
インドのIT都市バンガロールとその近郊で訪れたいおすすめ観光スポット18選

バンガロールは気候が穏やかで、インドの歴史や文化を感じさせる観光スポットが点在しています。今回はそんなバンガロールの人気の観光スポットをご紹介します。地下鉄をはじめとする交通手段を乗りこなして観光を楽しみましょう。
こんにちは。Compathy Magazineライターのケドウインマキです。
南インドに位置するカルナータカ州の州都バンガロール。緑豊かな公園や植物園がいくつかあり、それが庭園都市とも言われる所以となっています。
また、マイソール王国を経てイギリスの支配下に入ったこの街には、そんな歴史を感じさせる観光スポットがあります。この記事では、バンガロールとその近郊で絶対に訪れたいスポットをご紹介します。
■目次 1ページ目: バンガロールの観光名所マップ、ほか 2ページ目: 1MGリド・モール、ほか 3ページ目: ヴィダーナ サウダ (政庁ビル)、ほか 4ページ目: カボン公園、ほか 5ページ目: ラールバーグ植物園(ラルバー・ボタニカル・ガーデン)、ほか 6ページ目: バナーガッタ国立公園、ほか 7ページ目: シヴァ寺院、ほか 8ページ目: 【近郊】マイソール宮殿、ほか 9ページ目: ババンガロール(インド)のお土産情報・関連旅行記ブログ、ほか
バンガロールの観光名所マップ
バンガロールの観光名所
ブル寺院:一枚岩から掘り出した雌牛の像が人々の信仰を集める

Photo credit: Marc Smith via flickr cc
ヴィジャヤナガル王国時代の1537年に、バンガロールの創立者であるケンペ・ゴウダ1世によって創建されたヒンドゥー寺院、ブル寺院。いくつもの彫像で飾られたドラヴィダ様式の楼門に圧倒されます。
この寺院の最大の見どころは、一枚岩から掘り出された高さ4.5m、幅6mのナンディ像。ナンディは聖なる牛のこと。シヴァ神の乗り物として知られています。
山腹に位置し、バンガロールの街並みが一望できるのも魅力です。
■スポット情報:ブル寺院 住所:Bull Temple Road, Basavanagudi, Bengaluru, Karnataka 560004 インド 電話番号:080 2667 8777 定休日:なし Googleマップ:ブル寺院
ティプー・スルターン夏宮:マイソールの王が建てた木造2階建ての小さな宮殿
ティプー・スルターン夏宮は1791年建造の宮殿です。当時、この地を治めていたマイソール王国のティプー・スルターン王によって建造されました。
標高900メートルのバンガロールは夏も涼しく、この王宮は夏の離宮として利用されたといわれています。2階建ての木造建築で、柱を多用した造りが特徴。黒を基調にしたインテリアにゴールドの装飾が施され、シックな佇まいに魅せられます。
ちなみに、ティプー・スルターン王はイギリスの植民地化に抵抗し、マイソール戦争を戦った勇敢な王で、イギリスからは「マイソールの虎」と恐れられた人物として知られています。
■スポット情報:ティプー・スルターン夏宮 住所:Albert Victor Road, Chamrajpet, Bengaluru, Karnataka 560018 インド 電話番号:080 2670 6836 営業時間:8:30~17:30 定休日:なし Googleマップ:ティプー・スルターン夏宮