【イタリアのチップ】食事や宿泊時に必要なチップの金額と目安とは?イタリア在住者が語る現在のチップ事情

かつては日本人を悩ませた海外におけるチップの風習。 チップの風習は現在、徐々にすたれてきているといわれています。 しかし、まったくゼロになったわけではありません。どんな時に、どの程度のチップが必要なのか。チップが必要でない場合は? イタリア在住者がチップの現状をご説明いたします。

イタリアの食事(レストラン・カフェ・外食など)のチップと相場

リストランテ(高級レストラン)のチップと相場

Dining room at Sepia

レストランの格に応じて、サービスの質も変化するのはイタリアも同じです。
リストランテと呼ばれるある程度のレベルを誇る場所では、チップを残すのが習慣として残ります。

とくに、ドレスアップをしてディナーをいただく場合には、サービス料が込まれていたとしても料金とは別に、テーブルに5ユーロほどを置いていきましょう。格のあるレストランでは、少なすぎるチップは格好がよいものではありません。5ユーロか10ユーロ札をさりげなく置いていくのがエチケットです。

同じレストランでも、カジュアル感のあるランチはそこまで張り込む必要はないかもしれませんが、気持ちよく5ユーロは置いていきましょう。

チップの相場:5~10ユーロ

 

トラットリア(大衆向きレストラン)のチップと相場

Grottammare_6895_01

的な場所を指します。
もともと、イタリア料理はフランス料理などに比べるとカジュアル感が強いため、リストランテよりもトラットリアというカテゴリーに属するレストランが多いのが実情です。

そして、イタリアのレストランはテーブルごとに給仕係が1人というのが基本的なルール。そのため、最初にメニューを持ってきてくれた給仕にその後の注文をすることになります。この給仕人の働きぶりがいい場合には、会計のあとにテーブルに3~5ユーロを残してあげましょう。

チップの相場:3~5ユーロ

 

オステリア(庶民的な食堂)のチップと相場

osteria

トラットリアよりもさらに庶民的といわれる「オステリア」。
近年では、トラットリアと名乗りながら洗練された料理を出すところもあり、名前による区別は難しくなってきました。「オステリア」と書かれている場合も、お店の雰囲気は実際に庶民的な場合とレストランに近い場合とさまざまです。

基本的には、自分たちのテーブルの係となっている給仕のサービスに満足したかしないかが、チップを出すか出さないかの基本です。
庶民的なお店であってもよく動き気が利く給仕に当たった場合には気持ちよくチップを置き、洗練された料理を供するお店でもサービスに不満がある場合には置く必要はありません。

チップの相場:2~5ユーロ

 

ピッツェリアのチップと相場

pizza margherita at pizzeria la michele, naples

ピッツェリアは、気軽に入ることができる雰囲気が観光客にも大人気。
高級感あふれるピッツェリアはほとんど存在せず、サッカーの試合をテレビで見ながらビールを飲みピッツァをほおばるイタリア人の姿が目立ちます。

切り売りピッツァのお店は、感覚的にはファーストフードですのでチップについては残す必要はまったくありません。
テーブルに座りピッツァを注文するピッツェリアでは、お店のサービスに満足した場合に2、3ユーロのチップをテーブルに残しておけばOKです。

チップの相場:2~3ユーロ

 

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cucciola(イタリア現地在住ライター)

cucciola(イタリア現地在住ライター)

イタリアの歴史に魅せられて、この地に住むこと十数年。ローマを見下ろす山の小さな家に、コレクションしたイタリアの書籍をぎゅうぎゅう詰め込んで生活中。平日は雑誌や書籍やニュースを読んで過ごし、週末は風の向くままあちこちを放浪。イタリアの空気や香りが伝わるようなニュースを発信いたします!



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