【世界治安ランキング:2019年度版】主要観光エリアの犯罪・事件情報からみる治安の良い国、悪い国とは?日本からの渡航者数が多い国別の治安状況までを完全網羅

今や、特別な人たちだけが海外に行くという時代ではなくなり、世界中に、日常的に出かけていくグローバルな時代になりました。しかし、世界の状況を見ると、決して平和で安定した国ばかりではありません。世界に行くとき、その国の状況を事前に知っておくことは大切です。世界の国の治安ランキングをまとめましたので、参考になさってください。

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154位:ベネズエラ:世界一の絶景と世界一の治安の悪さ!

ベネズエラは、南アメリカ北部に位置し、ガイアナ、コロンビア、ブラジルと国境を接し、北はカリブ海、大西洋に面しています。
今や、ベネズエラは、国内の政情不安を反映して、治安の悪さでは、世界でも有数の国になってしまいました。しかし、そんなベネズエラに多くの観光客がやってきます。お目当ては世界一の絶景、テーブルマウンテンとそこから落ちるエンジェルフォールと呼ばれる滝です。

しかし、首都カラカスでさえ、身の危険を感じる治安の悪さです。というより、最も注意が必要な場所が首都カラカスといえます。特にお金を持っていると思われる外国人はターゲットになりやすいです。

外務省渡航危険情報

現在、ベネズエラに関する危険情報は、ブラジルとの国境付近は、レベル2からレベル3に引き上げられました。

カラカス首都圏などは、レベル3「渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」が継続して出されています。

上記以外の地域は、レベル2「不要不急の渡航はやめてください」が継続しています。首都周辺では、マドゥーロ大統領派と暫定大統領派との間の衝突が予想されます。
さらに、大規模なデモも頻発しています。

ベネズエラの治安状況

ベネズエラの治安状況は、悪化の一途をたどっています。今、ベネズエラは、経済的に、政治的に非常に危険な状況にあります。マドゥーロ大統領と暫定大統領との間の衝突、それに反対するデモとそれに対する弾圧が激化しています。

さらに、経済の深刻化によって、お金を持っているとみなされる外国人観光客は、特に犯罪のターゲットになります。首都カラカス周辺が最も危険だといわれています。

ベネズエラのテロ・犯罪状況

ベネズエラでは、マドゥーロ大統領が、政敵を逮捕したり、国民の権利を抑圧することでどんどん独裁化しています。さらに、長らく続いた反米政権によって政治的迫害を受けた人たちの亡命や、経済危機による近隣諸国への難民の数が急増しています。

国内においても、悪化する経済状況のもと、スリ、ひったくりのみならず、殺人などの凶悪犯罪も増加の一途をたどっています。政治や経済の安定への目途はたっていません。

ベネズエラの経済概況

ベネズエラは、産油や鉱物資源により、1980年ごろまでは、南米でも最富裕国でしたが、貧富の差が大きく、一部の富裕層に富が独占されていました。その後、チャベス政権による貧困層重視の政策が功を奏し、経済も好調になりました。

その後の原油価格の下落、政策の失敗で経済は徐々に悪化し、現在は市場原理を無視した政策によりハイパーインフレが慢性化し、市民生活が混乱に陥る危機的状況になっています。

■【基本情報】
国名:ベネズエラ・ボリバル共和国
首都:カラカス

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル3〜2

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:56.33件(3位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 70位 / 7.70%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 26位
 - GDP比:16%
 - 経済コスト:84,539.9(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

153位:コロンビア:治安は改善途上であるが、レベル3の地域も!

