【ヨーロッパの列車・鉄道周遊旅】車窓から世界遺産の絶景も見れる!初めてでも安心の列車周遊ガイド

海外で列車を利用するのはちょっとハードルが高い…そう感じる人も多いはず。でも、列車の旅ならではの魅力があるのも事実です。それに、意外と簡単に利用できるものもあるのです。ここでは世界の列車・鉄道を紹介すると共にその魅力をたっぷりとお伝えし、一味違った体験ができる旅をご紹介しています。

こんにちは。Compathy MagazineライターのPortです。今回は“海外の列車の旅”をご紹介します。景色を楽しめない飛行機と違って、列車なら車窓からもその国を知ることができます。

また、乗車時間が長ければ乗客との交流も持て、普段の旅とは違う思い出を作れることでしょう。その一方で、座席・チケットの手配、国境の通り方など疑問もあると思います。

そこで、ここでは列車の旅の基本を押さえた上で、世界中のおすすめ列車を紹介していきます。ルートや特徴もお伝えするので、興味がある方は併せて紹介しているツアー情報もご覧ください。

また、各国の交通博物館も掲載しているので、ぜひ訪ねてみてくださいね。

 

■目次
1.世界(ヨーロッパ・北米・オセアニア)の列車・鉄道旅のススメ
2.【スイス】アルプス氷河特急
3.【ロシア】シベリア鉄道
4.【ドイツ-デンマーク間】渡り鳥ライン
5.【オーストリア】セメリンク鉄道
6.【カナダ】ロッキーマウンテニア号

 

世界(ヨーロッパ・北米・オセアニア)の列車・鉄道旅のススメ

海外で乗る鉄道の魅力は、何といってもその国をより近くに感じられること。

特に長距離移動に利用される列車は、乗り合わせたその国の乗客も旅をしていることが多いので、日本人旅行者にもある種の一体感や親近感を持ってくれます。

バスと違って車内を動き回ることも可能なので、話したり食堂車などで飲食したりもでき、生の文化に触れられる機会も多いと言えます。

また、難しそうな列車の手配も、インターネットや券売機の進歩によって格段に利用しやすくなっています。日本語の予約購入サイトがある鉄道会社もあるので、事前に手配しておけば安心ですね。

 

海外の列車・鉄道に乗車する前に知っておきたいコト

 

■1等座席・2等座席の違いってなに?

多くの列車には「一等座席(一等車)」「二等座席(二等車)」などのクラスがあります。これらの違いをひとことで言うなら“快適さ”の差。

一等座席はスペースが広いためゆったりと過ごせ、飲食どのサービスなどを受けられたり様々なアメニティを利用できたりします。富裕層が多いため、国によっては治安が良い場合もあります。

一方、二等座席は座席の間隔が狭めで、受けられるサービスが限られることが多いですが、その分リーズナブルに利用できるメリットがあります。

また、日本では少ないですが、「コンパートメントタイプ」もあります。これは1つの車両が区切られて個室になったもので、プライベートな空間を確保でき、静かに過ごせるのが魅力です。

 

■国境をまたぐときには入国審査は必要?

国と国が近接しているため、国境を超えて旅することが多いヨーロッパなどでは、出入国手続きをどうするのか気になりますね。

実は、ヨーロッパ大陸内であれば、回ってくる係官にパスポートを提示するだけ。シェンゲン協定が結ばれている国同士なら入国スタンプは無し、出国手続きは不要というケースが多く、さらにEU内であれば提示すらしない場合もあるほどです。

一部東欧では出入国審査を行うところもありますが、一般的には気楽に構えていて大丈夫です。寝台などを利用する場合でも、乗務員がパスポートとチケットを預かって手続きしてくれることが多いので、起こされることもないんですよ。

同様に、大荷物さえ持っていなければ、税関の手続きもないのが一般的です。

 

■フリーwi-fiや充電コンセントは車内にあるの?

不慣れな海外での情報収集はネットに頼るという人も多い現在、Wi-Fiを利用できるかどうかは大きなポイント。当然、スマホや携帯電話などの充電も必要に。長距離移動であれば、なおさらですね。

長距離を走るほとんどの列車ではWi-Fiを無料で使うことができ、とても便利。接続も簡単です。ただし、車両の種類によってはデータ量に上限が設けられているケースもあるので、確認しておくと安心ですね。

一方、充電に不可欠な電源コンセントは、一等座席では各席ごとに設置されていることが多いものの、二等座席では隣席と共有となっていることがあり、独占できない場合もあります。

 

■途中下車をすることはできる?

ヨーロッパまで行ったなら、あちこち見て回りたいと思うのは当然!次の目的地へ行く途中に立ち寄りたい観光スポットが点在していることもありますよね。

多くの国の鉄道では、長距離の区間乗車券を持ち、後戻りしなければ途中下車が可能です。ただし、列車や座席が指定のものや往復乗車券などでは認められず、途中下車をして別の電車に乗ると不正乗車とみなされてしまうこともあります。途中下車をしたい場合は、チケット購入時に確認すると良いでしょう。

なお、こういった心配なく自由に途中下車ができる“鉄道パス(周遊券)”がヨーロッパにはあります。その代表格が「ユーレイルグローバルパス」。乗り降りする回数や日数によってはかなりお得になるので、おすすめです。

 

ユーレイルグローバルパス:ヨーロッパ31ヶ国の周遊が実現できるお得パス

ヨーロッパを周遊できる鉄道パスといえば「ユーレイルグローバルパス」。1枚でヨーロッパのほぼ全域をカバーし、最大31か国・40,000か所を訪れることができる途中下車OKのパスです。

行く先々の国を走る様々な列車に乗れるのも楽しいですね。人気の大都市から郊外の小さな村まで、旅の望みを叶えてくれますよ。

乗車日数に応じてパスが選べ、有効期間が15日間~3か月あるので用途に応じて利用できるのも嬉しいポイント。車窓を見て気に入った街で降りる、という“贅沢な旅”も実現できちゃいます。

有効期間内なら日程に左右されず、気ままな旅が楽しめますね。別途、指定券などを購入すればワンランク上の旅も可能です。

周遊列車パス:ユーレイルグローバルパス(Eurail)
公式サイト:Eurail

 

■スーツケースなどの大きな荷物は持ち込める?

ヨーロッパ周遊の場合には、スーツケースなどの大きな荷物をもって移動することになりますね。飛行機なら預けてしまうところですが、列車の場合はどうでしょうか?

一般的に、客車内には荷物置き場が設置されていることが多いので、スーツケースやボストンバッグなどの大型荷物はそこに収納すればOKです。もちろん貴重品は置かないように。

ただし、一部の一等車両には荷物置き場がないことがあります。一等座席は座席間にゆとりがあるので自席に置くか、背もたれ側にスペースがあればそこを利用すると良いでしょう。

 

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Compathy Magazine編集部

Compathy Magazine編集部

Compathy Magazineは、「タビ」や「カイガイ」への固定概念を超えて、新たな旅の魅力や価値観、それを実現する新しい旅の方法を届けたいという想いから生まれました。 世界各国に住む現地の人々の声、旅に役立つ情報やツールを紹介しながら、旅にまつわる偏見を無くしていきます。 ■関連する旅行記・旅行計画作成サイト: Compathy



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