【フィレンツェの治安は悪い?】外務省情報とあわせて地域別にイタリア在住者が解説!

花の都という別名を持つフィレンツェは、世界中の観光客をひきつける魅力が満載。 レオナルドをはじめとする天才たちを輩出したことでも有名ですね。莫大な富と偉大な芸術家たちが残した魅力あふれるフィレンツェは、残念なことに観光客を狙ったすりや置き引きも少なくないのが実情。フィレンツェ観光で注意すべき点をおさらいしてみましょう。

フィレンツェのレストラン・カフェ・バーの治安状況・注意点は?

フィレンツェには、日本人のガイドさんもたくさん存在します。
彼らがソーシャルで昨今の観光や治安事情を始終報告してくれるのですが、それによるとフィレンツェの町の中心には法外な値段を吹っかけてくるジェラート屋やバールがかなり多いようです。

イタリアの観光地では、イタリア人でさえもぼったくりの被害にあうことが珍しくないのが実情。レストランやカフェを利用する際には、必ず店内や店の入り口に置かれているメニューと価格をチェックしましょう。

メニューが置かれていないお店は、入店は絶対しないように。時価などと理由をつけられて、とんでもない額を請求されます。
 

フィレンツェのホテル・宿泊施設の治安状況・注意点

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観光が経済の基軸となっているフィレンツェは、ホテルの数も星の数ほどあります。
観光に便利な市内にあるホテルは、観光客を受け入れ慣れています。不審者に対しては、他のお客さんの迷惑にならないよう対処するのが当たり前になっています。

しかし、ホテルに到着して早々に気を抜くのは危険です。ホテル内のロビーは、宿泊客ではなくても出入りが可能だからです。置き引きの危険は、どこにでもあることをよく覚えておきましょう。
また、ホテルの部屋に貴重品を無造作に残しておくのも厳禁。

貴重品は、携帯するかセイフティーボックスに入れるのが無難。観光中に身分証明書の提示を求められたときのために、パスポートは携帯しましょう。
 

フィレンツェ内の移動・交通機関の治安状況・注意点

バス

Mini-Bus - Florence, Italy

コンパクトにまとまった町フィレンツェは、観光には便利な街です。
2〜3日滞在していれば、目印となる建物や教会を拠点に、地図なしでも歩き回れる楽しさがあります。

さらに、町の中を走るバスの利用法を習得すれば、時間もかなり節約できます。
5ユーロの1日券、12ユーロの3日有効チケットを使えば、時間もお金も節約できて一石二鳥。
しかし、イタリアの各都市の交通機関内ではとにかくスリに注意が必要。

バスの窓から見えるフィレンツェの景色に見とれていて貴重品への注意を怠ることがないように、くれぐれも用心が必要です!
 

タクシー

ローマやフィレンツェのような観光都市では、タクシーを使用することが多くなります。
正規のタクシーは、許可を取らなくては営業できません。

正規のタクシーは、市によって料金が厳しく定められています。そのため、タクシー乗り場やホテルから乗るタクシーに関しては、料金に関してはぼったくりの心配はありません。
平日、日中、夜間、祝祭日によって、料金が多少左右することだけは頭に止めておきましょう。
また、フィレンツェ空港から市内までの料金も20ユーロに定められています。

ただし、流しのタクシーや違法なタクシーはこの限りではありません。空港やフィレンツェ市内でも、きちんと列に並んで正規のタクシーに乗れば問題なし!
 