コロンビア共和国、コロンビアは、南アメリカ北西部に位置し、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、エクアドル、パナマと国境を接し、北はカリブ海、西は太平洋に面しています。コロンビアの人口は、ブラジル、メキシコに続き、ラテンアメリカで第3位です。

コロンビアといえば、麻薬、銃、マフィアなど危険なイメージが強いですが、最近は、徐々に治安が改善されてきています。その証拠に、外務省が発表する渡航情報の危険レベルが、一部において引き下げられました。とはいえ、レベル3の地域もあります。

首都ボコタ周辺には、IT企業も進出し、経済の改善が治安の改善にもつながっていくだろうと期待されています。

外務省渡航危険情報

現在、コロンビアに関する危険情報は、アラウカ県、カウカ県などがレベル3「渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」が継続中です。

カケタ県、グアビアレ県などは、レベル3からレベル2「不要不急の渡航はやめてください。」に引き下げられました。セサール県、チョコ県などはレベル2が継続中です。
他の地域は、レベル1「十分注意してください。」が出されています。

コロンビアの治安状況

コロンビアの治安状況は、治安当局による対策の結果、テロ、誘拐、殺人などの凶悪犯罪に一定の治安改善が認められ、危険レベルを引き下げました。
しかし、窃盗、強盗などの一般犯罪が増加傾向にあるので、引き続き十分な注意が必要です。

さらに、政府による努力の結果、反政府勢力との和平プログラムが進展していますが、一方で内部抗争など複雑化しているので、レベル1の地域といえども、細心の注意が必要です。

コロンビアのテロ・犯罪状況

コロンビア全体として、治安は改善傾向にありますが、主要都市を離れるほど、治安当局の影響力が泳な亡くなり、犯罪に巻き込まれるリスクが高くなります。そのため、コロンビア国内の主要都市間の移動に陸路の使用は避けた方がいいでしょう。

また、テロ、誘拐等について、改善傾向がある一方で、一般犯罪が増加傾向にありますから、自分の身は自分で守るという心構えが必要です。

(国名)の経済概況

コロンビア共和国、コロンビアは、長らく反政府勢力のテロ活動で治安が悪化し、外国投資家から敬遠され、日本企業の撤退も相次ぎました。
しかし、2000年代以降、反政府勢力の掃討が進み、治安が改善され、外国からの投資が増え、2002年以降、景気拡大傾向が顕著です。

コロンビアの主な輸出品目は、かつてはコーヒー豆でしたが、今や、輸出の2/3が原油と石炭です。コロンビアは、南米の「隠れた新興経済大国」への道を確実に歩んでいます。

■【基本情報】
国名:コロンビア共和国
首都:ボゴタ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル3〜1

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:25.50件(16位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 55位 / 8.9%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 8位
 - GDP比:34%
 - 経済コスト:233,897.9(millions)
・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

152位:エリトリア:アフリカの北朝鮮と呼ばれる独裁国!

エリトリアは、東アフリカと北アフリカ諸国の一つに位置付けられ、スーダン、エチオピア、ジブチと国境を接し、紅海に面しています。領海内には350余の小島が点在してます。エリトリア独立戦争を経て、1991年にエチオピアから独立しました。

独立以降、民主正義人民戦線の一党独裁が続いています。「アフリカのシンガポール」というスローガンを掲げ、それをお手本にした国づくりが行われていますが、「アフリカの北朝鮮」と批判されることもあります。外国人記者の入国が基本的に禁じられていることから、日本において、エリトリアについてはほとんど知られていません。   

外務省渡航危険情報

現在、エリトリアに関する危険情報は、エリトリア南部とエチオピア、ジブチ国境付近はレベル3「渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」が継続中です。
レベル3の地域と首都アスマラ市以外の地域がレベル2「不要不急の渡航はやめてください。」が継続中です。
首都アスマラ市は、レベル1「十分注意してください。」が継続中です。国境付近は、不測の事態も予想されるので、近づかないようにしてください。

エリトリアの治安状況

エリトリアの治安は、現在、比較的安定しています。紛争もほとんど報告されていません。
ただし、国境付近は、渡航中止のレベル3に分類されていますから、近づかないようにしましょう。

首都アスマラ市があるマエケル州以外の各地域は、エリトリア政府が移動を制限しています。政府発行の旅行許可証がなければ立ち入ることができません。

エリトリアのテロ・犯罪状況

エリトリアは1993年の独立以来、民主正義人民戦線の一党独裁政治が続いています。政党設立には国家による許可が必要であり、民主正義人民戦線のみが政党としての活動を認められています。

