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「コッツウォルズ」のおすすめ旅行記(ブログ)

Compathyでは、「コッツウォルズ」をテーマにした海外旅行(自由旅行、個人旅行)の旅行記(旅のブログ)をまとめて紹介しています。コッツウォルズについての旅行記をランキング、行き先別などで探すことができます。旅行記(旅のブログ)は地図とルートも掲載していますので、それをベースに旅行計画を立てることもできます。

イギリスハイライトを巡る旅です。イングランドの首都ロンドンからずっと北上しスコットランドまで足を運びました。大都会ロンドン、コッツウォルズ、湖水地方、またスコットランドの大都市エジンバラとどこも魅力的で素晴らしかったです。イギリスなので天気はあまりよくありませんでしたが、それもまたイギリスです。しっかり堪能してきました。

Yuichi Kudo

Yuichi Kudo

2009-06-13 - 2009-06-20 , 8days

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ドーバー海峡を渡りイギリスへ。飯マズ、悪天候、物価高・・・下馬評ではさほど期待していなかったこの地で大事な学びがありました。 舞台はロンドンから西へ2時間弱。羊の丘という意味を持つなだらかな丘陵地帯が続くコッツウォルズ地方にて。ぼくはここで「景観」がいかに「資産」となり得るか教えてもらいました。 「大量生産・大量消費社会の反動で注目が高まった地域。 」 そもそも英国にさほど興味を持っていなかったぼくは妻が「コッツウォルズや湖水地方というのがあって」と何度も旅行先に挙げていたこともスルーしており、勉強不足の状態からイギリス旅行ははじまりました。「せっかくだから」程度でコッツウォルズ日帰りツアーに参加したのですが、これがなかなか良かったのです。事前情報をインプットしていなかった分、素直に感動できた部分もあると思いますが。 コッツウォルズを語る際に必ず引き合いに出るのがデザイナーのウィリアム・モリス。アーツアンドクラフツ運動を牽引した彼が「英国で最も美しい」と称した村がコッツウォルズにはあります。 コッツウォルズはその名の通り羊毛産業が盛んな地域で、何代も遡るとかなりの財を築いていた時代もあったようですが、その後、産業革命による綿製品・化学繊維の登場によって徐々に時代から取り残されてしまいました。 しかし、そのことでかえって近代化の波に飲まれることなく、昔ながらの暮らし、まち並みを保つことができたのです。そこに、“大量生産・大量消費”への警鐘を鳴らし、もう一度自分たちのアイデンティティを取り戻そうとしていたモリスが繋がってくるのです。イングランド全域で地域性が失われ画一的な暮らしに変わりゆく中、モリスや文化人はコッツウォルズにオールドイングランドの心象風景を見たのだと思います。こうして、時代に取り残されていた地域はいまでは英国内でも屈指の観光地として、移住希望地として注目されるようになりました。 「余談:ナショナルトラスト運動について。 」 モリスが「最も美しい村」と言ったバイブリーにはアーリントン・ロウというエリアがあります。ここは14世紀から使われている羊毛の倉庫を改修して、現在も人が居住しています。数十軒の集落ですが、これぞかつてのイングランドの景色、という完璧な佇まいで存在感があります。 そのうちの一軒が修築中だったため話を聞いてみると、イギリスでは景観保護のための団体があり、ここ一帯も彼らが保護・管理しているとのこと。その団体はナショナルトラストというNPOとのこと。 ナショナルトラストについては全く知識がなかったので妻に聞いたり調べたりしました。簡単に説明すると・・・ 18世紀中盤から産業革命によって土地開発が進み自然景観が失われていった。同時に、貴族階級も経済的に厳しくなり、邸宅を手放したりしはじめた。このままではイングランドの自然景観や歴史的な建築物がどんどん失われていってしまう、ということに危機感を覚えた有志がこれを保護する団体を立ち上げたのがはじまりみたいです。このモデルはその後さまざまな国や地域で取り入れられ、日本にも存在していることがわかりました。 「暮らしに愛着があるという幸せ。 」 コッツウォルズは、ナショナルトラストのような団体が部分的に入るだけではなく、地方議会と政府からも全域を自然景観の保護区域に指定されています。ということで、制度、法、資金などさまざまな面から「保護」に向かう力が働いているでしょう。 ぼくが注目したのは、この地域の住民の「暮らし方」に対する姿勢です。というのも、訪れたいくつかの村では住民が住空間に対して共通の高い意識を持っているように感じたのです。 直接話を伺ったわけではないのですが、マルシェのおじさんやカフェの奥さんとかを見ていると、住んでいる場所に(ものすごーく)愛着があり、そこから恩恵を受けていることを知っている。だから、どんな生業がふさわしいかを考えたんだよね。という雰囲気を勝手ながら感じてしまいました。 まちの外観を法令で制御するのではなく、住民のメンタリティを育てていくことで美しい景観が保たれる。例えば、ロードサイドの飲食チェーン店や企業の看板など日本だったら当たり前にありそうなものを今回のツアーでは全く見ませんでした。そういうところからも地域のプライドを感じる1日でした。 ぼくらは移住先を考えながら夫婦で旅をしていています。利便性や文化、気候などいろんな軸で住む場所を検討していたのですが、「この景色をずっと見ていたい」という場所が見つかればそういうところで暮らすのが一番幸せなのだろうなと強く思ったのです。

Ken Takebayashi

Ken Takebayashi

2015-10-20 - 2015-10-20 , 1days

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