スポーツは世界の共通言語!エチオピアでサッカー観戦

サッカー人気は世界的。アフリカでも多くの国でもサッカーが楽しまれています。今回はアフリカ東部の歴史ある国エチオピアのサッカー事情を紹介します。実際に現地のスタジアムで歴史あるクラブの試合を観戦した体験記です。

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こんにちは。Compathy Magazine ライター、阿佐智です。旅先でスポーツ観戦する人、多いですよね。ヨーロッパサッカーやメジャーリーグベースボールなど世界最高峰のスポーツには、それを見に行くのが目的の旅人も多いです。競技自体がよくわからなくても、スタジアムの風景にはお国柄が表れていて、その場で過ごす時間は貴重な経験になります。

数あるスポーツの中でもサッカーは世界で最も愛されているスポーツの1つで、多くの国にプロリーグがあります。アフリカ各国にもプロリーグがあり、アフリカ選手の身体能力を生かしたプレーは非常に見ごたえがあります。
今回は、エチオピアのサッカーをご紹介いたします。

 

エチオピアン・プレミアリーグ

筆者撮影

 

エチオピアのサッカー

エチオピアのサッカーリーグは3部構成で、その頂点は「エチオピアン・プレミアリーグ」です。1944年に創設され、現在は全国に散らばる16クラブによってリーグ戦が繰り広げられています。クラブ名は「ディレダワ」など本拠地の町の名のほか、「エチオピアン・ブンナ(エチオピアン・コーヒー)」などスポンサー会社の名をとったものがあり、軍や大学のチームも参加しています。

 

エチオピアのサッカーの歴史

世界の多くのサッカーリーグでは、名門チーム中心にリーグ戦が展開されますが、エチオピアにおいては、セント・ギョルギス(セント・ジョージ)がそれにあたります。これまでの71回のリーグ中、優勝回数は実に29回のビッグクラブです。
国内リーグが始まる前の1935年に、イタリア占領下において創立されたこのクラブは、占領への抵抗の象徴となり、エチオピア・ナショナリズムのアイコンとして現在も圧倒的な人気を誇っています。

 

今、エチオピアのサッカーは?

エチオピアは、クラブワールドカップのアフリカチャンピオンとして登場したことはまだありませんが、現在スタジアムを建設する計画などもあり、エチオピア経済の急成長に伴ってサッカークラブの力も整備されれば、近い将来国際戦でかがやかしい結果を残すようになるかもしれません。

 

エチオピアサッカーの聖地、国立競技場でサッカーを観る

筆者撮影

 

国立競技場でサッカーを観る

エチオピアでサッカーを観戦するなら、首都アジスアベバの鉄道駅近くの国立競技場がいいでしょう。収容3万5,000人と、この国最大のスタジアムにはプレミアリーグの3つのチームが本拠を置いています。

私がバスでこの競技場近くを通った時、スタンド周囲に人だかりができていたので下車しました。試合があるらしいので、荷物を持ったまま入場。すでに試合は始まっており、黄色のジャージを身にまとった大勢のサポーターたちはスタンド下のビアホールでビールをあおりながら応援の練習をしています。スタンド自体はガラガラ。聞けば、今行われているのは前座試合とのこと。このあと、「真打ち」の人気チーム、セント・ギョルギスのゲームがあるそうです。

サポーターたちは、バーベキューをむさぼりながらビール片手にすでにご機嫌です。私もご一緒することにました。すっかり出来上がったサポーターたちは、「お前も飲め」とジョッキを次々と手渡してくれます。ビールはもちろん、チームのスポンサー、「セント・ギョルギス」です。おかげで試合開始までに私もすっかり出来上がってしまいました。

 

世界共通、応援の風景

前の試合が終わると、セント・ギョルギスのサポーターたちがスタンドへ上がっていきます。この時点で彼らはすでにエンジン全開です。この国一番の人気チームらしく、メインスタンドはほぼ満員、バックスタンドにもかなり人が入っていました。競技場全体で半分ほどは入っていましたから2万人近くの入りでしょう。

夕方5時ごろに試合は始まりました。サポーターの応援が地鳴りのように聞こえてきます。
応援の風景は世界共通のようで、あの独特のリズムの応援が試合中ひっきりなしに続いていました。旅の途中にふらりと立ち寄ったこともあり、日が沈んだあと宿の心配もありましたので、私は途中退散しましたが、とても楽しいひと時を過ごせました。

 

おわりに

エチオピアナンバーワンの人気チーム、セント・ギョルギスは、現在新球場建設を計画しているとのこと。経済成長を続けるエチオピアの熱気を感じるにはサッカー観戦が一番ではないでしょうか。
もしエチオピアを訪問するなら、できたばかりのトラムに乗って新球場でサッカー観戦などいかがですか。

 

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アジスアベバで年越しをし、新年早々、世界遺産ティアへ。翌日、ウガンダへのフライトでカンパラへ。久々のカンパラは近代都市に変貌していました。

■Compathyログブック(旅行記)ページ
東アフリカ・紛争地を行く4:エチオピア・アジスアベバからウガンダ・カンパラへ

阿佐智

阿佐智

188か国を渡り歩いた放浪人。残りは非承認国家含めて11か国。かなり入国困難なところが残っているのが悩み。



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