しかし、国内には、反政府勢力として、エリトリア解放戦線やエリトリア国民同盟などが存在していますが、政府に対する抗議やデモは一切許可されていません。

エリトリアの経済概況

エリトリアでは、人口の約80%が第一次産業に従事していますが、GDPの1割しか占めていません。耕地は少ないですが、酪農製品、野菜、果樹、コーヒー、タバコを生産しています。砂漠地帯では塩が産出されます。

紅海では漁業もおこなわれています。地下鉱物資源もありますが、開発には至っていません。エチオピアとの国境紛争は、紛争地域のインフラを破壊し、エリトリア経済に深刻な打撃を与えました。

■【基本情報】
国名:エリトリア国
首都:アスマラ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル3〜1

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)

■殺人犯罪発生率:8.04件(54位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 86位 / 6.04%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 16位
 - GDP比:22%
 - 経済コスト:1,504.0(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

151位:ウクライナ:東部のクリミアでは、危機が続行中!

ウクライナは、東ヨーロッパに位置し、ロシア連邦、ハンガリー、ポーランド、スロバキア、ルーマニア、モルドバ、ベラルーシと国境を接し、南は黒海に面しています。ウクライナは、古い木造の教会、石畳の道、緑が覆いかぶさるトンネルなど、ロマンチックで美しく、「ヨーロッパの真珠」と呼ばれています。

ところが、2014年に発生したクリミア自治共和国とウクライナ本土の東部2州で起こっているウクライナ政府軍と、親ロシア派武装勢力や反ウクライナ政府組織、ロシア連邦政府・軍との紛争が未だ解決せず続行中のため、とりわけ、ウクライナ東部では、予断を許さない状況が続いています。   

外務省渡航危険情報

現在、ウクライナ気に関して、危険情報は、東部のクリミア自治共和国、セヴァストーポリ市、ドネツク州、ルハンスク州では、危険レベル3「渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」「滞在中の方は、事情が許す限り、早期の退避を検討してください。」が継続して出ています。
それ以外のウクライナ全土は、危険レベル1「十分注意してください。」が継続中です。

ウクライナの治安状況

2014年に発生したクリミア地方における紛争で、親ロ勢力がウクライナ本土東部2州で独立宣言をしました(いずれも国際連合加盟国から承認されていません)。
そのため、その地域では、ウクライナ政府の統治が未だ及んでいないので、どのような目的であれ、渡航はやめましょう。さらに、ドネツク州などでは、ウクライナ政府と武装勢力との間で散発的な戦闘が続いていて、危険です。

ウクライナのテロ・犯罪状況

2014年以来のクリミア危機では、複数の死者が出ています。このウクライナ東部の状況に関して、フランスとドイツはウクライナとロシアを仲介し、2015年に停戦合意しましたが、今なお散発的に戦闘が続いています。

一方、ロシアから離れた西側に関しては比較的安全ですが、状況が一変する可能性も含んでいるので安心はできません。

ウクライナの経済概況

IMFの統計によるとウクライナの一人当たりのGDPは、3,930ドルで、世界平均の40%しかなく、ヨーロッパ最貧国の一つです。

ソ連時代は、連邦内の重要な農業、産業地帯でしたが、エネルギー供給のほとんどをロシアに依存していました。2014年のクリミア危機以来、ロシアとの関係が極度に悪化。それにより深刻な経済危機に陥っています。

■【基本情報】
国名:ウクライナ
首都:キエフ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル3,1
 -犯罪数(警察統計): 52万件 (2017年)

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:6.34件(70位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 49位 / 9.50%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 18位
 - GDP比:20%
 - 経済コスト:68,977.3(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

150位:ブルンジ共和国:民族間の争いから内戦へ!

