【イタリアのチップ】食事や宿泊時に必要なチップの金額と目安とは?イタリア在住者が語る現在のチップ事情

かつては日本人を悩ませた海外におけるチップの風習。 チップの風習は現在、徐々にすたれてきているといわれています。 しかし、まったくゼロになったわけではありません。どんな時に、どの程度のチップが必要なのか。チップが必要でない場合は? イタリア在住者がチップの現状をご説明いたします。

イタリアのタクシー(運転手・ドライバー)へのチップと相場

Taxi

一時期、タクシーのぼったくりが話題になることが多かったこともありました。
ローマのような大都市では、空港からローマ市内間の料金は法律で決められているためぼったくりの被害にあうことはありません。

重たいスーツケースをホテルの中まで運んでもらった場合などは、通常の料金とは別に心づけを運転手さんに渡すのが利用者としての一応のマナーです。お釣りが少ない場合は、それをチップ代わりにするのも手です。

ヴェネツィアでは水上タクシーになりますが、これは利用する人数や持ち込むスーツケースによって料金が多少変わります。
サービスの質によって、3ユーロから10ユーロ程度のチップを用意しておきましょう。

チップの相場:3~10ユーロ

 

イタリア観光時(ツアー参加・トイレ利用など)のチップと相場

ツアーガイドへのチップと相場

Tour Group

オプショナルツアーに参加した場合には、現地を案内してくれるガイドさんにチップは必要でしょうか。
参加するツアー費の多寡によって、ガイドさんの質も変わるのはイタリアも日本と同じです。相手が日本人であれば、最初にお茶代として手渡し、イタリア人の場合はガイド内容に満足した場合に最後に渡すというのが常のようです。

心づけですから、20ユーロほどが妥当でしょう。しかしこれも、拘束時間やツアー内容によるのはいうまでもありません。
イタリア観光中に困ることが多いと入れですが、たいていはコーヒーや水を買いつつバールのトイレを使用することが多いようです。観光施設に併設しているトイレであれば、チップは無用。

チップの相場:状況によってかわる

 

施設内のトイレ利用時のチップと相場

Salzburg WC sign

最近のイタリアでは、高速道路のドライブインにあるトイレはかなり清潔になりました。チップは必要ありません。
テルミニ駅のように有料のトイレもたまにありますが、入場料を支払う観光施設の場合は特に明記されていないかぎりチップの必要なし。

バールのトイレを利用する場合は、1ユーロ前後のコーヒーや水、スナックを購入すればスマートな客とされます。
施設によっては、トイレの入り口に「心づけをお願いします」と書いた入れ物があることがあります。その場合は、適当な小銭を入れれば問題ありません。1ユーロ以上を支払う必要はないのでご安心を。

チップの相場:適宜 最大で1ユーロまで

 

大道芸者へのチップと相場

Seifenblasen auf dem Piazza del Popolo

各都市の広場やメインストリートでは、大道芸人たちの姿を目にします。
ミイラの姿をして立っているだけの芸もあれば、見学する人も巻き込んだ楽しいショーなどその種類はさまざま。言葉が必要のないこうした大道芸は、イタリア人だけではなく外国人や小さな子供も楽しんでいます。インスタ映えもいいため、カメラを向ける人も少なくありません。

ショーの最後には、芸人が帽子などをもってチップをもらいに回ってきます。見学をした場合は、気持ちだけその中に入れてあげてください。1ユーロか2ユーロで大丈夫です。
逆に、シャボン玉などの芸を披露してチップを強制する芸人もいますので、周りの状況を見て判断するようにしてください。

チップの相場:1,2ユーロ

 

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cucciola(イタリア現地在住ライター)

cucciola(イタリア現地在住ライター)

イタリアの歴史に魅せられて、この地に住むこと十数年。ローマを見下ろす山の小さな家に、コレクションしたイタリアの書籍をぎゅうぎゅう詰め込んで生活中。平日は雑誌や書籍やニュースを読んで過ごし、週末は風の向くままあちこちを放浪。イタリアの空気や香りが伝わるようなニュースを発信いたします!



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