【世界治安ランキング:2019年度版】主要観光エリアの犯罪・事件情報からみる治安の良い国、悪い国とは?日本からの渡航者数が多い国別の治安状況までを完全網羅

今や、特別な人たちだけが海外に行くという時代ではなくなり、世界中に、日常的に出かけていくグローバルな時代になりました。しかし、世界の状況を見ると、決して平和で安定した国ばかりではありません。世界に行くとき、その国の状況を事前に知っておくことは大切です。世界の国の治安ランキングをまとめましたので、参考になさってください。

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11位:カナダ:ロッキー山脈やナイアガラの滝など大自然の絶景が魅力

Moraine Lake Sunrise

北アメリカ大陸北部に位置し、ロシアに次ぐ広大な国土を持つカナダ。西部には世界遺産のカナディアンロッキー、東部には世界三大瀑布のナイアガラの滝を有する自然豊かな国です。

春はビクトリアのブッチャート・ガーデンでお花見、秋はメープル街道で紅葉狩り、冬はイエローナイフのオーロラ観測などカナダでは四季折々の美しい景色を満喫できます。

『赤毛のアン』の舞台となったプリンスエドワード島には昔ながらの田園風景が残っており、大都市とは違った魅力を発見できますよ!

外務省渡航危険情報

カナダで現在確認されている危険情報や感染症に関する情報はありませんが、近年テロ組織の思想に影響を受けた者によるローンウルフ(一匹狼)型テロが複数発生しています。
観光シーズンにカナダを訪れる人が多いかもしれませんが、観光スポット・ショッピングモール・教会・モスクなど人が多く集まりやすい施設は、テロの標的となりやすいため注意が必要です。

また自然豊かなカナダでは、ダニや蚊を介した感染症にかかりやすい傾向があります。肌の露出を避ける、昆虫忌避剤を塗布するなどの対策を講じてください。

カナダの治安状況

北米の中では比較的治安が良いと言われるカナダですが、犯罪発生率は日本の約5倍と高く、銃器を使用した強盗や発砲事件なども発生しているため油断は禁物です。
特に夜間人通りの少ない場所では、暴行や強盗の被害にあう可能性が高くなります。万が一このような事件に巻き込まれた場合は、抵抗はせず金品を渡して犯人に立ち去らせるようにしたほうがよいでしょう。

またカナダでは大麻の所持・使用が合法化されています。街中でも大麻を入手しやすい状況ですが、日本人が所持すると処罰の対象となるため、絶対に手を出さないようにしてください。

カナダのテロ・犯罪状況

2014年にイスラム過激派組織ISILが対ISIL有志連合諸国(カナダ含む)の国民を攻撃するよう扇動する声明を発表したことにより、カナダ国内でもその影響とみられるテロ事件が複数発生しています。
2014年にはケベック州で兵士が車で引かれ殺害され、オタワ市中心部では兵士がライフル銃で射殺されるというテロ事件が起こりました。

また2017年にはカナダ人がケベック市内のイスラム教施設で銃を乱射し、6名が犠牲になるという事件が発生しています。
駅・空港・ショッピングモールなど人が集まる場所へ行く際には、周囲の状況に十分注意を払うようにしてください。

カナダの経済概況

アメリカと密接なかかわりを持つカナダでは、経済面でもその影響を受けやすい傾向にあるのが特徴です。
2007年までは財政黒字を継続してましたが、2008年の経済・金融危機の影響により赤字へ転じています。

それでも国内金融市場が安定していたことから経済が低迷することはなく、ここ数年経済成長率はプラスを記録している状況です。
カナダでは近年移民が増加していることもあり、労働力増加や個人消費の拡大も期待されることから、今後も緩やかな経済成長が見込まれるでしょう。

■「カナダ・トロント旅行を満喫!おすすめ観光スポットTOP10

■【基本情報】
国名:カナダ
首都:オタワ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル なし
 - 窃盗: 60.1件(人口10万人あたり)
 - 暴行: 607.1件(うち殺人: 1.7件)(人口10万人あたり)
 -犯罪数(警察統計): 5,224件(人口10万人あたり) (2016年)

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:平成28年度犯罪統計情報 
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:1.68件(136位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 54位 / 5.83%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 160位
 - GDP比:2%
 - 経済コスト:969.3(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