ブルンジ共和国、ブルンジは、東アフリカの内陸に位置し、ルワンダ、コンゴ民主共和国、タンザニアと国境を接しています。アフリカの中心部にあるブルンジの美しい景色は、時に「アフリカのスイス」と呼ばれることもあります。アフリカにありながら、穏やかな気候とその地理的特徴はとても魅力的です。

しかし、多数派のフツ族と少数派のツチ族の間で対立があり、1962年の独立以来、しばしば対立があり、1993年には内戦にまで発展しています。未だに対立が続いています。
   

外務省渡航危険情報

現在、ブルンジに関する危険情報は、コンゴ民主共和国との国境からキビラ国立公園にかけての地域、ルビュブ国立公園周辺、ブジュンブラ市周縁部がレベル3「渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」が継続して出ています。

その他の地域は、レベル2「不要不急の渡航はやめてください」に引き下げられましたが、依然、危険性が除去されたわけではないので、不要不急の渡航は控えた方がいいでしょう。

ブルンジの治安状況

ブルンジの治安悪化の原因の一つが、反政府勢力の存在です。ブルンジの首都ブジュンブラを中心に、銃や手りゅう弾を使った事件が起きています。外国人も巻き込まれる可能性があります。

さらに、長期の内戦などで経済状態は非常に悪く、ブルンジ各地で強盗などの凶悪な事件も起こっています。十分注意してください。

ブルンジのテロ・犯罪状況

内戦が終了したとはいえ、ブルンジ国内各所に武装勢力が潜伏して、機会をうかがっています。銃及び手りゅう弾による事件が散発的に発生しているほか、武装集団による軍や警察襲撃事件も発生しています。

治安の回復が見られる地域でも、予断を許さない状況が続いていますので、気を付けましょう。さらに、経済状況の悪化による強盗事件なども起こっています。

ブルンジの経済概況

長い内戦と経済制裁によって、ブルンジの経済は壊滅状態に陥っています。ブルンジはアフリカの中でも経済開発が遅れており、世界最貧国の一つです。

ブルンジの主要産業は農業で、コーヒー豆の生産が突出しています。就業人口の9割、全人口の55%がコーヒー豆の生産に関わっています。
鉱産物では、ウラン、銅、コバルト、ニッケルが採掘されています。

■【基本情報】
国名:ブルンジ共和国
首都:ギテガ(政治)、ブジュンブラ(経済)

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル3〜2

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:6.02件(73位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 179位 / 1.60%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 32位
 - GDP比:14%
 - 経済コスト:1,116.1(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

149位:マリ:国土全体に非常事態宣言発令中!

マリ共和国、マリは、西アフリカに位置し、モーリタニア、アルジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、コートジボワール、ギニア、セネガルに国境を接する内陸国です。

マリのジェンネは古代からサハラ交易の要衝として栄え、歴史ある街です。ジェンヌ旧市街は世界遺産にも登録され、泥の大モスクが有名です。毎年、雨期に備え、泥が壁の塗り替えが行われています。

ところが、マリ国内では、イスラム過激派が施設を襲撃するテロ事件や、反フランス等を掲げた大規模デモが起こるなど、治安は極めて不安定で、不測の事態に巻き込まれる高い脅威が今なお続いています。

外務省渡航危険情報

現在、マリに関する危険情報については、トンブクトゥ州、キダル州などマリの大半の地域がレベル4「退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」が継続中です。

首都バマコ市を除く上記以外の地域はレベル3「渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」が継続中です。また、首都バマコ市はレベル2「不要不急の渡航はやめてください。」が継続中です。

マリの治安状況

2015年に首都バマコ市の中心部のホテルで起きたイスラム過激派によるテロ事件から現在に至るまで、マリ全土に国家非常事態宣言が発令されています。

マリ全土で、テロや誘拐事件等不測の事態に巻き込まれる大きなリスクがあります。首都バマコ市は多少治安が落ち着いているとはいえ、白昼の武装強盗等も発生していますから、油断はできません。

