カナダ随一の大都市トロント。治安は良い?悪い? カナダ在住者が現地の治安と注意点を解説します

カナダは、ワーキングホリデーや留学・旅行先として人気があります。カナダ最大の都市トロントに行きたいという人も多いのではないでしょうか?皆さんがトロントで安全に過ごせるように、現地の治安や注意事項をカナダ在住筆者がお伝えします。

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トロント各所と治安が悪い場所・地域エリアの治安と注意点

ダウンタウン主要エリアの治安と注意点

Photo credit: – Wladyslaw [Disk.] (Own work (Original text: selbst erstellt)) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

多くの観光客が行き来するダウンタウンには多くの会社やショップなどがあり、平日は特に混み合っています。治安はそれほど悪くありませんが、有名なショッピングモールのイートンセンター内でも発砲事件があったので、油断はしないようにしましょう。

ホームレスはいますが、ただ座っている人や挨拶だけしてくる人がほとんどです。もししつこくお金をせびられたら、相手にしないでその場を離れましょう。もちろん、小銭をあげたい場合はあげても構いません。どちらにせよ、危害を加えられる事は通常はありません。大声で叫んでいるような怪しい人も時々いますが、近づかなければ大丈夫です。

ダウンタウンで注意すべき場所は、北東に位置するAllan Gardens周辺です。ここの庭園と温室は評価が高く、無料という事もあり多くの観光客や現地の人が訪れます。しかし、周辺にはドラックの売人がいるので、夜間は近づかないようにしてください。

近くのRegent ParkやSherbourne&Dundas St辺りも避けた方がいいでしょう。

 

チャイナタウンの治安と注意点

Photo credit: The City of Toronto from Toronto, Canada (Toronto: Dundas St, Chinatown) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

トロントのチャイナタウンは、日本の横浜中華街のように安全というわけではありません。しかし、観光客や中国人の買い物客が大勢いるので、昼間に行くのなら危険はないでしょう。映画の撮影が行われた事もあります。

アジア系の食材を安く買いたいなら、チャイナタウンに行くのが一番いいと思います。安い食料品を売るスーパーやベーカリーがあります。チャイニーズレストランだけでなく、ベトナムやタイ料理のレストランなども数多く並んでいます。

昼間は多くの人が歩いていますが、夜は近づかない方がいいでしょう。夜のチャイナタウンでは麻薬売買がされていて、売人やドラック中毒者がうろついています。

 

ケンジントンマーケットの治安と注意点

Photo credit: ぐら(Gura) (Own work) [CC BY-SA 1.0], via Wikimedia Commons

ケンジントンマーケットは、当初はユダヤ系移民が中心のエリアでした。今ではヨーロッパや中南米その他の地域からの移民により、個性的なエスニックタウンとなっています。

特に、セカンドハンドショップ巡りが好きな人にはおすすめのエリアです。アンティークな小物やビンテージの古着など、掘り出し物を見つける事ができるでしょう。

ケンジントンマーケットはガイドブックでも紹介されているので、安全なイメージがあると思います。実際、日中は地元の人や観光客が多くいて、危険な雰囲気ではありません。しかし、夜になると麻薬の売人やドラック中毒者が沢山います。朝早く行くと、ゴミだけでなく注射針が道に落ちている事もありますので気を付けてください。

 

キャベッジタウンの治安と注意点

Photo credit: Alain Rouiller (Toronto Cabbage Town 35) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

多くのエスニックタウンがあるトロントですが、その中でも歴史があるのがキャベッジタウンです。アイルランド系移民が古くから住んでいて、ビクトリア様式の建物が立ち並ぶ街です。

レストランも多く、人気の日系居酒屋も幾つかあるので日本人もよく見かけます。

キャベッジタウンエリア内はそれほど危険ではないですが、少しエリアを外れると危険な場所があるので気を付けてください。本記事にもあるRegent ParkやAllan Gardensが周辺にあります。

日中なら、キャベッジタウンの街並みを見ながら散歩するのもいいですね。CABBAGETOWN FESTIVALも開催されるので、一度訪れてみてはいかがですか?