トラム

MEGLIO DI LONDRA, FIRENZE A.D. 2019 V. Post precedente 😉

18 Likes, 2 Comments – @silviameli_amdg on Instagram: “MEGLIO DI LONDRA, FIRENZE A.D. 2019 V. Post precedente ;-)”

2010年にフィレンツェで開通したトラムは、2019年に空港への線がオープン。
フィレンツェの新しい交通手段として、観光客にも市民にもありがたい存在となっています。

観光客が最も利用する確率が高いのは、当然空港と市内を結ぶT2という線です。
2019年2月に開通したばかりのT2について、特に治安や安全性について問題があるという報告はないようです。

ただ、空港と市内を結ぶトラムには、当然大きな荷物とともに乗り込むことになります。スーツケースに気を取られて、貴重品の扱いをおろそかにしないように気をつけてください。
フィレンツェのトラムは、2025年に向けて別の路線も工事中です。

 

フィレンツェでの夜間・夜中の過ごし方

Firenze dal Bigallo

ローマや南部の町ほどではなくても、フィレンツェも夕食の時間が日本と比較して遅いのが特徴です。
夕食は8時くらいが平均的。とすると、レストランで食事をしてホテルに帰るころには、サマータイムの時期でもないかぎり日は暮れてしまいます。

フィレンツェの町はローマやミラノに比べると、中心にぎゅっと必要な場所が詰まっています。また、観光客も町の中心に集中するため、夜間も人少なになることはまれ。
夜間の外出で気をつけるのは、鉄道の駅付近、人が少なくなるミケランジェロ広場のあたりです。

また、イタリアは各都市で移民や浮浪者も多く、そうした人々が路地でたむろしていることも。危険を感じたら、すぐにその場を離れましょう。
 

フィレンツェ個人旅行中に自分でできる犯罪対策例

Florence

フィレンツェにかぎらず、イタリアの各都市では「観光客あるところにスリあり」が常識となっています。
最近の噂では、かつてはローマで横行していた子供のジプシーたちがフィレンツェに移動したという話もあり。

凶悪犯罪は少ないものの、スリや置き引きにはどんなときにも注意を怠らないでください。
歩きやすく覚えやすいフィレンツェの町は、滞在日数が増えてくるとついつい現地人になったような気分になり油断してしまうことも。

美術館の前の列、ヴェッキオ橋、ドォーモ周辺、シニョーリア広場、人が集まるところではスリや置き引きだけではなく、押し売りにも注意を!
 

フィレンツェ旅行の緊急時に備えた準備と心構え

緊急連絡先

Kopie von Michelangelos David auf der Piazza della Signoria

気をつけていても、旅行中にはどんな不測の事態が発生するかは予想不可能。
イタリアは、ヨーロッパの他の都市に比べると凶悪犯罪は大変少ない国です。それでも、どんな事件に巻き込まれるかわかりません。

万が一に備えて、 必要な番号は控えておくようにしましょう。常備薬はもちろん日本から持参することが望ましいですが、宿泊先のホテルなどに尋ねれば最寄りの薬局や救急センターなどを教えてくれるはずです。

盗難や事故、さらにけがや病気の時にはこちら。

警察:113
フィレンツェ中央警察署:055 49771
救急車:118
消防署:115

 

パスポートの紛失・盗難

new Passport

旅行中に最も困るのはパスポートの紛失です。
フィレンツェには日本の領事館がないために、パスポートの再発行のためにはローマの日本大使館に赴く必要があります。

在イタリア日本大使館 (Ambasciata del Giappone)
住所:Via Quintino Sella, 60 00187 Roma
TEL: 06-487-991

 

パスポート再発行のために必要な紛失届は、以下の警察署に行くと日本語訳付きの書類が用意されています。

Carabinieri - Comando provinciale
住所:Borgo Ognissanti, 48
電話番号:055 248 11 / Fax:055 248 1705
 
Commissariato di Polizia S. Giovanni
住所:via Pietrapiana, 50r
電話番号:055 203 911 / Fax:055 203 913 70
 
Questura
住所:Via Zara, 2
電話番号:055 497 71 / Fax:055 497 7616

 

cucciola(イタリア現地在住ライター)

cucciola(イタリア現地在住ライター)

イタリアの歴史に魅せられて、この地に住むこと十数年。ローマを見下ろす山の小さな家に、コレクションしたイタリアの書籍をぎゅうぎゅう詰め込んで生活中。平日は雑誌や書籍やニュースを読んで過ごし、週末は風の向くままあちこちを放浪。イタリアの空気や香りが伝わるようなニュースを発信いたします!



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