マリのテロ・犯罪状況

マリ全土で、イスラム過激派組織によるテロ、誘拐事件等が発生するリスクが高いです。それに加えて、白昼の武装強盗はじめ、生活環境改善を求める抗議デモ、反フランスを掲げた大規模デモ、集会等に巻き込まれるリスクもあります。

最新の情報をチェックし、危険地帯には近寄らず、身の安全を確保することが求められています。

マリの経済概況

マリの主要産業は、農業と牧畜です。マリの最大の輸出品は金で、輸出総額の75%を占めています。次いで多いのが綿花です。1990年代以降、綿花栽培は好調を続けています。

国内産業だけでは労働力を吸収できないので、近隣諸国への出稼ぎが盛んです。しかし、その出稼民と地元民との対立を一つの原因として第一次コートジボワール内戦が起こるなど、多くの問題を内包しています。

■【基本情報】
国名:マリ共和国
首都:バマコ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル4〜2

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)

■殺人犯罪発生率:10.90件(〜36位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 67位 / 7.90%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 41位
 - GDP比:12%
 - 経済コスト:4,484.5(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

148位:ナイジェリア:イスラム過激派ボコ・ハラムが台頭!

ナイジェリアは、西アフリカに位置し、ニジェール、チャド、カメルーンと国境を接し、南はギニア湾に面し、大西洋に通じています。人口は、1億9000万人で、アフリカで最大、世界でも第7位です。2015年時点で、経済規模は、南アフリカを抜きアフリカ最大となり、人口、経済規模の大きさから「アフリカの巨人」と呼ばれます。

首都アブジャのアブジャナショナルモスクは、もっとも美しいモスクとして有名な観光スポットです。
ところが、イスラム過激派ボコ・ハラムとその分派アンサルが活動し、軍との衝突やテロを繰り返しています。   

外務省渡航危険情報

現在、ナイジェリアに関する危険情報は、北東部3州(ボルノ州、アダマワ州、ヨベ州)はレベル4「退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」が継続して出されています。

リバース州、ケビ州などはレベル3「渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」が継続中です。その他の地域は、レベル2「不要不急の渡航はやめてください。」が継続中です。北東部3州の治安情勢は依然として、危険な状況です。

ナイジェリアの治安状況

ナイジェリアでは、イスラム過激派ボコ・ハラムが北東部3州を中心に軍との衝突やテロを繰り返しています。
さらに、ナイジェリア全土で、テロ事件や外国人の誘拐事件が起こる可能性が捨てきれません。また、宗教対決、民族間対立などで、殺人、強盗、強姦等の凶悪事件が多数発生しています。

南部のナイジェール解放戦線との間では休戦が成立したとはいえ、予断を許さない状況には変わりがありません。

ナイジェリアのテロ・犯罪状況

ナイジェリア全土で、テロ事件や外国人の誘拐事件が発生する可能性が大きいです。さらに、「ナイジェリア419詐欺」が多数発生しています。これは、日本に住んでいても巻き込まれる可能性がありますのでご注意ください。
419詐欺とは、ナイジェリアの犯罪グループが世界的に起こしている詐欺事件です。これらの事案等に巻き込まれることがないよう、海外の報道を含め、安全情報の収集に努めてください。

ナイジェリアの経済概況

ナイジェリアは、アフリカ屈指の経済大国で、アフリカ経済の1/4を占める規模をもっています。ちなみにGDP規模は世界24位であり、G20のすぐ下につけています。

石油生産量世界12位、輸出量世界8位の世界有数の産油国です。
国民の大半は農林水産業に従事していて、多くの国民は貧困にあえいでいます。

■【基本情報】
国名:ナイジェリア連邦共和国
首都:アブジャ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル4〜2

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:9.85件(43位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 79位 / 7.00%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 45位
 - GDP比:11%
 - 経済コスト:121,195.1(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

147位:南アフリカ:アフリカ唯一のG20参加国!

