イタリアの治安

【イタリアの治安】都市別の治安が良い/悪いエリアを主要観光都市を中心にご紹介!イタリア在住者が語る現在の治安状況とは?

イタリアの治安

イタリア旅行の際に手に取るガイドブックには、イタリアの治安の悪さが繰り返し強調されています。しかし、旅行前から怖気を震っていてはせっかくの旅行が台無し。治安の現状を把握していれば、魅力溢れるイタリアを心ゆくまで楽しめます。今回はイタリア在住の筆者が現地治安を解説します。初めての方もリピーターの方もご一読ください。

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シチリア島:マフィアの本拠地、シチリアの治安は?

■パレルモ:歴史ある町といえども、清潔感があるとはいえない場所も

Palermo

映画『ゴッドファーザー』のためか、シチリア島はマフィアが跋扈しているイメージがあります。しかし、観光客が観光地を訪れるぶんには、マフィアの襲撃などの心配はありません。

外務省のホームパージによれば、州都パレルモはナポリ同様にひったくりについての注意が必要とあります。道路を通行中に背後からバイクでバックをひったくられたり、車の窓を割られて貴重品を盗まれたりといった被害が報告されているようです。

パレルモもナポリ同様、小道に入ると不潔で雑然とした雰囲気がある場所も少なくありません。できるだけそのような場所から離れて行動しましょう。

 

■カターニャ:島の東部に位置するシチリア第2の都市、治安の悪さはイタリア人の間でも定評あり

2002年にバロック風の街並みがユネスコの世界遺産に認定されたカターニャ。シチリア島の東部に位置する、パレルモに次ぐ第2の都市です。

イタリア人のバカンス先としても人気があるカターニャですが、伝統的に治安の悪さで知られてきました。2002年に、バロックの街並みが世界遺産に認定されて後、その状況は大きく改善されています。

しかし、現在も外国人のみならずイタリア人観光客も被害者となるひったくりや窃盗は後を絶ちません。
街並みに見惚れて、歩行中にバッグを奪われたり置き引きにあわないよう注意が必要です。

 

■タオルミーナ:G7も行われた高級リゾートは治安の不安は少ない

シチリア島きっての高級リゾート地であるタオルミーナ。
2017年には、G7サミットが行われたことでも知られています。南イタリアでも有数の高級リゾート地であるタオルミーナは、治安に関しては良好というのが衆目の一致するところです。

ただし、ヨーロッパのあらゆる都市に共通する注意事項、置き引きや貴重品の管理に関しては気を抜かないことが鉄則です。
また、タオルミーナ市内は治安がよくても、そこに到達するまでには南イタリアの治安の悪さを実感することも多々あり。移動中には特にご注意を。

 

カプリ島:イタリア南部一のリゾート地はほぼ治安の心配なし

ナポリやソレントから船で向かうカプリ島は、世界の富裕層たちが集う高級リゾートです。
一部の移民たちなどは通常、ローマやナポリの大都市でバスなどに無賃乗車しお財布などをすっていくのですが、さすがに船に無賃で乗ることはできないためカプリ島は安全が保たれています。

町全体も清潔感があり、お買い物や散策も安心してできることでしょう。
ただし、物価の高さはぼったくりにつながる可能性あり。人気の観光地である青の洞窟などに赴く際には、法外な価格をふっかれられないよう気をつけましょう。

 

サルデーニャ:島民の閉鎖的な性質が幸いして治安はよし

独特の方言、独特の文化を有するサルデーニャ島は、美しい海に囲まれているためイタリア人のバカンス先として大人気。
にもかかわらず、島民独特の閉鎖的な性格ゆえか、大都市から郊外に向かうと外部からの人を拒む空気がただよっています。これが幸いし、窃盗などの犯罪を犯す人は入りにくいというメリットが。イタリア半島の本土と比較すると、治安は良いといえます。

ハイシーズンのカリアリやサルデーニャに向かう船の中では、貴重品はしっかり管理してください。若者もバカンス先に向かうこの季節、突発的な窃盗が起こらないという保証はありません。

 

サンマリノ共和国:イタリア半島中東部の観光立国、治安は良好

A mighty defender

地面から突き出すような地形が独特の山の上に立つサンマリノ共和国は、イタリア半島の独立国として知られています。
歴史地区には、観光客しか見当たらないほどの観光立国。ツーリスト相手の似たようなお土産屋さんが軒を連ねています。歴史的建造物を見学するには入場料が発生するほか、共和国内の物価も決して安くありません。そのぶん、街並みは清潔に保たれ、治安も良好です。

周辺の都市よりもかなり標高の高い山頂にあるサンマリノ共和国ですから、ここまでたどり着く窃盗犯は珍しいということかもしれません。また、観光立国らしく警官のコントロールも頻繁。置き引きなどにはくれぐれも用心が必要ですが、楽しい観光ができます。

 

イタリアの治安注意地図・マップ(各場所をGoogleマップで紹介)

マップを拡大して表示

イタリアに住んで20年近くたった筆者にとっても、イタリア国内を旅行する際には気をつけることがいくつかあります。
まず、事件が発生した時のために身分証明となるものを携帯すること(コピーでも構いません)。また、夜間の外出は慣れない土地では最低限に抑え、たとえ遠回りになっても明るく人通りがある道を歩きます。

タクシーには特に用心が必要で、車の上に正式のタクシーの表示があり、出発と同時にメーターが起動することを確認する。これらが、いずれの都市においても基本の基です。
そして、観光客が大挙する場所にはスリも出没することも、念頭に置いておく必要があります。

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cucciola(イタリア現地在住ライター)

cucciola(イタリア現地在住ライター)

イタリアの歴史に魅せられて、この地に住むこと十数年。ローマを見下ろす山の小さな家に、コレクションしたイタリアの書籍をぎゅうぎゅう詰め込んで生活中。平日は雑誌や書籍やニュースを読んで過ごし、週末は風の向くままあちこちを放浪。イタリアの空気や香りが伝わるようなニュースを発信いたします!



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