12位:スロベニア:中世の街並みやヨーロッパ最大級の鍾乳洞が見どころ

Lake Bled, Slovenia

中央ヨーロッパに位置し、旧ユーゴスラビアの国として知られるスロベニア。四国ほどの小さな国土ですが、ユリアンアルプス山脈やヨーロッパ最大級の鍾乳洞などの大自然に恵まれた国です。
リュブリャナは中世の街並みが美しいスロベニアの首都で、ルネッサンス・バロック・アールヌーボーなどさまざまな建築様式の建物が見られるのが魅力。

「アルプスの瞳」と呼ばれるブレッド湖では、美しい湖と山々が広がる絵画のような世界を堪能できます。
南部のポストイナ鍾乳洞の見学では、トロッコ列車に乗って探検気分を味わえますよ!

外務省渡航危険情報

ユーゴスラビア連邦離脱後も内戦に巻き込まれることなく、経済的にも安定しているスロベニアは比較的治安が良いと言われています。
現在も危険情報や感染症情報はありませんが、リュブリャナ中心部やブレッド湖周辺ではスリや置き引き被害が多発しているため、注意が必要です。

西欧に隣接し経済的にも恵まれていることから衛生状況は良いほうですが、草原や森林地帯ではダニを介したウィルス性脳炎に感染する可能性があります。
観光する際には虫よけスプレーを利用する、肌の露出を避けるなど対策を万全にしておきましょう。

スロベニアの治安状況

比較的治安が良いと言われているスロベニアですが、日本に比べると犯罪発生率が約4倍と高く、日本と同じように過ごしていると危険です。

リュブリャナ中心部の三本橋やマーケット周辺ではスリの被害が多く、パスポートや財布を盗まれた日本人も確認されています。特にバックパックは狙われやすいため、人が多い場所ではカバンを体の前に持って管理しましょう。

またひったくりや強盗が発生しやすい夜間の外出は、できるだけ避けたほうが無難です。

スロベニアのテロ・犯罪状況

これまでスロベニア国内でテロ事件は発生していませんが、スロベニア国籍を持つ3名がシリアでの戦闘に参加したことが分かっており、1人の自宅からは殺傷能力の高い武器が発見されています。

また旧ユーゴスラビア諸国出身者がシリアでの戦闘に参加しているという情報もあり、帰還者によるテロが発生する可能性も考えられる状況です。
スロベニアでは不法入国者の数が年々増えていることも報告されているので、不測の事態に備え、最新の治安情報を入手するよう心がけましょう。

スロベニアの経済概況

オーストリアやイタリアに隣接し、旧ユーゴスラビア時代から先進工業地帯として発展してきたスロベニアでは現在も輸出品のほとんどが工業製品で、スロベニア経済を支える産業です。

その大半は欧州・EU諸国へ輸出されており、欧州の経済状況に左右されやす状況から、2012年の欧州債務危機の際には経済成長がマイナスに転じています。
2014年からは回復の兆しが見え、2015年にはGDPが過去最高を記録しており、経済状況は他の東欧・中欧の国と比べても好調です。

■「鍾乳洞と絶景を満喫!スロベニアおすすめ観光名所13選

■【基本情報】
国名:スロベニア共和国
首都:リュブリャナ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル なし
 - 窃盗: 15,173件
 - 暴行: 不明 (殺人(殺人未遂含む): 16件)
 -犯罪数(警察統計): 32,180件 (2018年)

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:0.48件(188位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 59位 / 5.33%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 141位
 - GDP比:4%
 - 経済コスト:1,312.4(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

 

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13位:ポルトガル:大航海時代の面影を残すヨーロッパ最西端の国

Belém

ユーラシア大陸最西端にあたるイベリア半島西部に位置するポルトガルは、大航海時代に栄華を極めた歴史を持ち、日本へもさまざまな西洋文化をもたらした国です。
首都リスボンにはその偉業をたたえたジェロニモス修道院やベレンの塔など世界遺産の建築物があり、当時の面影を見ることができます。坂道の多い街を走るレトロなケーブルカーも魅力的です。

北部の古都ポルトはポートワインで有名な港町で、石畳の路地が残る中世の街並みやポルトの街を一望できるクレリゴスの塔など、歴史が感じられるスポットがあちこちに!
魚介類を使ったポルトガル料理も、ファド(ポルトガルの民俗歌謡)を聞きながら味わっておきたいですね。