南アフリカ共和国、南アフリカは、アフリカ大陸最南端に位置し、エスワティニ(旧スワジランド)、モザンビーク、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビアと国境を接し、レソトを取り囲み、南西部は南大西洋、南部から東部にかけてはインド洋に面しています。

気候は、一年を通して温暖です。テーブルマウンテン国立公園、ペンギンに会えるボルダーズビーチなど雄大な自然を楽しめます。かつては、悪名高いアパルトヘイトで、黒人分離政策を行っていましたが、完全撤廃され、1994年全人種が参加する選挙が行われ、マンデラ大統領が選出されました。

外務省渡航危険情報

現在、南アフリカに関する危険情報は、南アフリカの一部の都市、ヨハネスブルク、プレトリア、ケープタウン、ダーバンがレベル1「十分注意してください。」が継続して出されています。感染症危険情報は出ていません。

南アフリカの治安状況

近年、南アフリカでは、爆弾テロのような重大なテロ事件は発生していません。しかし、ISILとの関連が見込まれる4件の事件が発生しています。

南アフリカ国内の誘拐事件は、警察発表で年間約500件となっていますが、過激派組織が引き起こしたものというより、性犯罪目的や感情的な理由による犯行が多くなっています。

南アフリカのテロ・犯罪状況

南アフリカの大都市、ヨハネスブルク、プレトリア、ケープタウン、ダーバンには危険情報のレベル1が出されていますが、他の地域では、特にテロの危険性が問題になっていません。

ただ、全土において、殺人、強盗、傷害等の凶悪事件が依然として高水準で発生しています。空港やホテルからの追尾強盗、カージャック、偽パトカーによる強盗被害などが多く発生していますから、注意が必要です。

南アフリカの経済概況

南アフリカの主要産業は、果樹・穀類栽培と牧畜です。グアバ、アボカド、マカダミアナッツが重要な生産物で、主食用の小麦も作られています。
ワインも作られており、輸出されています。メリノ種の羊毛は、オーストラリアに次ぐ生産量です。

鉱産物資源としては、金、ダイヤモンド、プラチナ、ウランなどですが、石油の産出はありません。鉱業も盛んですが、失業が大きな問題になっています。

■【基本情報】
国名:南アフリカ共和国
首都:プレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)
■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル1
 - 殺人: 18,673件

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:33.97件(10位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 2位 / 〜27.30%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 15位
 - GDP比:24%
 - 経済コスト:175,191.0

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

146位:ロシア:チェチェン人によるテロが心配!

ロシアは、北アジア全域、東ヨーロッパの大部分に広がり、国土面積17,075,400㎢で世界最大、地球上の居住地域の1/8を占めています。
ノルウェー、フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ベラルーシ、ウクライナ、ジョージア、アゼルバイジャン、カザフスタン、中華人民共和国、モンゴル国、朝鮮民主主義人民共和国と国境を接しています。

広い国土と長い歴史ゆえに、見るべき観光スポットは多く、なかでもサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館は、世界4大美術館の一つです。
チェチェン人による散発的なテロ攻撃が心配ですが、それ以外の地域は、危険レベル1です。
   
外務省渡航危険情報

現在、ロシアに関する危険情報は、チェチェン、イングーシ、ダゲスタン、北オセチア、アラニアなどの地域がレベル3で、「渡航はやめてください。(渡航中止勧告)」が継続して出されています。

首都モスクワを含む他の地域は、レベル1「十分注意してください。」が継続中です。ただ、チェチェン人武装勢力の自爆テロなどが起こる可能性は否定しきれませんのでご注意ください。

ロシアの治安状況

2002年、モスクワにある劇場をチェチェン人の武装勢力兵士42人が占拠し、700人を人質に取り、チェチェン人兵士41人、人質129人が死亡した事件も、記憶に新しいと思います。

プーチン大統領による、チェチェンに対する強硬的な対決姿勢に反発するチェチェン人武装勢力のテロは、その後もずっと散発的に続いています。いつ、どこで起こるかわからないので、人がたくさん集まるところなどは避けた方がいいでしょう。

