カナダ随一の大都市トロント。治安は良い?悪い? カナダ在住者が現地の治安と注意点を解説します

カナダは、ワーキングホリデーや留学・旅行先として人気があります。カナダ最大の都市トロントに行きたいという人も多いのではないでしょうか?皆さんがトロントで安全に過ごせるように、現地の治安や注意事項をカナダ在住筆者がお伝えします。

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旅行や留学の滞在における、治安状況と注意点

レストラン・カフェの治安状況・注意点

高級レストランやカフェ・ファーストフード店問わず、置き引きやスリには気をつけましょう。日本では、財布や鞄を席に置いたまま化粧室に行ってもほぼ盗まれる事はありません。しかし海外では、本人がいる横で平気で携帯電話や財布を盗む人も大勢います。

また、ナンパ師や詐欺師にも気をつけましょう。日本人女性が1人でカフェに30分位いれば、2、3人には声をかけられると思います。しかし、明らかにナンパ目的な人は無視するか、軽く受け流しましょう。もし英語ができなくても「NO」というだけで大丈夫です。「ディナーを奢る」などと言われても、毅然とした態度で断れば諦めてすぐに立ち去ります。通常は、公共の場なら危害を加えられる事はありません。

見知らぬ人に軽率について行き被害にあった話を、数え切れないほど聞いた事があります。ほとんどの人が警察にも届けられずに泣き寝入りしています。殺人事件にまで発展したケースもありますので、くれぐれも気をつけてください。

カナディアンはフレンドリーなので、カフェに関わらずエレベーター待ちやショップのレジで並んでいる時などに他人に話しかけられるのは日常茶飯事です。筆者も、外出時には老若男女問わずいつも世間話をします。しかしながら、連絡先を安易に渡したり、見知らぬ人について行くという事は絶対にしません。海外に来たからと浮かれずに、常識を持って行動する事が自分を守る事を忘れないでください。

 

ホテル・宿泊施設の治安状況・注意点

当然の事ながら、安全な地域の高級ホテルのセキュリティーはとてもしっかりしています。女性一人や小さなお子様と泊まる場合は、出費を惜しまずにできるだけいいホテルに泊まりましょう。

日本には、手頃な値段でも清潔で安全なビジネスホテルなどが沢山あります。しかしながら、カナダのホテルは、ランクが高い=安全が増すと考えた方がいいでしょう。

トロントのホテルは高いので予算上無理な場合は、3つ星程度の有名なチェーンホテルなら、地域にさえ気をつければ比較的安全です。しかし、貴重品の管理には気をつけましょう。

 

移動・交通機関の治安状況・注意点

カナダでは車移動が一番便利ですが、短期滞在で左ハンドルの車に慣れていない場合は、あまりおすすめしません。特にトロントダウンタウン周辺滞在の場合・目的地まで電車やバスで行ける場合は、公共交通機関を使った方がいいかもしれません。

車は右側通行ですし、交通ルールも日本とは違います。北米では、「カナダに来たばかりの人や日本人留学生が、レンタカーで事故を起こした」というニュースを聞く事があります。もし運転する場合は、オンタリオ州の交通ルールを調べてからがいいと思います。

公共交通機関では、傷害事件などのニュースを聞く事もあります。しかし、夜遅くに乗ったり危険な地域を通過する路線を避ければ、ストリートカーやバスもそれほど危なくはありません。但し、スリには気をつけましょう。

トロントにはナイトバスがあり、一人で乗車している場合や女性だけの場合、バス停以外でも降車する事ができます。運転手に、自宅にできるだけ近い場所でバスを止めてくれるように頼みましょう。

 

■地下鉄の治安と注意点

Photo credit: Raysonho @ Open Grid Scheduler / Grid Engine (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons

地下鉄のホームや電車内には、時々挙動不審な人がいます。少しでも危険を感じたら、すぐにその場を離れましょう。狭いホームで絡まれると大変危険です。2018年には、ホームに突き落とされた日本人がお亡くなりなっています。

ホームでは、できるだけDWA(Designated Waiting Area)とサインのある所で電車を待ちましょう。何かあった時に係員と会話のできるインターコムがあり、係員がインターコム使用中の人を確認できるカメラが設置されています。

怪しい人が日本より多いとはいえ、地下鉄内のほとんどの乗客は親切です。カナダでは、高齢者やお身体が不自由な人・妊婦や子供連れにはすぐに席を譲ります。早朝や深夜でなければ危険を感じる事はあまりないでしょう。万が一の時には、車内の窓の上部にあるEA(Emergency Alarm)を使用してください。

 

■空港の治安と注意点

Photo credit: Lasse Fuss (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

トロントのピアソン国際空港は、カナダで1番大きな空港です。24時間営業で、毎日多くの人が利用しています。

北米の他の空港に比べると治安はいいと言えます。空港内のベンチで夜を過ごす観光客もいるくらいです。しかし、空港内・周辺には手頃な価格のホテルもありますので、空港泊は当然やめましょう。スリや置き引きは日常茶飯事で、空港内でパスポートや貴重品が盗まれた人が沢山います。