 

ジェーン&フィンチ(Jane & Finch)の治安と注意点

Photo credit: redtype (Jane & Finch – Sunrise) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

Jane & Finchは、トロントでは有名な危険エリアです。

ダウンタウン中心から離れているので旅行者が行くエリアではありませんが、「間違ったバスに乗ってこのエリアを通ってしまい、怖い思いをした。」という人もいるので、トロントの土地勘が無い人はバスの行き先をしっかり確認しましょう。

近くにヨーク大学がありますが、大学周辺も治安が悪いので気を付けてください。

Jane & Finch周辺は、車で通るだけでも明らかに危険だとわかる地域です。バスや徒歩でこのエリア中心地に行く事は、昼間でも避けてください。恐喝や窃盗だけならまだしも、命に関わる強盗や傷害事件に巻き込まれる可能性が高いです。ギャングがらみの銃撃事件も多くおこっています。

Jane & Finchの交差点だけでなく、南下したエリアも危険と言われているので気をつけてください。

 

エグリントン/エグリントン・ウェストの治安と注意点

Photo credit: Ken Lund from Reno, Nevada, USA (Yonge−Eglinton, Toronto, Ontario) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

Eglintonは、場所によって全然治安が異なります。
Yonge &Eglinton周辺は、レストランや銀行などがある便利な場所で活気があります。治安も良く、日本人永住者や駐在員も住んでいます。近くには高級住宅地もあり、家賃が高めで富裕層が多い場所です。

しかし、地下鉄ヤングユニバーシティラインのEglinton West駅周辺やDufferrin&Eglinton West近くは治安が悪いです。

賃貸情報の掲示板では、この辺りのベースメントやシェアハウス・部屋などが沢山載っています。治安が良くない為、他の地域より家賃が安いです。家賃が安いからという理由で借りてしまう人もいます。ホームステイの募集もあるので、安全性を実際に確かめてから契約しましょう。

家賃が安く交通面で便利なので、Eglinton West駅の利用客は多いです。昼間なら人が多いのでまだましですが、夜の一人歩きはやめましょう。

 

グリークタウンの治安と注意点

Photo credit: ΙΣΧΣΝΙΚΑ-888 (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

トロントのグリークタウンは、ギリシャ本国の次に大きなギリシャ人コミュニティーです。Danforth Avenue沿いには、ショップやレストランが並び、ブルーとホワイトの国旗がはためいています。

治安はあまりよくないと言う人もいますが、観光客や地元の人が集まる賑やかなエリアです。健康志向の人からも支持される、本格的なギリシャ料理を堪能できます。レストランだけでなく、カフェや雑貨屋・ジェラードショップなども人気があります。

1年を通して様々なイベントも催されますので、一度訪れてみてはいかがですか。

 

ケネディの治安と注意点

Photo credit: Robert B. Moffatt (https://www.flickr.com/photos/55050575@N06/26799485695/) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

ケネディ駅周辺は一般的に治安が悪いと言われていますが、実際に住んだ事がある人の中には「それほど危険を感じなかった。」と言う人もいます。

駅周辺にはレストランやショップ・銀行・薬局などがあり、駅の利用者も少なくありません。昼間に大通りを歩くのなら、大丈夫だと思われます。しかし、日本人が拳銃強盗にあった事件もありますので、夜にこの周辺を歩く事はやめましょう。

賃貸物件の家賃が他の場所より安めなので、ケネディ周辺に住みたい人もいるかもしれません。他の治安の悪いと言われる地域に比べると、建造物侵入や空き巣狙いは少ないようです。

 

グリーンウッド・コックスウェルの治安と注意点

Photo credit: sakura (Flickr: samosas, pakoras) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

グリーンウッド・コックスウェルはトロントの東側にあり、ダウンタウン中心部まで地下鉄やタクシーですぐに行ける距離です。

地下鉄の駅周辺は栄えているとは言えませんが、近年不動産価格が少しずつ上がっているエリアです。バーでの銃撃事件など良くないニュースもありましたが、最近の治安は以前よりはいいようです。

この辺りにはリトル・インディアがあります。サリーを売る店やインド食料店はもちろん、インディアンレストランも人気です。美味しいインド料理が食べたくなったら、リトル・インディアに行ってみてください。