外務省渡航危険情報

現在ポルトガルで危険情報や感染症情報は確認されていませんが、2019年1月にリスボン市内でアフリカ系住民によるデモが発生しています。

警察官がアフリカ系住民数名を警棒で殴っている様子がSNSで配信されたことをきっかけに、約150人が抗議のためリスボン市内でデモ行進を行い、警察官と衝突しました。
このようなデモに遭遇した場合はすぐに安全な場所へ避難し、近づかないようにすることが大切です。またテレビやインターネットで最新情報を入手するよう心がけましょう。

ポルトガルの治安状況

ポルトガルはヨーロッパの中では犯罪発生率が低いと言われていますが、犯罪認知件数が年間約34万件と多く、観光客をターゲットとしたスリや置き引きは増加傾向にあります。

特にリスボンでは路面電車や地下鉄などの公共交通機関の車内や駅でスリや置き引きが発生しており、2人以上のグループから貴重品を盗まれることが多いようです。
また人通りの少ない路上で強盗やひったくりにあうという事例もあるため、夜の1人歩きなどは避け、高価な時計や宝石などは身に着けないようにしましょう。

ポルトガルのテロ・犯罪状況

現在のところポルトガル国内でテロ事件は発生していませんが、かつてイスラム支配下にあった歴史もあり、イスラム過激派から「奪還すべき地」として認識されていることから標的となる可能性もゼロではありません。

また2017年にはポルトガル国内で、イスラム過激派組織(ISIL)への勧誘を行ったとしてモロッコ人が逮捕されるという事件が発生しています。
今のところ政治目的・身代金目的の誘拐事件なども起こっていませんが、最新の情報を入手して安全対策を万全にするよう心がけましょう。

ポルトガルの経済概況

ポルトガルは輸出入の7割がEU諸国が占めるEU依存型の経済のため、その影響を受けやすく、2009年のギリシャ財政危機の頃には大幅な財政赤字を抱えていました。

その後トロイカ(EU・ECB・IMFによる財政健全化プログラム)からの支援を受けながら緊縮政策を進めていましたが、2015年の政権交代後は公共事業への投資や賃金向上などに力を入れ、内需拡大につながっています。
加えて世界の富裕層へ向けたゴールデン・ビザの発行を行うことで、海外からの資金を集めることにも成功しており、今後も経済は好調と言えるでしょう。

■「誰もが惚れこむ!ポルトガルのおすすめ観光スポットベスト10」

■【基本情報】
国名:ポルトガル共和国
首都:リスボン

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル〜
 - 窃盗: スリ 平均37件/日、置引き 平均35件/日
 - 暴行: 平均64件/日
 -犯罪数(警察統計): 341,950件 (2017年)

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き


■殺人犯罪発生率:0.64件(178位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 42位 / 7.13%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 119位
 - GDP比:6%
 - 経済コスト:1,709.0(mliilons)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

14位:オーストラリア:手つかずの自然や固有の野生動物が魅力

Sydney Harbour

南半球のオセアニアに属するオーストラリアは、手つかずの大自然や固有の野生動物が魅力の国です。
国の中央部にそびえ立つ巨大な1枚岩のエアーズロックは先住民アボリジニの聖地で、「地球のへそ」とも呼ばれ、世界中から観光客が訪れています。

東部に広がる世界最大のサンゴ礁・グレートバリアリーフは、ダイビングやシュノーケリングを楽しむのに最適なスポットです。
世界遺産のオペラハウスが建つシドニー湾は世界三大美港に数えられる美しい港で、クルーズを楽しむこともできますよ!

外務省渡航危険情報

オーストラリアで現在確認されている危険情報や感染症情報はありませんが、過去数年間に国内でイスラム過激派組織(ISIL)の影響によるテロ事件やテロ未遂事件が複数発生しています。

国が発表しているテロ警戒レベルは5段階のうち上から3番目(起こりそうである)の状況ですが、2017年と2018年にメルボルンで発生したテロ事件では複数の死傷者がでており、いつこのような事件に遭遇するかわかりません。

ショッピングモールや観光施設など人が集まりやすい場所を訪れる際には、特に周囲に注意を払って行動するようにしてください。

オーストラリアの治安状況

比較的治安が良いと言われるオーストラリアですが、日本に比べると犯罪発生率は高く、特に都市部では日本人観光客を狙った盗難・ひったくり・置き引きが多く発生しています。

