
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスとその近郊で絶対に外せないおすすめの観光名所

ヨーロッパからの移民によって栄えたブエノスアイレスは「南米のパリ」とも称される美しい街並みが特徴。エリアごとに異なる趣があるのも魅力の一つです。ブエノスアイレスの歴史や文化に触れて街歩きを楽しみましょう。
サッカースタジアム見学:名門サッカーチームのスタジアムでアルゼンチンのサッカー熱に触れる
アルゼンチンの国民的スポーツといえばサッカー。1部リーグのスーペルリーガ・アルヘンティーナでは28のチームで勝敗が競われています。
ブエノスアイレスにはいくつかのチームが本拠を置いており、なかでもディエゴ・マラドーナがかつて所属したボカ・ジュニアーズや、リーベル・プレートが知られています。
ボカ・ジュニアーズの本拠地である「ラ・ボンボネーラ」や、リーベル・プレートの本拠地である「エル・モヌメンタル」を見学するツアーは観光客に大人気。スタジアムの近くにはそれぞれのチームの功績を讃える博物館もあり、サッカー好きには見逃せないでしょう。
■スポット情報:ラ・ボンボネーラ(La Bombonera) 住所:Brandsen 805, 1161 CABA, アルゼンチン 電話番号:011 43094700 公式・参考サイト:ラ・ボンボネーラ Googleマップ:ラ・ボンボネーラ
■スポット情報:エル・モヌメンタル(Estadio Antonio Vespucio Liberti) 住所:Av. Pres. Figueroa Alcorta 7597, 1424 CABA, アルゼンチン 電話番号:+54 11 4789-1200 公式・参考サイト:Estadio Antonio Vespucio Liberti Googleマップ:Estadio Antonio Vespucio Liberti
アルゼンチン国立美術館:中世以降の有名画家の名画がズラリと揃う
1896年の開館。1万2000点以上を収蔵し、3フロアに39の展示ホールを設けています。
中世から20世紀にかけての美術品が充実しており、エル・グレコやゴヤ、ミレー、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソなど名だたる画家の作品が並びます。
中でも見逃せないのは、クールベの『海』やゴーギャンの『ブルターニュの水浴』、モネの『アルジャントゥイユの橋』、ピカソの『横たわる女』など。また、アンデスの美術品などプレヒスパニックアートやアジアの古代美術も見ることができます。
■スポット情報:アルゼンチン国立美術館(Museo Nacional de Bellas Artes) 住所:Av. del Libertador 1473, Buenos Aires, アルゼンチン 電話番号:011 52889900 営業時間:11:00~20:00 (火曜、 水曜、 木曜、 金曜)、 10:00~20:00 (土曜、 日曜) 定休日:月曜 公式・参考サイト:アルゼンチン国立美術館 Googleマップ:アルゼンチン国立美術館
コロン劇場(テアトロ・コロン):内部見学だけでもしたい世界の三大劇場の一つ
1907年に完成し、翌年にこけら落とし公演が行われたアルゼンチンを代表する劇場。ミラノのスカラ座、パリのオペラ座と並び、世界の三大劇場の一つに数えられ、マリア・カラスやルチアーノ・パヴァロッティなど著名オペラ歌手もこの劇場の舞台を踏みました。
規模はミラノ座に次いで世界第2位。7階建ての建物で、立ち見を含めて3,000人以上を収容できます。ホールの素晴らしい音響効果は世界的にも有名。天井ドームには巨大なシャンデリアが飾られ、アルゼンチンの芸術家ラウル・ソルディによる壁画で彩られています。
ヨーロッパのシーズンオフとなる5〜11月ともなれば、世界的に有名なオーケストラや歌手の公演が行われます。見学ツアーに参加すれば、公演を見ずとも内部見学は可能です。
■スポット情報:コロン劇場(Teatro Colón) 住所:Cerrito 628, C1010 CABA, アルゼンチン 電話番号:011 43787100 定休日:なし 公式・参考サイト:コロン劇場 Googleマップ:コロン劇場