カナダで大麻が合法化!背景・理由、その後の治安状況はどうなの? カナダ在住筆者が紹介します!

多くの移民や難民を受け入れ、世界に先駆けて同性婚なども認められているカナダ。人種や宗教などで差別せずにお互いの個性を尊重し、各人の志向も受け入れ生活しています。そんなカナダでの大麻合法化について、合法化の理由・背景、メリット/デメリット、その後の治安状況などを現地からレポートします。

今ならおトクなキャンペーン実施中!
\ CompathyGOバーチャル旅行、はじまりました! /


こんにちは。Compathy MagazineライターのBLUE SKYです。

カナダでは、2018年にマリファナ(大麻)使用や栽培が合法化されました。このニュースを聞いて驚いた人も多いと思います。日本では懲役刑の対象となる犯罪が、なぜカナダでは合法になったのか?疑問に思いますよね。

この記事では、マリファナ合法化の詳細や人々の意見・解禁後の現地の治安などについて説明していきます。日本人旅行者や在住者への注意点もありますので、ぜひ読んで犯罪行為を起こさないように気を付けてください。

 

■目次

1ページ目:カナダの大麻合法化について
 - 大麻合法化/解禁の背景
 - カナダでなぜ大麻合法化がされたのか? その理由
 - マリファナ祭り/マリファナデー(420:フォー・トゥエンティ)

2ページ目:大麻合法化の詳細・注意点
 - 大麻合法化の仕組み(年齢・範囲など)
 - カナダの大麻のお店/値段について
 - 日本人旅行者/在住者の大麻使用は可能?

3ページ目:カナダの大麻合法化への意見・反応・治安状況
 - カナダ国外からの意見(海外からの反応)
 - カナダ国内の反応(賛成派・反対派の意見)
 - 合法化のその後/治安状況に変化があったか?
 - 合法化のメリット/デメリット

4ページ目:あわせて読みたい!カナダの旅行・滞在関連情報
 - 奥深いカナダの文化! 意外と知らないマナーや特徴って?
 - 見逃せないもの満載!カナダの有名なもの特集

 

カナダの大麻合法化について

大麻合法化/解禁の背景

Cannabis Like Butterflies - 2013

 

2018年10月17日に、カナダ全土で大麻が合法化されました。アメリカなど一部エリアで解禁になっている国はありますが、国全体で合法化されたのはウルグアイに続き世界で2国目、G7(7つの主要先進国)では初です。

2001年から医療用マリファナは合法化されていましたが、現在は娯楽目的での使用も罪にはなりません。

2015年の総選挙時に、ジャスティン・トルドー党首が率いるカナダ自由党が「嗜好用マリファナ合法化」を公約に掲げ勝利しました。マリファナ合法化の法案が2018年6月に可決、10月17日から施行されたという経緯です。

健康被害を危惧する医療専門家や、子供がいる家庭からの反発もありましたが、合法化賛成派は「煙草やアルコールよりも低リスク」であると主張し、科学専門誌ネイチャーが掲載した研究結果も引き合いに出しました。

2018年の国の調査によると、2017年にカナダの15〜64歳の490万人が医療目的か否かに関わらずマリファナを使用しており、その内の90%が嗜好目的だったと答えています。ユニセフの調査でも、若年層でマリファナを使用した事のある率が、煙草やお酒の経験率よりも高いと出ていました。

上記のデータからもわかる様に、カナダでは解禁以前から既にマリファナが蔓延していたという背景があり、合法化へのハードルは他国に比べるとそれほど高くありませんでした。
 

カナダでなぜ大麻合法化がされたのか? その理由

Untitled

 

解禁前は全てのマリファナの売り上げは犯罪組織に流れ、一般人がマリファナを通じて犯罪組織と接点を持っていたという点が、今回の合法化を進めたひとつの要因になっています。「合法化により、子供達が簡単にマリファナを手に入れる事ができる状況を変える」とトルドー首相は発言しています。

実際にどの様な結果になるか今の時点ではわかりませんが、上記の様に「マリファナ販売を国がコントロールする事により、若者がマリファナと接する機会を減らす事ができる」というのが賛成派の主張です。

また、国が販売を管理すれば税金を徴収でき、同時に犯罪グループの資金調達手段の一部を断つ事ができます。2017年のマリファナの密輸入総額は3億ドル、密輸出価格は12億ドルという調査結果が出ています。
「国内での闇取引だけでなく、密輸入に関連する犯罪組織を潰し、莫大な税金が国に入ってくるようにもする。」というのも合法化の大きな理由です。
 

マリファナ祭り/マリファナデー(420:フォー・トゥエンティ)

4/20 Vancouver 2015 - by Jeremiah Vandermeer

 

バンクーバーでは、以前から4月20日にダウンタウンの中心地アートギャラリー前に人々が集まり、マリファナ合法化を目指す運動が行われていました。

参加者が毎年増加し続けたので2016年からはサンセットビーチに場所を変更し、次第に抗議運動というよりもお祭りのようなイベントへと変化していきました。ファーマーズマーケットも同時に開催され、2018年には、多くの出店が立ち並ぶ中今までで最多の人々が会場を訪れました。

元々は合法化への抗議運動から始まったイベントなので、2019年以降は行われないと思った人が多かったのですが、主催者はインタビューで「2019年以降も、このイベントを続ける」と話しています。
 

1 2 ... 4
今ならおトクなキャンペーン実施中!
\ CompathyGOバーチャル旅行、はじまりました! /


BLUE SKY(カナダ現地在住ライター)

BLUE SKY(カナダ現地在住ライター)

旅行が好きで、55ヵ国以上への渡航歴があります。ヨーロッパ周遊バックパッカーの旅・超豪華アメリカ・ヨーロッパ旅行・ダイビング・カリビアンクルーズ他色々な体験をしました。現在はカナダ在住で、北米とヨーロッパを中心に旅行しています。カナダ横断ロングドライブ・ロサンゼルス~バンクーバー北米西海岸縦断ドライブにも 挑戦しました。旅行の素晴らしさを、多くの方々に知ってもらいたくて執筆しています。



関連する旅行カテゴリ

# カナダのエンターテイメント # カナダの文化 # カナダ # カナダの観光

関連する旅行記事