空港内でリラックスしたい場合は、有料ですがPlaza Premium Loungeがおすすめです。空港内のラウンジを利用するには、航空会社の上級会員やビジネスクラス以上で搭乗する人などに限定される事が多いですが、ここは誰でも利用できます。

多くのショップやレストランがあり、飛行機の待ち時間も退屈する事はありません。無料のWifiも使えます。空港内では、荷物や貴重品の管理に気をつけてさえいれば特に問題はないでしょう。

 

■列車/ユニオン駅の治安と注意点

Photo credit: Arild Vågen (Own work) [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

ユニオン駅は、毎日約300,000人が利用するトロントの公共交通機関の要です。カフェやフードコートなど多くのショップもあり、活気に満ちています。危険な雰囲気はありませんが、見るからにドラック中毒者のような人やスリには気をつけましょう。

ユニオン駅からは、TTC・VIA Rail・Go transitなどが利用できます。ピアソン国際空港からUPエクスプレスを利用すれば、約25分でユニオン駅に着きます。
  
UPエクスプレスやVIA Railは筆者も利用した事がありますが、子供連れでも安全でした。GOトレインも、通常は危険はないと言われています。但し、荷物からは目を離さず、貴重品は常に身につけるようにしましょう。

 

一人暮らしの家選びと生活

下見には、誰かに付き添いを頼む事をおすすめします。筆者も、友人や留学生などに頼まれて下見に同行した事があります。女性名で募集しているのに一人暮らしの男性のオーナーだったり、提示していた条件とは全然違う要求をしてくる人がいて驚いた事があります。

住む場所を日本語の掲示板で探す人も多いと思いますが、多くの被害者や苦情が出ている物件もありますので、気を付けてください。

kijijiやcraigslistのリストにも詐欺物件はありますが、多くのいい物件もありますので、英語だからと避けずに選択肢の一つに入れるといいでしょう。

少しでも疑問に感じたり契約書の全文を理解できない場合は、契約書にサインをしたりデポジットを払う事は避けましょう。そもそも契約書無しで住居を決めている人もいるようで、トラブルになっていますので気を付けてください。

 

シェアハウスの家選びと生活

多くのトラブルを耳にするので、正直に言うとシェアハウスはあまりおすすめできません。特に、窃盗や女性の身体的な被害をよく聞きます。シェアハウスというと聞こえはいいいですが、汚く狭い空間に、多くの人を違法に住ませている物件もあります。

予算の都合で一人暮らしが無理な場合は、学校や職場・友人など身元がわかる人と住む事をおすすめします。学校内の掲示板にある学生同士のシェア募集などは、比較的安全です。「せっかく海外に来たのだからいろいろな国の人と暮らしてみたい。」という人もいると思いますが、安全第一に考えて欲しいと思います。犯罪被害には合わなかったとしても、日本人には想像すらできないような非常識な行動をする人も沢山います。

もちろん、入居時に身元確認された人のみが住んでいる、きちんと管理されたシェアハウスもあります。シェアハウスなど賃貸物件を探す場合に、日本からメールや電話のやりとりだけで決める人もいますがやめたほうがいいでしょう。現地に行って住人や物件を実際に見てから決める事が、トラブル回避の基本です。

 

緊急連絡先

どんなに気を付けていても、犯罪に巻き込まれる可能性は誰にでもあります。万が一事件にあってしまっても、慌てずに落ち着いて行動しましょう。

事件が発生したり怪我人がいる場合は、911に電話をかけましょう。オペレーターが出たら「警察・救急車・消防車のどれが必要か」を告げ、発生場所と何がおきたかを説明しましょう。

英語ができない場合には、「ジャパニーズ、プリーズ」と簡単に言うだけで通訳を手配してくれますので、躊躇せずに電話してください。

貴重品紛失など緊急を要しない時には416-808-2222(トロント市内の場合)に電話をし、自己対応では無理で緊急を要する場合は、在トロント日本国総領事館(416-363-7038(24時間対応))に連絡しましょう。

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BLUE SKY(カナダ現地在住ライター)

BLUE SKY(カナダ現地在住ライター)

旅行が好きで、55ヵ国以上への渡航歴があります。ヨーロッパ周遊バックパッカーの旅・超豪華アメリカ・ヨーロッパ旅行・ダイビング・カリビアンクルーズ他色々な体験をしました。現在はカナダ在住で、北米とヨーロッパを中心に旅行しています。カナダ横断ロングドライブ・ロサンゼルス~バンクーバー北米西海岸縦断ドライブにも 挑戦しました。旅行の素晴らしさを、多くの方々に知ってもらいたくて執筆しています。



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