中には昼間に駅やバス停など公共の場で、複数のグループに取り囲まれ財布やカバンを強奪されたという事例も報告されており、時間帯に関係なく注意が必要です。

また繁華街では深夜に飲酒がらみの暴力事件が多く確認されているため、夜間の外出や1人歩きはできるだけ避けたほうが無難でしょう。

オーストラリアのテロ・犯罪状況

オーストラリアはシリア・イラクで活動するイスラム過激派組織(ISIL)に対する軍事作戦に参加しており、ISILがウェブを通してオーストラリア国内でのテロを呼びかけていることから、テロの脅威は高い状況です。

2017年にはメルボルン市内で銃撃・人質事件が発生、2018年にもメルボルン市中心部で通行人が切りつけられるテロ事件が発生し、いずれも死傷者を出しています。
シドニーやメルボルンのような大都市だけでなく、リゾート施設やイベント会場など人が多く集まる場所では周囲の状況に注意を払って行動してください。

オーストラリアの経済概況

鉄鉱石や石炭など鉱物資源が豊富なオーストラリアは、1990年代から27年間も経済成長を続けており、景気は安定している状態です。

主な輸出相手国である中国の経済が急成長を遂げていたことも、経済が成長した理由のひとつでしょう。
加えてオーストラリアへの旅行や留学などのサービス産業も需要が高く、好調と言えます。

ただし2017年をピークに主要都市部の住宅価格が下落し個人消費が減速していることから、これまでよりも経済成長は減速する見込みです。

■「リピート者続出!オーストラリアのおすすめ観光スポット28選

■【基本情報】
国名:オーストラリア連邦
首都:キャンベラ

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル なし
 - 窃盗: 791,528件
 - 暴行: 188,807件 (うち殺人: 227件)

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:0.94件(164位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 61位 / 5.29%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 120位
 - GDP比:6%
 - 経済コスト:2,481.7(millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

15位:アイルランド:緑の国アイルランドで、アイリッシュ文化を堪能!

ヨーロッパ最西端に位置するアイルランドは、人間の数よりひつじの数が多いといわれるぐらい、自然豊かな島国です。緑が多く、「緑の国」「エメラルドの島」と呼ばれています。北海道よりわずかに大きい面積の島国ですが、穏やかな自然、息を飲む絶景、独自の文化や芸術が、世界中から観光客を惹きつけてやみません。

アイルランドといえば、豊かな自然とともに古城めぐりも人気の的です。なかでも断崖に建てられたダンルース城の美しさは、鳥肌ものです。ダブリンを訪れたら、アイルランドの最高学府トリニティ・カレッジは必見です。   

外務省渡航危険情報

現在、アイルランドに関する危険情報や感染症危険情報は出されていません。アイルランド国内では、特に危険であるとされる地域はありません。

アイルランドの治安は、他のヨーロッパ諸国と比べるといい方ですが、日本と比べるといいとは言えません。スリや置き引きなどが多発していますので、注意する必要があります。都市部では、危険なエリアがわかりやすいので、そのエリアには近づかないことで危険を回避できます。

アイルランドの治安状況

近年、アイルランドではテロ組織によるテロ等の事件は発生していません。アイルランドでは、最大のテロ組織IRAが活動していましたが、1997年にテロ活動停止を宣言し、今に至っています。

現在、アイルランドにおける犯罪としては、スリと置き引きが圧倒的に多いです。裏通りや夜道の一人歩きは避け、バッグは体の前で持つ、バッグなどを置きっぱなしにせず、必ず身に着けるなどで危険を遠ざけましょう。

アイルランドのテロ・犯罪状況

アイルランドには充実の社会福祉制度があるので、アフリカ系難民や東ヨーロッパからたくさんの人がアイルランドを目指してやってきます。そのため、外国人が多いです。

また、アイルランドの失業率は高く、犯罪率が高くなっています。とはいえ、他のヨーロッパ諸国に比べて格段に治安が悪いというわけではありません。

ただ、アイルランド政府も、治安が悪いといわれる地域の再建プログラムを実行し、昨今は、落ち着いてきています。

アイルランドの経済概況

1990年代半ばからの高成長の後、1999年のユーロ導入による不動産バブルが、2008年のリーマンショックで崩壊し、経済危機に陥りました。政府は、EU/IMF財政支援プログラムを受け、財政改革を敢行し、2013年には支援プログラムから脱却しました。