ロシアのテロ・犯罪状況

ロシアのカフェ・レストランで特に危険な目にあうことはありませんが、置き引きなどが発生していますので、自らの貴重品は身に着けていましょう。

ロシアのホテルなどでの犯罪は、大都市より地方都市で多く報告されています。ホテルの部屋に合鍵で強盗が入ってきたなどの事件が起こっていますので、最低限チェーンをかけるなど自分の身は自分でしっかり守りましょう。空港では、タクシーのぼったくりに気を付けましょう。

ロシアの経済概況

ロシアは、ブラジル、中国、インド、南アフリカとともに、「BRICs」呼ばれる新興経済国軍の一つで、なかでも一人当たりのGDPは、ロシアが一番先進国に近いです。

ロシアは、サウジアラビアにつぐ世界第2位の原油生産国、原油輸出国です。さらに、鉱物資源も豊富です。ただ、資源依存の傾向が強い経済であることは間違いありません。農産物の自給自足にも力を入れ、「最大の小麦輸出国」となっています。

■【基本情報】
国名:ロシア連邦
首都:モスクワ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル3,1

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:10.82件(37位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 106位 / 5.20%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 24位
 - GDP比:17%
 - 経済コスト:617,606.2


・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

145位:ホンジュラス:中米一の治安の悪さ!

ホンジュラス共和国、ホンジュラスは、中央アメリカ中部に位置し、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグアと国境を接し、北と東はカリブ海、南はフォンセカ湾に面しています。カリブ海岸にあるスワン諸島、バイーア諸島も領土です。

カリブ海に面したビーチリゾートが有名で、世界第2位の大きさのコーラルリーフや、マヤ王朝の遺跡や自然保護地区など見所はいっぱいです。ただ、首都テグシガルパはじめ、治安は中米で最悪だといわれています。   

外務省渡航危険情報

現在、ホンジュラスに関する危険情報は、首都テグシガルバしはじめ、北部カリブ海側のコルテス県などはレベル2「不要不急の渡航はやめてください」が継続して出されています。

その他の地域はレベル1「十分注意してください。」が継続中です。
レベル2の地域への不要不急の渡航はやめるのと同時に、レベル1の地域においても十分な注意が必要です。

ホンジュラスの治安状況

ホンジュラスの治安は、中米一の悪さです。特にホンジュラス全土の2/3を占める地域の治安が悪く危険度レベル2です。首都テグシガルパも最たる危険地域です。
ギャングや麻薬の運び屋などが集まり、犯罪率が非常に高く危険です。

ホンジュラスを主な活動地域にしていたテロ組織コントラは、1990年に武装解除し、組織は解体されました。
ただ、ホンジュラスにおける犯罪率、殺人率は非常に高く危険です。

ホンジュラスのテロ・犯罪状況

ホンジュラスの人口当たりの殺人事件発生率が世界で最も高いです。危険情報レベル2の地域に限らず、レベル1の地域でも細心の注意が必要です。

さらに、長距離バスターミナルでのスリ・置き引きが多発しています。ホンジュラス国内のバス移動では、治安管理が行き届いている一等バスに乗ることをおすすめします。ひったくりやタクシーのぼったくりにも気を付けましょう。

ホンジュラスの経済概況

ホンジュラスのGDPは、約185億ドルで日本の鳥取県と同規模しかなく、ニカラグアとともに中央アメリカの最貧国の一つです。西半球でワースト10に入る貧しい国です。国民の半数以上が貧困線以下の生活を強いられています。失業者数は120万人近いと見積もられています。

アメリカ資本のバナナプランテーション産業に依存してきたため、バナナ共和国と最初に呼ばれた国で、今なおそう呼ばれています。

■【基本情報】
国名:ホンジュラス共和国
首都:テグシガルバ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル2〜1

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:〜56.52件(2位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 123位 / 4.50%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 11位
 - GDP比:30%
 - 経済コスト:12,996.4(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

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Compathy Magazine編集部

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