屋根の上には針金のオブジェがあり、独特で何か恐ろしい雰囲気を持っていた。
彼の作品は素材をしっかりと生かしていて、時には「生と死」が表面に出ていた。ピカソも昨日見た作品も作者は異なるけど、似たようなニュアンスを持っているんやなぁって感じた。素人やのに何言ってんねん(笑)。
さすが芸術の街。
日本人同士で仲良くなった友達がカテドラルの前で路上ライブをし始めた!
歌っている歌は日本語やのに多くの人が足を止めて聞いていた。音楽って国境を越えて通じ合えるものなんやぁ。
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