2014年から4年連続のヨーロッパ一の経済成長を達成し、経済状況は良好です。今や経済は活況を呈し、1980年代の高失業率の時代が想像できないほどです。

■「圧巻の大自然!アイルランドのおすすめ観光スポットベスト22

■【基本情報】
国名:アイルランド
首都:ダブリン

■外務省 渡航危険情報/安全度:危険情報なし
 - 窃盗: 18,432件
 - 殺人: 47件

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:0.80件(168位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 86位 / 6.40%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 148位
 - GDP比:3%
 - 経済コスト:11,350.9 (millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

16位:チェコ共和国:中世ヨーロッパの趣いっぱいの世界遺産の宝庫!

チェコ共和国(チェコ)は、ヨーロッパの中央にあり、ドイツ、オーストリア、ポーランド、スロヴァキアに囲まれた内陸国です。面積は、日本の1/5、九州とほぼ同じです。緯度は北海道より高いですが、四季を楽しめます。

中世の趣を色濃く残すプラハ城をはじめ、12の世界遺産があります。さらに、あらゆる時代の建築を見ることができまし、古城の宝庫です。豊かな自然と、由緒ある歴史的建造物を楽しめるのがチェコの魅力です。

バスや鉄道網が発達していますし、治安もいいですので、ゆったりと長距離バスの旅を楽しむのも一興です。

外務省渡航危険情報

現在、チェコ共和国に関する危険情報や感染症危険情報は出ておりません。チェコ国内を旅行するうえで、特に注意を要する危険な地域はありません。

ブラハ周辺では、期間によっては、政治的大規模集会、デモ等が行わるるという情報が現地大使館よりもたらされていますので、集会・デモが行われているエリアには近づかないようにしましょう。

また、プラハなどの大都市では、スリ、置き引き等が発生していますので、ご注意ください。

チェコの治安状況

チェコでは、近年、テロや日本人をターゲットにした誘拐事件は発生していません。チェコ国内において、イスラム過激派等の国際テロ組織やその支援団体の存在は確認されていません。チェコ政府も、現時点において切迫したテロの脅威は無いと評価しています。

公共交通機関や空港、駅などにおけるスリ、置き引きなどが多く発生していますので、十分ご注意ください。

チェコのテロ・犯罪状況

チェコは、ヨーロッパでは安全といわれています。イギリスの「エコノミスト」誌が発表した世界各国の平和度ランキング(2017)でチェコは、163か国中24位でした。ちなみに、日本は19位です。

チェコ国内における差し迫ったテロの脅威はありませんが、プラハなどの大都市では、スリ、置き引き、窃盗などに加えて、車上荒らしやドラッグ関連の犯罪も起こっていますから、人気のない道、夜道の一人歩きは避けましょう。

チェコ共和国の経済概況

チェコの経済は、2004年のEU加盟以降、海外からの直接投資を積極的に受け入れ、自動車産業を中心に輸出主導で堅調な発展を遂げています。

2004年から2007年の間に、チェコの労働者の平均給与は、40%以上も上昇しました。経済的安定が、国内の治安の安定とも密接に関係しています。
また、伝統産業のチェコビールとボヘミアガラスがお土産としても人気を誇っています。

■【基本情報】
国名:チェコ共和国
首都:プラハ

■外務省 渡航危険情報/安全度: 危険情報なし
 - 窃盗: 24,127件
 - 殺人: 146件
 -犯罪数(警察統計): 200,303件 (2017年)

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:0.61件(181位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 99位 / 2.50%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 125位
 - GDP比:5%
 - 経済コスト:18,246.4(millions)
・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

17位:ドイツ:ロマンチック街道で古城めぐりはいかが?

