
【ミラノの買い物・ショッピングエリア】定番のガッレリアエリアから散策しながら路地裏のお店でショッピングしてみない?イタリア在住者が教えるミラノの楽しみ方

ミラノの中心にそびえたつドゥオモ。 ミラノの気品の象徴であるドゥオモ周辺には、イタリアのブランドのみならず、ヨーロッパのめぼしいハイブランドがすべてそろっています。 ファッションとデザインの町ミラノにふさわしいスタイリッシュなお店も目白押し。 ギュッと詰まった中身の濃いショッピングエリアを、通り別に探索してみましょう!
こんにちは。Compathy Magazineライターのcucciolaです。
季節ごとに趣を変えるヨーロッパの街並みは、私たち日本人には憧れの的。イタリア北部の大都市ミラノは、首都のローマとはまったく違う雰囲気が漂います。
整然と並ぶ豪華な建物、その中にしっくりととけこむブランドのお店やレストランは、イタリアの都市としてはちょっとおすましをしているようなムードがあります。
旅行者にとって、町の中心にさまざまなお店がまとまっていてくれるのはとてもありがたいもの。とくに、「モードの黄金エリア(Quadrilatero della Moda)」と呼ばれる4つの通りに囲まれたゾーンは、世界中の富裕層を虜にします。
今回は、プチプラブランドも含めたミラノのショッピング事情を、ご紹介いたしましょう。
■目次 ミラノで買い物・ショッピングをするときのポイント ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア:華麗なミラノファッションの中心、歩くだけで気分は高揚! ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世通り:ミラノの目抜き通りは庶民派も軒を連ねるショッピング街 ヴェネチア通り:欧州のイメージを体現した美しい通り スピガ通り:ミラノのマダムたちが闊歩する通り トリノ通り:プチプラブランドのショーウィンドーが素敵! モンテ・ナポレオーネ通り:ミラノにおける「5番街」、世界的に高名なブランドがずらり アレッサンドロ・マンゾーニ通り:ミラノっ子も集まる通りは上質の代名詞 サンタアンドレア通り:閑静な街並みにとけこむ格調高きお店群 ヴィンチェンツォ・カペッリ通り:シックとアバンギャルドの共存 ガエ・アウレンティ通り:スポーティがテーマ!フットワーク軽く散策しよう ブエノス・アイレス通り:価格納得!リーズナブルなミラノを見つけたい方必見 ハイブランドもチェック!ミラノのアウトレットで賢く買い物・ショッピング ミラノ中央駅エリアの買い物・ショッピング情報 ミラノ・マルペンサ空港の買い物・ショッピング情報 あわせて読みたい!イタリア旅行でおすすめの観光情報まとめ
ミラノで買い物・ショッピングをするときのポイント
日曜日が定休日のお店もある!営業時間・曜日には注意しよう
イタリア経済の中心といわれるミラノ。
イタリアの富裕層が多く存在するミラノには、高品質で洗練された商品を扱うお店がたくさんあります。
とくに、モンテ・ナポレーネ通り、マンゾーニ通り、スピーガ通り、ヴェネツィア通りが構成する四角形は、「モードの黄金エリア」と呼ばれ、宝飾品や衣料品、雑貨なども一流のものがそろいます。
とはいえ、キリスト教の国イタリアは、現在も日曜定休というところが少なくありません。また、営業時間も午後の数時間はクローズしたり、夏と冬で営業時間がずれることも。
お目当てのお店に行く場合は、公式サイトやソーシャルを活用して時間を有効に使いましょう。
お得にショッピングをするために免税を利用しよう
イタリアは、日本の消費税にあたるタックスが非常に高い国です。
商品のカテゴリーによっても異なりますが、たいていは22%の内税込の値段になっています。
そのため、欧州内に住んでいない人に対しては約12.5%(カテゴリーによって還付率は異なります)が還付されるというのが、いわゆる「免税」です。
観光立国のイタリアでは、観光客が集まるお店ではたいてい免税書類を用意しています。
1日のお買い物の総合計が154.95ユーロを超えると、自動的に書類を作成してくれるところが大半。
そのさいには、パスポートの提示を求められます。
ブランド品を購入する際にはとくに、このタックスバック、大きいです!