【イタリアの物価】昔は安かった?高騰した今でも賢く散財する秘訣をイタリア在住者が紹介

かつては物価が安く、観光客にとっては買い物天国といわれていたイタリア。しかし、ユーロの導入後は急激な物価の上昇が、イタリア国民の間だけではなく観光客の間でも大いに話題になりました。生活習慣の違いもあり、イタリアの物価に関してはメリット・デメリット双方が存在します。賢く旅行中に散財するためのイタリアの物価ガイドです。

こんにちは。Compathy Magazineライターのcucciolaです。
通貨が異なる海外旅行、慣れるまでは物価の感覚が狂って大苦労します。
イタリアはかつて、リラという通貨の時代がありました。リラは桁数が多く戸惑う観光客も多かったのですが、その時代はイタリアの物価は安いことでも有名だったのです。
2002年にユーロが導入されて以降、物価は急上昇。お買い物天国といわれたたイタリアも様相が一変しました。
ユーロ導入から20年近くがたちましたが、ユーロと円の為替レートは観光客にとっては頭を悩ませる問題。イタリアは特に、南北の経済格差が大きいため旅行する地域によっても物価は大きく変動します。
イタリアを賢く旅行するために、物価についてご案内いたします。

 

■目次

1ページ目:イタリアの通貨「ユーロ」と「物価上昇率」について/イタリアの物価が高い都市・安い都市
イタリアの通貨「ユーロ」と「物価上昇率」について
イタリアの物価が高い都市・安い都市
- ローマ
- フィレンツェ
- ミラノ

2ページ目:イタリアの物価が高い都市・安い都市②
 - ヴェネツィア
 - ナポリ
 - シチリア島
 - カプリ島

3ページ目:食事(レストラン・カフェ・他外食)の物価
 - レストランのコースの物価・値段
 - マクドナルドのメニューと値段・物価
 - カフェのコーヒーや軽食の値段・物価
 - ビールやその他アルコール(ワイン、バル)などの値段・物価

4ページ目:飲食物の物価
 - 飲食物(スーパー・コンビニなどのお店)の物価
 - 水(ミネラルウォーター/スーパー・レストラン)の値段・物価
 - コーラやジュース類(スーパー・レストラン)の値段・物価
 - 缶・瓶ビール(スーパー)の値段・物価

5ページ目:飲食物の物価②
 - アイス・ジェラートの値段・物価
 - パスタの値段・物価
 - ピザの値段・物価

6ページ目:観光・移動における物価と掛かるお金
 - タクシーの料金・物価
 - 市内バスの料金・物価
 - 地下鉄の料金・物価
 - 空港から市内アクセスに必要な料金・物価
 - ホテルの宿泊料金の目安

7ページ目:あわせて読みたい!イタリアの観光関連記事
 - 初めてのイタリア旅行必見!都市別のおすすめ旅行スポット27選
 - 保存版!誰かに渡したくなるイタリアのおすすめお土産42選
 - 雑貨とコスメを求めてショッピング!ローマで絶対外せないお土産と購入スポットまとめ
 - 伝統が受け継がれる街!雑貨やコスメも充実のフィレンツェおすすめのお土産をご紹介

 

イタリアの通貨「ユーロ」と「物価上昇率」について

Latvian Euro

 

ユーロ導入直後、価格の桁数があまりに大きく変化したためにイタリア国民、なかでも高齢者は非常に困惑しました。当時、便乗値上げについては日々ニュースになっていたのです。
便乗値上げに加え、ユーロ導入から15年以上もたてば物価が上がるのも世の常。

それでは、具体的にどのくらい物価は上昇したのでしょうか。
イタリア人がよく消費するコーヒーは、900リラ(46セント)から90セントになっています。つまり、15年間でコーヒーの価格はほぼ倍になったわけです。
その他、ジェラートは1,500リラ(77セント)から3ユーロへ。ほぼ4倍です。
しかしこうした物価も、観光客が集中する大都市の中心部と郊外では大きな差があるのが実情です。
 

イタリアの物価が高い都市・安い都市

ローマ

Fontana di Trevi

 

イタリア国立統計研究所(ISTAT)によれば、ローマの物価はイタリアの主要な57都市中22位。コーヒー1杯の価格は、80セントから3ユーロとかなり幅があります。これは、観光客が集中する中心部と郊外の物価の差が非常に大きいためです。

イタリア人でさえも、ローマの中心部でコーヒーを飲んだり食事をしたりする際には価格に非常に敏感になります。質と価格に納得できない場合も多いためです。

ローマに限らず、食事の際には店の外にあるメニューの価格を確認してから入店しましょう。メニューがなかったり、価格が明記されていない場合は避けるのが無難。
老舗やローマっ子にも定評のある店は、価格と質に納得できることが多いのがローマなのです。
 

フィレンツェ

nombres / names

 

欧州のエリートたちも憧れる花の都フィレンツェ。観光客が引きもきらずに押し寄せる町ですから、物価は非常に高いというイメージがあります。実際、コーヒー1杯の平均価格は1.04ユーロ。ミラノの平均0.99ユーロと比較しても少し高めです。

また、フィレンツェは伝統的に商人の町。そしてプライドが高いことでも知られています。観光客を受け入れ慣れている歴史も長いために、あまりお客さんに媚びず商売も我流を貫いているようです。とくに、観光客が多い歴史地区は物価が高いと感じることが多いでしょう。

町の中心から離れると、この傾向は少し薄れてきます。洗練された文化がウリのフィレンツェ、物価は高くても納得がいくモノが入手可能。
 

ミラノ

La Galleria

 

イタリア経済の中心といわれるミラノは、物価の高さでは常に上位にランクされます。観光客のみならずビジネスで滞在する人も多いミラノは、イタリアの最先端をゆくモードや食のトレンドが軒を連ねるのが常。イタリア初の「スターバックス」が第1号店をオープンさせたことでも話題になりました。

ミラノのコーヒーの平均価格は0.99ユーロといわれていますが、スターバックスで同様のコーヒーを注文すると1.8ユーロ。便乗値上げが懸念されていますが、ローマやフィレンツェと同様、町の中心と郊外では価格にも格差があります。
 

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cucciola(イタリア現地在住ライター)

cucciola(イタリア現地在住ライター)

イタリアの歴史に魅せられて、この地に住むこと十数年。ローマを見下ろす山の小さな家に、コレクションしたイタリアの書籍をぎゅうぎゅう詰め込んで生活中。平日は雑誌や書籍やニュースを読んで過ごし、週末は風の向くままあちこちを放浪。イタリアの空気や香りが伝わるようなニュースを発信いたします!



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