ドイツ連邦共和国、ドイツは、ヨーロッパ中西部に位置する連邦制共和国です。第2次世界大戦後、東西のドイツに分断されましたが、1990年、東西ドイツは統一されました。名目GDPで世界4位の経済大国です。豊かな文化を誇り、多くの芸術家、音楽家、科学者を輩出しています。

古城が点在するロマンチック街道は、日本人観光客はじめ、世界中から観光客を集めています。 本場のビールやソーセージ、ワインもドイツ旅行の楽しみの一つです。
世界最大規模のお祭りオクトーバーフェストにもぜひ参加してみたいですね。   

外務省渡航危険情報

ドイツに関して、現在、危険情報や感染症危険情報は出ていません。ドイツ国内を旅行するにあたって、特に注意を要する危険な地域はありません。ただ、テロには十分ご注意ください。

一般的にドイツは、ヨーロッパの中では比較的安全な国とのイメージがありますが、ドイツ国内の犯罪発生件数は、日本の約6倍にもなりますので、日本国内と同じような感覚のままでは、犯罪に巻き込まれる恐れもありますから、ご用心ください。

ドイツの治安状況

ドイツ国内における犯罪発生件数は、日本の約6倍になります。スリやひったくり、強盗、詐欺など財産にかかわる犯罪が大半ですが、身体の安全にかかわる犯罪も発生しています。観光地では、観光客狙いの外国人犯罪グループの流入や麻薬の蔓延など犯罪発生率が高くなっています。

大都市には、特定の国出身の外国人が多く住むエリアがありますが、そのエリアには近づかないようにしましょう。

ドイツのテロ・犯罪状況

ドイツでは、2016年12月に、ベルリンのクリスマスマーケットに大型トラックが突入するテロ事件が発生し、12名が亡くなりました。それ以降、大がかりなテロは発生していませんが、ナイフなどを使った襲撃事件が散発的に起こっています。

さらに、テロを計画した容疑者も摘発、逮捕されています。ドイツ国内で、テロによる日本人の被害は確認されていませんが、いつ、どこででも起こる可能性がありますので、留意ください。

ドイツの経済概況

ドイツ経済は、名目GDP世界4位であり、EUの要であり、世界経済を牽引しています。ドイツの通貨はユーロを使用しており、欧州中央銀行の本部は、ドイツのフランクフルトにあります。

ただ、近年のドイツの経済は停滞傾向にあります。
主な産業の自動車産業は、アメリカ、日本に次ぐ世界3位の生産国ですが、ドイツ車は、世界中の人たちの憧れです。

■「世界遺産や古城を満喫!ドイツのおすすめ観光スポット20選

■【基本情報】
国名:ドイツ連邦共和国
首都:ベルリン

■外務省 渡航危険情報/安全度:危険情報なし
 - 窃盗: 1624.0件
 - 暴行: 155.9件
 -犯罪数(警察統計): 約576万件 (2017年)

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:1.18件(153位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 142位 / 3.80%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 140位
 - GDP比:4%
 - 経済コスト:163,538.6(millions)
・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

18位:韓国:一番近い外国、韓国!グルメも、エステも大満足!

東京からでも、大阪からでも2時間前後のフライトで、韓国の首都ソウルに到着します。日本から一番近い外国になります。歴史的にも、長い関係が続いています。
ところが、昨今の「慰安婦」「徴用工」問題で、日韓関係がこれまでになくぎくしゃくしています。

韓国といえば、美味しいグルメがいっぱいです。本場、韓国料理を目いっぱい楽しみましょう。女性ならではの韓国エステも楽しみです。活気あふれる明洞(ミョンドン)エリアで、ショッピング三昧もいいですね。   

外務省渡航危険情報

現在、韓国に関して、危険情報や感染症危険情報は出ておりません。韓国国内を旅行するうえで、特に注意を要する危険な地域はありません。
ただ、北朝鮮との関係において、朝鮮半島情勢は、引き続き予断を許さない状況ではありますので、最新の情報を入手され、安全対策にご留意ください。

治安は、比較的安定した状態ですが、スリ、置き引き等は多発していますので、ご注意ください。

韓国の治安状況

韓国の治安は、比較的安定しています。犯罪発生傾向も、2017年から2018年にかけて減少しています。ただ、ソウルなどの大都会では、スリ、置き引きなどの窃盗犯罪が増加傾向にあります。

日本人をめぐる犯罪では、チケット詐欺や料金のぼったくりが起こっていますから、ご注意ください。さらに、「日本語がわからないだろう」と思って、街中での不用意な会話が原因でトラブルになったことも報告されています。

韓国のテロ・犯罪状況

これまで韓国において、テロによる日本人の被害は確認されていませんが、近年は、シリア、チュニジア等で日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。今や、世界中のどの国で、いつ、そのようなテロが起こっても不思議ではない状況が続いていますので、テロの被害にあわないよう、最新の情報の入手に努め手ください。

