【アメリカの宗教事情】宗教の種類・信仰割合・歴史と近年の特徴までアメリカ在住筆者が紹介

日本に住んでいるとあまり馴染みがなく、イメージをしにくいかもしれませんが、世界には宗教を信仰している国がたくさんあり、さまざまな宗教がありますよね。今回は、その中でもアメリカの宗教についてご紹介していきます。信仰宗教の種類や特徴、過去に起きた問題など詳しくご説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

こんにちは。Compathy Magazineライターのジョンソン千鶴です。
日本で過ごしているとあまり触れる機会がないかもしれませんが、アメリカには多くの宗教があり、それぞれ異なる特徴を持ちます。

宗教といっても、どんなものかわからないという方のために今回は、アメリカ在住の筆者が実際にアメリカに住んで感じたアメリカの宗教について詳しくご紹介していきます。
ぜひこの機会に、アメリカの宗教について学んでみてくださいね。

 

■目次
1ページ目: アメリカ合衆国の信仰宗教の種類と人口割合・分布
 - アメリカ合衆国の信仰宗教の種類と人口割合・分布
 - キリスト教(カトリック・プロテスタント):アメリカで最も信仰の高い宗教
 - イスラム教:移民により増加しているイスラム教信仰者
 - 仏教:アメリカ国内でも年々増加傾向にある仏教徒
 - その他の宗教:ユダヤ教・モルモン教など
 - 無宗教:アメリカ国内で5人に1人は無宗教の現実

2ページ目: アメリカにおける宗教の特徴・問題や事件
 - ホームスクーリング:子供の教育のために学校を選択できる?
 - アメリカの宗教非課税:消費税を除く法人税や所得税は非課税
 - アメリカの葬式事情:一般的な葬式はキリスト教式
 - 宗教とLGBT:LGBT先進国であるアメリカ
 - 黒人音楽(ゴスペル):アフリカ系アメリカ人独自の賛美をささげるゴスペル
 - ブランチ・ダビディアン事件:立てこもりに銃の大量不正取得、さらには集団自殺とアメリカに大きな影響を及ぼした大事件
 - テロ事件:テロと宗教に結びつきはあるのか?

3ページ目: 様々な伝統や文化を持ったアメリカの宗教
 - アーミッシュ(キリスト教):映画の1シーンで見かける黒い服と村での自給自足生活
 - シェーカー教(キリスト教):手作りでつくられた家具
 - 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教:祈りは「アーメン」を使わずに「ラーメン」?
 - ベーコン合同教会:ベーコンを神とする宗教団体

4ページ目: アメリカの宗教と歴史
 - アメリカ植民地時代の移民と宗教事情
 - アメリカ歴代大統領の信仰宗教と政治
 - 1960年代のアメリカの宗教と経済状況

 

アメリカ合衆国の信仰宗教の種類と人口割合・分布

多民族国家のアメリカでは、さまざまな宗教や価値観を持つ人々が共存しており、寛容で自由な国であることで知られています。
宗教といってもいくつかの種類があり、それぞれ異なる宗派や信仰があります。ここからは、それぞれの宗教について、詳しく見ていきましょう。
 

キリスト教(カトリック・プロテスタント):アメリカで最も信仰の高い宗教

キリスト教には、プロテスタントとカトリックがあり、アメリカ国内で約75%の人が信仰しているといわれています。その中でもプロテスタントは50%を占めており、南部を中心にアメリカ国内全体に分布しております。
一方でカトリックは25%を占めており、北部のルーテル教会周辺を中心に、分布されています。
どちらも日曜日に礼拝に行くことやイエス・キリストを拝む点などは同様ですが、カトリックではローマ法王を頂点としています。
 

イスラム教:移民により増加しているイスラム教信仰者

イスラム教というと、インドネシアなどの国を思い浮かべるかもしれませんが、最近ではアメリカでもイスラム教徒を信仰する方たちが増加傾向にあるといわれています。
もともとは、アフリカ、中東地域で派生した宗教であり、「アッラー」を信仰するという特徴があります。

アメリカは移民が多い国でもあるので、そこからイスラム教が増えてきているようで、全体的な数はまだ少ないですが、アメリカ全土に信仰をしている方たちが見られます。
 

仏教:アメリカ国内でも年々増加傾向にある仏教徒

日本では基本的には仏教徒を信仰しているといわれていますよね。アメリカでも仏教徒を信仰する人数が年々増加傾向にあり、アメリカ人口の約1~1.3%が仏教徒です。

有名な方だとタイガー・ウッズも仏教徒であることを公言しており、毎日ではないが自分のやりたいと思っているときに仏教を実践していると話しています。
 

その他の宗教:ユダヤ教・モルモン教など

前述した三大宗教以外にも、アメリカ国内にはユダヤ教やモルモン教の信徒も生活しています。

ユダヤ教の信仰対象は「唯一神」で、エビやイカ、豚肉などが食べられないなどの制限もあります。また、土曜日を安息日としており『徹底的に休む』などのルールも決められています。
モルモン教でも、禁酒、婚前交渉禁止などの厳しいルールが定められています。
三大宗教に比べると信仰者は少ないですが、アメリカ国内にも存在しています。
 

無宗教:アメリカ国内で5人に1人は無宗教の現実

アメリカ人はみんな宗教を信仰していると思われがちですが、最近では無宗教の方も増えてきています。筆者のまわりにも多く存在し、信仰のある方たちに比べると食事の制限や教会に通うことなどがないため、比較的自由に生活をしている印象を受けます。

無宗教者の方たちは若者に多く見られ、最近ではアメリカ国内でも5人に1人が無宗教者であるといわれています。今後さらなる増加傾向が予想されているのだそうです。
 

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Chizuru Kimura(アメリカ現地在住ライター)

Chizuru Kimura(アメリカ現地在住ライター)

アメリカ在住5年目。在宅ライターです。 アメリカ在住だからこそ伝えられるアメリカの魅力を、多くの方たちに発信していきたいです!



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