この辺りは美しいサリーを着ている女性も多く歩いていて、危険な雰囲気はありません。しかし他の地域と同様、誰もいない裏道や夜道では気を付けましょう。

 

ノースヨークの治安と注意点

Photo credit: PFHLai (Photograph taken by the Uploader, PFHLai) [CC BY 2.5], via Wikimedia Commons

ノースヨークには、安全なエリアと危険なエリアがあります。

本記事にも出てくる、トロントで1番危険と言われているJane & Finchエリアもノースヨークです。ヨーク大学周辺の治安もよくありません。

それ以外は安全な場所が多く、日本人移民も多く住んでいます。旧ノースヨーク市庁舎を中心に高層のオフィスビルが建っていて、ゼロックスやP&G・ネスレ・マクドナルドなどの大企業も、ノースヨークにカナダ本社を置いています。

ヨークデール・ショッピングセンターとフェアビューモールがあり、ショッピングにも便利な場所です。地下鉄沿線沿いに高層コンドミニアムがどんどん建てられており、住人も増え続けています。

 

スカボローの治安と注意点

Photo credit: Raysonho @ Open Grid Scheduler / Grid Engine (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons

スカボローは、一般的には治安があまり良くないと言われています。Jane & Finchほどではありませんが、日本人の中には住むのを避ける人もいるようです。しかし、スカボローは範囲が広いので危険でない場所もあり、日系企業や日本人在住者も多くいます。

筆者も1度スカボロー・タウンセンターに行った事がありますが、清潔で多くの買い物客で賑わっていました。センターは2018年にモダンにリニューアルされ、2019年3月にはMUJI(無印良品)もオープンします。

トロント大学スカボローキャンパス周辺は治安が悪く、Kingston Road沿いも犯罪が多いので避けた方がいいと言われています。

スカボローは自然が多く、スカボロー断崖やルージュ渓谷が有名です。トロント動物園やゴルフ場もあるので、観光客でも行く機会があるかもしれません。

 

ダファリンの治安と注意点

Photo credit: GTD Aquitaine at English Wikipedia (Own work (Original text: self-made)) [Public domain], via Wikimedia Commons

King&Dufferinは、地元の人からスラム街と言われている地域です。麻薬の売人が多くいる地域ですので、夜は近づかないようにしましょう。Dufferin駅も治安はよくありません。Dufferinの西側は特に危険と言われています。

しかし、以前より治安がよくなっていると言う人もいます。LIBERTY VILLAGEのマーケット周辺には、おしゃれなレストランやカフェ・スーパーなど多くのショップがあり便利なので、コンドミニアムを購入する人が増えています。住人は若い層が多く、トロントのどこにでも簡単に行ける点を気に入っているようです。

 

ヨークビルの治安と注意点

トロントだけでなくカナダ全体で考えても、トップクラスの高級エリアです。
住宅価格・賃貸料は当然高いですが、もし予算が許すならこの辺りに住む事をおすすめします。高級コンドミニアムやアパートが沢山建っています。

観光客や地元の人で賑わうエリアですが、とても治安がいいです。トロントでの夜歩きはおすすめしませんが、このエリアなら安心です。ディナー後に散歩をしていても、危険を感じた事はありません。

冬には「BLOOR-YORKVILLE ICEFEST」が開催されます。素晴らしい氷の彫刻を見られるのはもちろん、アイスカービングのデモストレーションもあります。夜になるとライトアップされる氷の彫刻はとても綺麗なので、訪れてみてください。

ヨークビルには、高級ホテルも幾つかあります。トロント国際フィルムフェスティバル期間中には、ハリウッドスターなどセレブを見かける事があります。

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BLUE SKY(カナダ現地在住ライター)

BLUE SKY(カナダ現地在住ライター)

旅行が好きで、55ヵ国以上への渡航歴があります。ヨーロッパ周遊バックパッカーの旅・超豪華アメリカ・ヨーロッパ旅行・ダイビング・カリビアンクルーズ他色々な体験をしました。現在はカナダ在住で、北米とヨーロッパを中心に旅行しています。カナダ横断ロングドライブ・ロサンゼルス~バンクーバー北米西海岸縦断ドライブにも 挑戦しました。旅行の素晴らしさを、多くの方々に知ってもらいたくて執筆しています。



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