韓国において、近い外国ゆえの油断を持たず、また、韓国民の日本人に対する感情も理解することが大切です。

韓国の経済概況

韓国経済は、朝鮮戦争による内戦でインフラが壊滅し、大きく立ち遅れましたが、いわゆる漢江(はんがん)の奇跡と呼ばれる経済発展以降は成長を続け、今やGDPで世界11位にまでなりました。

主要な産業は、IT、造船、鉄鋼、自動車などで、日本の産業に追いつき、追い越したものまで現れてきました。ただ、「スマホ不振」で、成長を続けてきた韓国経済の先行きに陰りが見えてきています。

■「グルメ、観光、ショッピング!韓国ソウルのおすすめスポット41

■【基本情報】
国名:大韓民国
首都:ソウル

■外務省 渡航危険情報/安全度: 危険情報なし
 -犯罪数(警察統計): 1,662,341件 (2017年)

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)
・参照サイト:安全の手引き

■殺人犯罪発生率:0.70件(172位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 145位 / 3.70%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 〜位
 - GDP比:5%
 - 経済コスト:86,746.3 (millions)

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

19位:ブータン:世界で一番幸せな国で、人間の幸せについて考える!

ブータンは、ヒマラヤ山脈南麓に位置する南アジアの小国です。面積は、38,400㎢で、ほぼ日本の1/10です。
そんな小さなブータンが、「世界で一番幸せな国」として脚光を浴びています。なぜ、ブータンは幸せの国と呼ばれるのでしょうか?それは、GDPを基準にせず、GNH(国民総幸福量)を基本とした国づくりを行っているからです。

そんなブータンでは、豊かな自然とそこに住む幸せな人々の暮らしぶりを垣間見る旅はいかがでしょう?日々の疲れが癒されますよ。

外務省渡航危険情報

現在、ブータンにおける感染症危険情報は出ておりません。
ただし、ブータン南部(インド北東部諸州との国境付近)は、危険度はレベル1の「十分注意してください」が継続されています。

ブータン南部の国境付近では、インド側過激派の活動の影響で、情勢が悪化する恐れがありますので、最新の情報を入手し、身の安全に十分ご留意ください。
身代金目的の誘拐にも気を付け、目立たないようすることが大切です。

ブータンの治安状況

ブータンでは、1990年代末から、王制から民主制へ移行が行われましたが、選挙や政権交代が平和裏に行われ、治安はほぼ安定しているといえます。ただ、インドと国境を接するブータン南部では、危険情報がレベル1が継続しています。

しかし、ブータンにおいては、近隣諸国と比べて、凶悪犯罪は極端に少なくなっています。世界でも有数の治安がいい国と言えるでしょう。

ブータンのテロ・犯罪状況

ブータン国内では、日本人をターゲットにしたテロ事件は確認されていませんが、シリア、チュニジアなどで日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。今や、世界のどこでも、いつでもそのようなテロが起こる可能性はあるので、巻き込まれないよう十分な安全対策を講じるようにしてください。

治安がいい国とは言え、夜間や人気のない道の一人歩きは避けた方がいいでしょう。

ブータンの経済概況

世界一幸せな国、ブータンの国民総幸福量とは、経済的な豊かさではなく、精神的な豊かさを重んじることです。「足ることによる幸せではなく、当たり前の生活を送れる幸せ」を実現するために、「持続可能な社会経済開発」「環境保護」「伝統文化の振興」「優れた統治力」を目指しています。

しかしながら、最近では、農村部から都市部に流れてくる若者層に薬物汚染がひろがっているなど、いろいろな問題が噴出してきています。

■「【ブータンの観光】定番〜穴場まで!ブータン観光スポットを徹底的に紹介します!

■【基本情報】
国名:ブータン王国
首都:ティンプー

■外務省 渡航危険情報/安全度: レベル1

・参照サイト:海外安全ホームページ(危険・スポット・広域情報)

■殺人犯罪発生率:1.13件(155位)

・参照サイト:GLOBAL NOTE(2016年度版データ)

■失業率: 165位 / 〜2.40%

・参照サイト:GLOBAL NOTE

■暴力に対する経済コスト: 76位
 - GDP比:8%
 - 経済コスト:853.3(millions))

・参照サイト:Global-Peace-Index-2018-2(Economic cost of violence) ,p93

 

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Compathy Magazine編集部

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