【ローマの治安】旅行者の不安材料「治安」。地下鉄は?夜の外出は・・・?イタリア在住者は語る!

「君よ知るや南の国」と詩人のゲーテに歌われたイタリア。様々な魅力が満載のローマですが、旅行者の不安はなんといっても「治安」。ガイドブックにもしつこいほど並ぶ「要注意」の文字。しかし、実際にはどんなことに気をつければいいのでしょうか。楽しい旅を台無しにしないために、知っておくべきローマの治安をイタリア在住者が紹介します。

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フォロ・ロマーノ周辺

Foro Romano

イタリアの文化財を保護する行政機関「文化財・文化活動省」の中でも、数あるイタリアの美術館や歴史的建造物のなかでも、訪問者数が最も多かったのがコロッセオです。年間の訪問者数は、700万人超。

そのため、外務省でもコロッセオとフォロ・ロマーノ周辺でのスリや置き引きの被害の多発をホームページで報告しています。

コロッセオやフォロ・ロマーノはチケットが必要になりますが、これらの遺跡が並ぶフォーリ・インペリアーリ通りは、ローマ時代の遺跡に囲まれているため、ついついカメラに注意が集中。また、大道芸人や物売りも多いため注意散漫になりがちです。お財布、パスポートの管理は、万全を期してください。
 

共和国広場周辺

Piazza Exedra

共和国広場はテルミニ駅からも近く、古代ローマの浴場跡や買い物客でにぎわうナツィオナーレ通りもあり。また、警察署をはじめとする官公庁、オフィス街でもあり、観光客とローマ市民双方が行き来する地域です。

共和国広場の一角には、日本の老舗デパート三越のローマ店があります。日本人の観光客はここを拠点に観光する人も多く、スリのあいだでは知られた存在。実際、外務省でも共和国(レプッブリカ駅)広場周辺では要注意、と記されています。

三越ローマ店は、被害にあった人たちの駆け込み寺のようになっていますが、お買い物に浮かれているあいだにバッグの蓋が開けられていたということがないよう注意しましょう。

 

スペイン広場周辺

Spanish Steps Crowd

映画『ローマの休日』で一躍有名になったスペイン広場。ローマでも1,2を競うほどの観光のメッカです。治安の問題から、スペイン階段でジェラートを食べるという行為は法律で禁止されました。

しかし、外務省も注意を流しているように観光のメッカはすなわちスリのメッカ。ジッパーのないバッグなどは、横からも後ろからも狙われやすくなります。また、ミサンガ売りも相変わらず横行していますので、断固として「ノー」と伝えましょう。

また、ブランド街であるコンドッティ通りも要注意。イタリア人の間では、セールの時期には各地のスリたちがスペイン広場周辺に出稼ぎに来るという噂も。
 

旧市街地区(パンテオン周辺)

The Pantheon and the Fontana del Pantheon

2000年も昔に建造されたパンテオン、その周辺には洗練されたお店やバールが並び、近くには下院もあるローマの中心です。政治家が多い地区のため、巡回している警官もちらほら。

スペイン広場やトレビの泉に比べると、観光客の混み具合もさほどではありません。
実際にあのあたりを散策すると、夕食時にはカップルを狙ってバラ売りが登場します。また、パンテオン内は、入場が無料であることやラファエロの墓があることなどから、かなり混雑しています。周辺には、おいしいコーヒーで有名な老舗のバールもあるため、人が多いところでは所持品をしっかり守ってください。

 

トラステヴェレ地区

Trastevere street

トラステヴェレ地区は、ローマの街中を流れるテヴェレ川の向こう側という意味です。下町の風情が残るこのあたりは、とくにアメリカの富裕層に大人気。それを見込んで、おいしいレストランが多いことでも知られています。

トラステヴェレ地区自体は、それほど治安が悪いという噂は聞きません。問題は、テルミニ駅からトラステヴェレに向かうバス「H」です。この「H」と、テルミニ駅からヴァティカンに向かう「64番」のバス、スリの出没率が非常に高いことでイタリア人の間でも有名。
混みあうバスは避け、周りにいる人には特に注意しましょう。おかしいなと感じたら、次の停留所ですぐに降りることをおすすめします。
 

ゲットー地区

Tempio Maggiore di Roma

旧ユダヤ人街であるゲットー地区は、ヴェネツィア広場の裏手にあたり比較的静かな雰囲気が特徴です。現代も、ユダヤ教徒のためのシナゴーグがありユダヤ料理のお店が点在しています。週末の夜ともなると、こうしたレストランを訪れる観光客やローマ市民でにぎわっています。

ゲットー地区の治安については、悪評はほとんどありません。しかし、人気の観光地であるカピトリーノの丘やヴェネツィア宮殿、真実の口からも非常に近い場所にあるため、危険がゼロとは言い切れません。とくに夜間の散策にはお気をつけください。
 

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cucciola(イタリア現地在住ライター)

cucciola(イタリア現地在住ライター)

イタリアの歴史に魅せられて、この地に住むこと十数年。ローマを見下ろす山の小さな家に、コレクションしたイタリアの書籍をぎゅうぎゅう詰め込んで生活中。平日は雑誌や書籍やニュースを読んで過ごし、週末は風の向くままあちこちを放浪。イタリアの空気や香りが伝わるようなニュースを発信いたします!



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